トーキョーN◎VA 2nd. Editionリプレイ 『Shining Sky』

  シーン4:《悪魔》はかく語りき


 さて、廃棄されたデータバンクまでやってきた一行ですが、その扉は堅く閉じられています。ま、廃棄処分にされただけのものですから、
 当然といえば当然なのですが。しかし、一行がもっとそばに寄ろうとしたとき、……。
R:さて、君らが扉に近づくとな、扉が開くぞ。
アゲハ:(真顔で)自動ドア。……そんなわけないか(笑)。
七枷:(額を押さえながら)……まあ、それはともかくとして、どうします?行きますか?
ルーファス:罠と見るべきかな……、おい、ニューロ(笑)。
アゲハ:(伏せていた顔を上げて)え?何?もう用事は済んだのかと思ってた(笑)。
日月:そんなことないですわ。アゲハさんはどう思います?
アゲハ:……罠だね。
ルーファス:その根拠は?
アゲハ:ない(キッパリ)。……だって罠でないわけないじゃない(笑)。
一同(ルーラーも含めて):ハァ(ため息)。
R:そろそろ、いいかい?あのだね、扉の方から声がする。
扉の声/R:ブランチ様と用心棒の二名様ですね。どうぞお入りください。
アゲハ:やっぱり罠だ(笑)。
ルーファス:だから、その根拠はどこなんだ(笑)!

 さんざん悩んだあげく、ブランチ(おそらくニューロ)+用心棒二名の計三名しか入れないことと、闇零がだだをこねた(笑)ので、中に入る
 (わざわざ罠にかかりに行くとも言う)事にしたのは、アゲハと七枷とルーファスの三人でした。
R:えー、君らが入ると扉が閉じて、また開く(笑)。
一同:はい?
R:で、もう一回。
扉の声/R:ブランチ様と用心棒の二名様ですね。どうぞお入りください。
アゲハ:それって私の後ろだよね……見えてていい?
R:ああ、いいよ。
アゲハ:それじゃあ、(残っている三人に)おいでおいでする。
日月:どうします?
幻霊:いやー、どーしましょうか(笑)。
闇零:俺は嫌だーっ(笑)。
アゲハ:(ムッとして)二人とも連れ込んでしまいなさい。
闇零:(日月と幻霊に押さえ込まれながら)嫌だーっ(泣)、離せーっ(叫)。
ルーファス:(闇零に向かって)うるさいっ(怒)。……さて、どなんするかね?
アゲハ:待っていればいいと思うよ。
七枷:は?

R:とかやってると前方から三人の人間が現れる。真ん中だけ少年で、後は青年ぐらい。三人とも男  だよ。
アゲハ:ほら(笑)。
ルーファス:ほらじゃないだろう(嘆)。で、見覚えは?
R:一部の人間同士であるよ。えーと、アゲハは真ん中の少年、闇零ちゃんと七枷と日月さんは左の男、ルーファスは右の男。
アゲハ:(真ん中の少年に)誰?
ブランチ/R:あれ、アゲハお姉ちゃんじゃないか。……てっきり水城あたりが……。
水城:(突然)呼んだか?
一同:呼んでない、呼んでない(笑)。
ブランチ/R:と、とにかくこのディスクが欲しければ、僕と勝負だよ!
七枷:(闇零に)誰か共通の友人っていましたっけ?
闇零:(考え込んでいる)……水城か(笑)?
サラマンダー/R:おいてめえら、俺様のことを水城なんぞと間違えるとは……。ゆるさんっ、勝負だぁっ!
七枷:お前……。
サラマンダー/R:ん?何だ?
七枷:誰(笑)?
一同:(爆笑)
サラマンダー/R:だぁーっ(泣)

ルーファス:最後は……私か。
アルファ/R:久しぶり……とでも言っておきましょうか、ルーファスさん。
ルーファス:私はお前なんぞ知らん。
アルファ/R:(微笑みながら)まあ、いいでしょう。私の名前はアルファ。それだけ覚えておいて下されば結構です。
R:とゆー訳で、アゲハとブランチでどっちが有利になるか対決だ。
アゲハ:う゛ー、カードも報酬点もないーっ。
闇零:少し貸してやるから、な(となぐさめる)。
アゲハ:あう゛っ、そんでも足んないっっ。
七枷:電脳神[デウス・エクス・マキナ]使ったら?
アゲハ:あれはね、先に使った方が負けなんだよー。だからっ、(皆に)ごめんねーっ(泣)。
ルーファス:かまわんさ(苦笑)。さて、そっちの行動は?
ブランチ/R:サラマンダー、アルファさん、約束どうりにするよっ。
R:って言った途端七枷とサラマンダー、ルーファスとアルファが消えるよ。
アゲハ:ほえ?

サラマンダー/R:(七枷に)俺とサシで勝負だ!
七枷:はあ、まぁいいですけどね。

アルファ/R:(ただ微笑んでいる)
ルーファス:何がおかしい?
アルファ/R:(微笑みながら)別に。
R:とか言いながら消える。

アゲハ:ふにゃあ(泣)。みんなーっ(泣)
ブランチ/R:さて、アゲハお姉ちゃん……僕と勝負だよ。
日月:お二人の方はどうしましょう?
R:神業の援護のみOKだよ。
闇零:だと思った。外の体の方はがら空きじゃねえか?
アゲハ:ナイス!それじゃあ闇零ちゃん、言ってきてくれる?
闇零:(やった、ここから出られる・笑)もちろん。
アゲハ:それじゃあ、外に出る道は……。
幻霊:そんな事しなくても、外にいる人に頼んで、ワイア&ワイア引き抜いて貰えばいいんですよ。
アゲハ:あ、そうか。
日月:すごいですわ!
R:わかりました。それじゃあ、闇零ちゃんはしばらくお休みな。
闇零:ほいな。
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