Part2:作成するパッケージの概要
- ハンドフリーインストール
今回、IEAKを使用する大きな理由は大量のPCにInternet Explorer6SP1を一度に導入することです。
このことからインストールパッケージはウィザード形式ではなく、一度実行したら再起動まで操作する必要のないハンドフリーインストールにします。
- セキュリティパッチ
Internet Explorer6SP1をインストールすると過去にインストールした、MS02-050、MS03-023セキュリティパッチが無効になってしまうことがあります。
そこで、今回のインストールと同時に MS02-050、MS03-023とInternet Explorerの累積的セキュリティ修正プログラムMS04-040を適用します。
- ユーザーインストール
Windows2000やXPではInternet Explorerのインストールには管理者権限が必要です。
企業などでは一般使用者は通常UsersやPower Users権限でコンピュータを使用していますが、この権限のままではInternet
Explorerのインストールができません。
これを User権限からでも実行できるように工夫します。
- ブラウザ設定
Internet Explorerを既定のブラウザとして設定します。
タイトルバーに企業名(今回は"Office Okimoto") を表示します。
ホームページを設定します。(今回はhttp://www.officeokimoto.com)
お気に入りを追加します。(今回はGoogleとOffice
Okimoto)
また、今回は設定しませんが、IEAKプロクシの設定を追加することも可能です。
- Outlook Expressの設定
使用するメールサーバーの設定を行います。(今回はmail.officeokimoto.com)
今回は行いませんが、Outlook Expressのオプションの設定やLDAPサーバーを登録したりできます。
- IEAKではできない追加設定
インターネット一時ファイルのサイズを64MBに設定します。
Outlook Expressの「ウィルスの可能性がある添付ファイルを開いたり保存したりしない」 のチェックを外します。
これらはIEAKのオプションでは設定できませんが、スクリプト等を駆使して設定します。
Part3:IEAKのダウンロードとインストール
それではIEAKのダウンロードとインストールを行ってください。
ここではそれらについて詳しく語りませんが、MSのサイトを参考にして行ってください。
IEAKホーム
インストール方法と基本的なパッケージ作成方法は下記を参考にしてください。
Internet
Explorer 6 のインストールパッケージを作成する
次回からは具体的なパッケージの作成に移ります。
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