Q7

何事も平凡に経験して、特に悪い事もせず、これといって善い事もせずに生きて、他界した人は、人に恨まれることも少ないと思いますが、こんな人はどうなりますか。



























霊的、宗教的な事を信じる人と、信じない人とで異なります。

また、一口に「平凡」と言っても、実際には個々に違う人生があります。

それでも、あえて、「一般的に」言うとすれば、不思議に思われるかもしれませんが、霊的な事を信じない人の場合は、上の世界に入る可能性はあまりありません。

なぜかと言いますと、まず第一に、死後の世界などあるはずがない、と思い込んでいる人達の多くは、死んだ時に、たとえば、幸いにも、導こうとする善意の霊魂に来てもらえた人でも、それに素直に従う人は非常に少ないからなのだそうです。そのような人は、あとから悪い霊魂に狙われる可能性も出てきます。

また、地上に生きている頃に霊的な環境に身をおいていませんので、霊的に上の方の「気」と接する機会がありません。

文明人から「原始的だ」と言われる人達が、魔術師とか祈祷師とか呼ばれる人を中心に、神を祭る儀式をしているのを笑う人がいます。けれども、人間は、そうした行為をして高級霊魂と知らないうちに接触し、高級な気と接してきたのです。

つまり、そうした未開な人達は現代でも、死後は上の世界に入れる可能性が高く、文明人はその逆なのです。

現代人は、残念ながら、平凡に暮らしていると、死後は辛い思いをする可能性が高いのです。

現代の宗教団体はうそつきでも、人間には、霊的、宗教的儀式が必要なのです。

(2000.10.09)



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