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に関するQ&A

、霊の世界の分類 (2000/05/31)


 霊が住む世界を、「○○界」という風に、いろいろと分類している本がありますが、それは正しいのでしょうか。

 正しいとも、間違いとも言えません。

 なぜかと言いますと、本を書いている方によって、様々な名前が付けられてはいるのですが、実際には、霊魂の世界の中のどの世界を指しているのかが、はっきりしないのです。 

 これはちょうど、地上で言えば、日本の中にはすでに数多くの県や市町村がありますが、日本に一度も来たことのない外国の方が、あえて、日本をいくつかに分類なさっているようなものです。

 いつ、日本を見たのかは知りませんが、なぜか、日本をいくつかに分類し、名前を付けておられます。すると、中には、根拠がまるで分からないものがあります。

 けれども、全てが全て、根拠のない分類とは限りません。

 たとえば、西洋でも日本でも、かつては実際に、「霊媒」という霊的な能力者を使って、霊魂から通信を得る、という実験を行なっていました。この場合は実際に霊魂に聞いた事を前提としていますので、正しい可能性があります。

 ところが、霊媒実験から得られる通信というものは、実は、どれもが同じ結論ではないのです。通信によって、異なる事を言っている方が普通です。

 ということは、通信に間違いがある事になります。
 霊魂の世界に関してもそうですが、他の事柄に関しても、まちまちな通信を送ってきます。どれかが正しければどれかが間違っていることになります。
 もっとも、通信してくる霊魂によって、何でも知っている霊魂もいれば、そうでもない霊魂もいるとも言えますので、ある事に関する通信の中で1つが正しければ、他の通信は全て間違い、というような即断もできません。

 霊媒実験で得られた通信ですら、どれが正しいかは断定できないのですから、宗教家や霊能力者の方々の霊感による考えや、夢で霊界を見たという話、そして、古い宗教聖典の記述などを含めた上で判断するにしても、どれが正しいかは、客観的には断定できないものです。
 そうしますと、後はどの説を信じるのか、という事になってしまいます。

 当HPとしましては、「霊魂学」を最も信憑性の高い霊学と考えていますので、当然のことですが、「水波霊魂学」の説を主張しています。

 ただ、用語に関しては、これまでの歴史において、真面目に霊媒実験を行なってきた霊媒、研究者、霊魂達の努力に敬意を表し、なるべく、その中で使われた用語を使用しています。実際、ある程度、共通の用語を採用しませんと、誰かと霊に関する建設的な話をするにしても、双方の意図することがお互いに分からないことになってしまいます。そのため、先人の実績は尊重しています。

 そうは言いましても、科学と同様で、時代と共に新しい発見があり、まさに通例のとおりですが、過去の説を否定せざるを得なくなる事柄が出現してくるのも現実なのです。

 結局、霊魂学の深まりと共に、用語も独自の意味付けをせざるをえなくなりつつあります。
 水波師への霊魂からの通信によれば、霊魂の世界は細かく分けると無数に分けられるので、分類の仕方によっては、どのようにでも分けられるのだそうです。また、ある方が「神界」と規定された世界も、霊魂により、実は「幽界の上層部」である、と規定されるような事も起こってきています。

 水波霊魂学では、霊魂が実際に教えてくれた、霊魂しか知り得ない事柄を、できるだけ大勢の方に知っていただきたいと考えております。

 が、それとは裏腹に、なぜか人間は、その人の霊的な段階に応じて、それに相応しい霊的真実を示された方が、霊的に成長しやすいのだそうです。

 求める方が多くなればなるほど、その分、霊魂方も力を降ろして下さいます。

 求める方々が更に多くなる事を願ってやみません。


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