(00.11.26)

 

このシリーズでは、霊的トレーニングの指導霊団の方々の指示で活動中の
繁勝さんに、続けて登場していただきます。

 

  

霊魂

 

私は霊的トレーニングの指導霊団の方々のご指示で活動しています。
今回は分かる範囲でお答えします。

 

 

まず、地上の人間の真の救いについて教えていただけますでしょうか。

霊魂












 

一口で言えば、人が霊魂になった時に進歩向上できるようになることが救いと言えます。

人は地上に生まれて様々な人生を送ります。それがどんな人生であろうと人間の自由です。 ですから、原則としては、上層の世界にいる霊魂が、そうしたことに干渉することはありません。

人はどのように生きようと神様に怒られたりもしないし、逆に褒められたりすることもないのです。

つまり、どのように生きても良いけれども、霊魂となってからは上の方の世界に行けるようになっていないと、その後は不幸になってしまうので、とにかく上の方向に向かっていることが救いを得る基本だということです。



 

細かい事はいろいろあるのでしょうが、とにかく、他界後に下の世界に入ってしまうと、大変な不幸になってしまうので、何をおいても下の世界には入って欲しくないということですね。

霊魂




 

 

そうです。とにかく、比較的上の方に入ることが出来れば、その後はそこで学んでいけば良いということです。

下の世界で悪い霊魂の目に止まると、なかなか上には登って来られなくなります。そうなってしまいますと、何百年経っても苦しみの連続というような生活になる場合があります。

 

 

 

 

 

それでは、人類にとっての真の救いは地上の幸福ではないということですか。

 

 

霊魂








 

 

もちろんです。地上の人生は大切です。ですが、どんなに長く生きても百年です。それ以上は生きられません。それに引きかえ、霊魂の世界での生活は終わりがありません。不幸になると逃げ場がないのです。

地上のあらゆる不幸からは死ねば逃げられます。ところが、霊魂の世界の不幸はいつまでたっても果てしなく続くのです。終わりのない苦しみを背負ったまま、死ぬこともできないのです。

何はなくとも、とにかく下の世界に落ちないことが必要なのです。

 



 

このHPでは、死後、上の世界へ行けるように、「神伝鎮魂法」という霊的トレーニングを薦めています。

 

霊魂




 

私はその神伝鎮魂法の指導霊の方々に仕えていますので、それに関しては自信を持ってお薦めします。

地上には他の方法もあろうかと思いますが、幽体を直接的に成長強化させるために作成されたトレーニングを、私は他に知りません。


 

 


とにかく、神伝の法に尽きると私は確信していますが。

 

霊魂





 

 

当然です。

悟りを求めるのも即身成仏を求めるのも結構ですが、とりあえず、死後、上の世界に入るためには、何をおいても幽体を強化しないことには話になりません。

そのためには、神伝の法に勝るものはありません。

 





 

 

私達が話をすると、お互いに神伝の法の指導に関わっていますので、立場上、単に神伝の法に宣伝になってしまいます。

ここでは、個々の人間の救いよりも、人類全体の救いについて語っていただきたいと思います。

 

霊魂













 

 

分かりました。

結局のところ、人類はどのような人生を送っても自由なのですから、地上に生きている間に、最低でも、幽体を強化成長させ、更には意識の奥に潜在している未熟な部分を改善し、かつ、高貴な部分を蘇らせておいてほしいわけです。

こうなれば、人間としては申し分ありません。地上に生まれてきた価値があったということになります。

それには、私達の立場としては、我田引水になっても、神伝の法の実習を世界中の人達に行なって欲しいということになるのです。

ですが、これは、あくまでも理想を話しているにすぎません。理想はあくまでも目指すものであって、目の前の目的ではありません。

 

 

 

どういうことですか。

 

霊魂








 

 

地上の人達が神伝の法を行なうとしても、世界中の人達の過半数が行なうとは考えにくいということです。

なぜなら、人間は普通、自分の利益になることを神に祈ったり、苦しんでいる時に宗教を求めることはあっても、真実を求めるという気持ちから修行を行なうということはあまりないからです。

ですから、私達としては地上の人類全体を救えるとは考えていません。もちろん、全体を救いたいとは思っています。ですが、まるで現実的ではありません。

 

 

 

霊魂学だけが世界に広まるという可能性についてはどうですか。

 

霊魂

 

それは、大変良いことです。ですが、それにともなって神伝の法が広まらなければ、知識だけですので、救いという意味では、それほどの成果は期待できません。

 

 

それでは、神伝の法が広まらなければ救いはないと考えて良いのですか。

霊魂








 

本当はその通りです。

そして、神伝の法のためには、「霊的なアンテナ」、つまり「中心」が必要なのです。中心がないと力が発揮されません。そのため、中心になる会がどうしても必要なのです。ですが、人々は1つの宗教団体が過度に巨大化することを望みません。

これでは、まず、世界中の人達が実習するということはないでしょう。私達はそれが分かっていますので、別の手段も考えているのです。

 

それは何ですか。

霊魂

 

一方的に救うのです。

 

と言いますと。

霊魂

 














 

つまり、人類は長い間に自分達の行為の結果としての不幸を作ってきました。それが人類の霊的な進歩を疎外してきたことは事実です。

それを解消するのに役立つ修行法もありました。しかし、それを実習する人も少なく、今、霊魂の世界には広大な苦しみの世界ができてしまったのです。

人類を絶滅させたとしても、霊的なカルマという問題があるので、絶滅させることもなかなかできません。かといって、その霊的カルマを解消するための神伝禊法を実習する人達もそれほどは増えません。

これでは、人類は霊魂の世界に不幸をもたらすだけの存在になってしまいます。

ですから、高級霊魂方の考えとしては、何としても霊的な修行法を実習してほしいと考える一方、別の手段も考えておられるのです。

 

具体的に教えてください。

霊魂

 

 

地上という所が、高級霊魂よりも人間に権限があるのなら、地上の人間の権限で、救う人と救わない人を勝手に決めてしまうのです。

 

 

話が難しくなりました。長くなりましたので、続きは次回にお願いします。