歌舞伎初体験です^^; 福岡にも博多座ができたので年に2回ほど歌舞伎が見れるようになったのですが、やっぱり一度歌舞伎座で見ておかないとということで、この時のメインのMAXのツアーファイナルの目前に行ってきました。
正直いって歌舞伎ってこういうものだという思い込みが取れただけでも行って良かったと思いますね。
通常一日二部構成なのが、8月のみ三部構成でいつもより短かったけど、十分感じる事が出来たと思います。
一、あんまと泥棒
ここから根本的に歌舞伎のイメージと違いましたね。歌舞伎って古い言葉遣いでやるものと思い込んでいたんですけど、これはそうではなかったですね。
けっこう、わかりやすい普通のセリフで、二人しか登場人物はいない劇だったけど、けちな秀の市と結構気の優しい泥棒の対比がおもしろかったです。
・あんま秀の市・・・中村歌昇(萬屋)
・泥棒権太郎・・・中村橋之助(成駒屋)
幕間
歌舞伎座で幕間といえば、食事しかないと思って、そばを食べてきました。ただ、この公演は幕間が25分しかないのと時間が中途半端だったので、予約してるのは自分だけでした<蕎麦屋では。
開演前に予約してたのですが、まさか自分だけとは^^;
二、義経千本桜(川連法眼館の場)
これぞ歌舞伎って感じでしたね。まじで、えっと詳しい事は言えないけど、言い回しとか動きとかがなんか、それっぽかったです。
見所は、二役の勘九郎の早変わりと演じ分けということになるわけですが、あの話し方が狐言葉ってことは説明を聞かないと分からないですね。
えっ、こんなところで声をかけるの?って感じがしないわけではないんですが、これが本当にタイミングが悪いのかというと、何回か見ないとわからないですね。^^;
・佐藤忠信 源九郎狐・・・中村勘九郎(中村屋)
・静御前・・・中村福助(成駒屋)
・亀井六郎・・・市川染五郎(高麗屋)
・駿河次郎・・・中村橋之助(成駒屋)
・源義経・・・坂東八十助(大和屋)
大喜利 三社祭(清元連中)
これまた、歌舞伎座ってのはこんな事もやるんだって思わされましたね^^;
なんて説明して良いのかわからないですが(ってこればっかり)大喜利ってのが曲に合わせて踊る?みたいな形態ってことでも結構びっくりしました。
だって大喜利って「笑点」のイメージが強くて・・・
出演は勘九郎の息子二人でしたね。メインの主役が勘九郎で息子たちで締めということで、中村屋三昧?
・善玉・・・中村勘太郎(中村屋)
・悪玉・・・中村七之助(中村屋)
日時 1999年8月19日(木) 14:45開演
費用 1,680円(三階B席)
座席 三階わ列24番(3階の一番後ろ)