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17.幼児の死後は? (00.10.27)

Q.


子供(特に乳児、幼児など)が死んだ場合はどうなるのでしょうか?
また、堕胎した胎児、流産した胎児はどうなるのでしょうか?
死後の世界についての理解力もないと思うのですが…。
A.
















































子供の場合も、原則として、大人と同様に考えて間違いありません。

心霊研究を行なっている方の中には、小さい子供は皆、死後の世界で特別に保護されて幸せになる、と言っている人もいるそうですが、実際にはそうでもないようです。大人であれ、子供であれ、死んだ時点での幽的な状態がその人の死後の世界の行き先を決めるからです。それまでの人生における積み重ねとして、幽的な状態が良ければ、その状態に相応しい世界へ旅立つことができますし、そうでなければそうでない世界へと旅立つことになります。

仮に、2、3歳の子供が死んだとします。親としては、小さい子供ですから、せめて死後は良い世界へ旅立って欲しいと考えます。ですが、その子供の幽的な状態が悪い場合はそうは行きません。つまり、子供の幽体の霊的な質があまり良くなく、良いオーラが幽体から出ていない、という子供の場合は、大人と同様で、残念ながら、そのこの守護霊や指導霊からうまく見えません。そのために、死んだ時に守護霊からの援助がきません。そうなりますと、霊的世界の法則によって、そのこの幽体がもっともすごしやすい、そのこの過ごしやすい世界に吸い込まれるように入ってしまうようです。ですから、大人であろうと、子供であろうと、関係なく、ここによって、全て事情が異なるということができます。大勢の子供たちの中には、僅か2、3歳であっても、悪い霊魂に影響されたり、肉体内に侵入されているような子供もいるそうです。そうなりますと、そうした子供達は決して良い幽体や良い幽体オーラをしていません。ですから、その状態で死ねば、残念ながら望ましい世界へ旅立つことはできないようです。

ただし、小さいお子さんを亡くされた方々に安心していただきたいのは、子供は死後の世界に対して何の理解力もありませんが、それでも、大人よりはむしろ、死後の世界に適応力が高い、という傾向があるということです。

なぜかと申しますと、地上の社会では生きるために食物が必要です。食事をするためには仕事をしなければなりませんので、小さい子供は1人では生きられません。ところが、死後の世界は物質の世界ではないので、食物を必要としません。(参考: 死後の世界の生活-2.幽界での食べ物)そのため、仮に独りぼっちになっても、とりあえず、不自由なく生きられるのです。ですから、新しい環境に慣れるにしたがい、意識も成長します。そして、意識が成長しますと、幽体という身体はその意識に強い影響を受けますので、子供は地上で年齢を重ねるがごとしに自然に成長して行く場合が多いようです。ですので、不幸にして小さなお子さんを亡くされたご両親は心配しなくても良いようです。

また、地上に生を見ない胎児の場合にも同じことが言えます。いったん、生命として生き始めると、地上に出る前であっても、小さいながらも、意識もありますし、幽体もあります。ですから、そのまま他界した場合は、その状態で死後の世界へ入ることになります。しかし、この場合も同じで、胎児は何の栄養も必要としません。その上、その胎児の幽体に適した世界にいます。ですから、まずほとんどの場合、少しずつでも成長し、独立した生命体として育つことができるようです。そういった意味では、それほど心配はいりません。

ですが、この場合も、幼児、乳児と同様で、他界後の幽的状況次第で、個々に、さまざまな運命を辿ることになります。胎児によっては、母親自体が霊魂に悪い影響を受けているために悪影響をすでに受けているケースがあります。そうした場合は、もちろん、幽的に不調な胎児ですので、そのまま他界すれば、あまり良い未来が待っているとは言えません。したがいまして、幼児であれ、胎児であれ、死後の世界での幸福は、大人と同様で、それまでの人生における積み重ねとしての幽体や幽体オーラ、幽的な質などが問題になると言えましょう。

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