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霊に関する総合知識サイト 霊をさぐる |
7、霊と人との関係
問
霊は人とどのように関わっているのですか。
答
霊にも大別して二種類があります。一つは死後の世界から戻って来て、人間に干渉したり、人間の世界をうろつく未成長な霊魂で、もう一種類は霊魂の世界でも上方から人間を指導したいという趣旨で降りて来る霊魂です。
前者はそれぞれに考えがあり、また事情も異なり、個々に聞いてみないと深いところは分かりません。一方、後者は地上の人間にとって、先輩、あるいは先生の立場に当たる霊魂達で、何か役に立ちたいと考えて降りてきます。
したがって、人間は前者とはあまり関わらない方が無難です。悪い事をする霊魂も多く、霊を見えない人間にとって、恐ろしい存在になることがあります。
後者は人間にはありがたい存在です。しかしながら、彼らは霊魂として成長しているだけに、その分、地上の人間とは交流が難しく、人間の分からないところで、いろいろな事をしてくれているようですが、双方のコミュニケーションがとりにくく、なかなか存在の意味を見出だせない事さえあります。
問
前者はいわゆる憑依したりする霊魂ですね。
答
いろいろな霊魂がいます。もちろん、中にはそういった霊魂もいます。
問
後者の、高級な霊魂はなかなか人間と交流できないようですが、それでも誰にでも来てくれるのでしょうか。
答
普通は人間が地上に生まれる頃、1人は担当してくれるようです。しかし、なかなか交流できないようで、他の人の指導に回る霊魂もいるようです。
問
それでは、なるべく全員に、指導的な霊魂が担当するよう割り当てたり決定したりする霊魂が必要になりませんか。
答
そういうことです。霊魂の世界でも成長した霊魂の世界ではきちんとした指示によって、地上に霊魂が降りています。そうでなければ、生まれた時からほとんどの人の指導を霊魂が担当するということはできません。これは、世界中の人に共通の事です。ということは、高級な霊魂達は地球全体を視野に入れるような、霊魂達の大きな集団による意図を反映して地上に降りているのです。
問
それでは、人間は高級な霊魂達の集団の指導下にあるのですか。
答
それは、理想ですが、人間の自由意思はそれを望んでいないことが多いのです。そのため、現実にはそうでもありません。
問
人間は、霊魂として長く生きる、という意味から見れば、幼児のような存在だと言われています。それでも、自由意思があるので、親や先生の意思を無視することもできるわけですね。
答
簡単に言えばそうです。人間であれ、意識の低い霊魂であれ、成長した霊魂であれ、それぞれ別の個性で同じ権利があります。それぞれの自由は尊重されねばなりません。高級な霊魂に従わねばならない義務はありません。
ただし、そうはいっても、幼稚園児が川に落ちそうになれば、助けたいと思うのが先生です。できれば強引にでも助けたいのが本音です。ところが、霊魂の世界と地上の世界では法則が異なっています。同じ次元で話をすることができません。そのために、人間の側が、助けられ得る状況を作ってくれないことには、助けることができないのです。
そのために、高級霊魂は彼らの意思を伝え得る霊的な特殊性を所持した人間が現れると、その意思を伝えようとします。
しかし、それは容易なことではありません。なぜなら、彼らは地上の言葉を話さないので、それを地上に表現する時には、媒体となる人の脳に影響されるのです。その結果、霊魂の主張が正しく表現されることはなかなかないのです。
問
人間は意識の低い霊魂の方により影響されやすいのでしょうか。
答
そうです。他界して間もない霊魂ほど、人間には霊的な質が近いので、どうしても人は、そのような意識の低い霊魂の影響を受けやすいのです。
問
分かりました。