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11霊的な人達に最も大切な事 (2000/06/23)


 これからの時代は、やはり、霊魂を知る事が一番大切だと思います。
  死後の世界や霊魂の実在を信じる人達にとって、今後、一番知らねばならない事は何でしょうか。


 それは、霊的な技術や仕組みです。

  霊魂の事は残念ながら、今の科学では解明できそうにありません。したがって、科学のような断定的な説明の仕方ができません。それでも、信じる人達は、この霊的な技術や仕組みによって、体験的に理解できるものです。
  
  そうした観点から見ると、今知るべき事は、人生訓よりもむしろ霊的な技術や仕組みであると言えます。

  人生訓はイエスやシャカ、その他大勢の偉い方々が言葉を残しておられます。
  日本の宗教団体でも高度な教えは数多い事でしょう。神や仏を信じなくても、生き方を学ぶだけなら、偉い宗教家の先生の書物も多数あります。
  ところが、それでも人は必ずしも幸福にはなれませんし、霊的な進歩にも至れません。 
  それは何故でしょうか。
  幸福という問題は、主観的な要素が強いので客観的には判断しにくいという点があります。第三者がとやかく言いにくいと言えましょう。

  しかし、霊的な進歩には客観性があります。 

  幽体の質や幽体のオーラ、その他の霊的身体の質とオーラを見れば進歩の度合いを判断する事が可能なのです。

  こうした視点から見ますと、立派な人生訓や教えを受けているであろう方々の霊的な進歩がそれ程高くない、いや、かえって、一般の人よりも低い場合があるのです。
  つまり、宗教団体に入っている人の場合で言えば、高度な教えを日々実践していらっしゃるのでしょうが、その教団で行なっている宗教的な作法が、霊的な視点から見て良い作法ではないために、意識の低い霊魂の関与を受けてしまっている人達がいるのです。
  そうなると、いかに立派な教えを受け、日々、愛の心を考え、実践しようとしていても、霊的な成長が得られないばかりか、逆に幽体が不調になり、結果として、その人の守護霊から遠ざかってしまっていることが多いのです。
 また、宗教団体には入らず、本などを読んで、霊的、宗教的な人生訓を実践している方にも同様の事が言えます。

  頭では高級な霊的存在を念じてみても、人は急に想念の質が上がるわけではありませんから、最初のうちはこれまでと同様の想念の質しか持っていないのです。そのため、最初から高級な霊魂に思いが届くわけではありません。これが霊魂の世界の法則なのです。

  そうなりますと、本人は高級な人生訓や教えを読んでいるつもりでいても、側には意識の低い霊魂が来ている場合があり、霊的になればなるほど、かえって、質の低い霊魂に関与されるという場合もあるのです。

  大変立派な教えを読んでいらしゃっても、実際には他の人に低い幽気を発してしまうという事にもなります。また、無意識的に、他の人を傷つけるような言動が多くなり、敵を作ってはその念を自分が受けてしまい、結果として、幽体がボロボロになってしまういう事も珍しくありません。こうなりますと、他界後も上の世界には行けませんし、霊的にもむしろ退歩してしまいます。

  実際には、低い霊魂に関与されなくても、他の人を知らないうちに傷つけるのが人間です。それを考えると、低い霊魂の関与を受けて、知らないうちに、他の人に攻撃的な幽気を発しているのでは、何のための教えなのか分からなくなってしまいます。

  したがいまして、一番大事なのは、まず、宗教的、霊的な作法や修行、儀式等の霊的分析、あるいは、意識の低い霊魂が関与する仕組みの解明、こうした事が何よりも大事なのです。

  単に、愛の思いを発したから低い霊魂が来ない、といった単純な考えを信じていては、いつまで経っても、霊魂による憑依はなくなりません。
  いくら、表面の心が愛を考えていても、幽体が肉体からずれていれば、霊魂は喜んで身体内に侵入して来てしまうのです。

 今、大切な事、それは、教えよりもむしろ、霊魂の実際的な作用を知る事なのです。法則や事実を知った上で、生き方を語るべきなのです。

 もちろん、その前提の上で、霊的トレーニングが大切な事は言うまでもありません。


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