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霊をさぐるためには?

霊的な生き方とは


7 霊的生命体としての生き方

 人間という霊的な生命体は、どうしたわけか物質の世界に生まれてしまいました。その経緯につきましては、霊魂通信をお読みいただくとして、とにかく私達は今この世界に生まれています。では、どう生きれば良いのでしょうか。

 ただ心を磨く為に生きているのではないとしたら、何をすべきなのでしょうか。霊魂学を指導してくださる霊魂方によれば、まず、第一は死後の世界で苦しまずに済むようにしてほしいという事です。人には個性がありますし、自由があります。ですから基本的には自由に生きれば良いのですが、結果として、死後、下の世界に落ちては大変だという事です。まず、それだけは考えてほしいそうです。

 死後の世界は、下に落ちると、私達が想像する以上に苦しむ場合があるそうです。その苦しみを考えれば、まずは、下がらない為の対策がいるという事でしょう。

<対策>
 まず、死後の世界で上に上れるに相応しい幽体にしなければなりません。そのためには、他の人から呪いのような強い念を受けないようにしなければなりません。ですが、人は勘違いされたり、逆恨みされたりもしますので、多少の念は受けてしまいます。たとえば、霊魂学を広めようとすると、反対する人の念を受ける可能性があります。しかし、そうした事を考えていては、正しい事すら何もできなくなってしまいます。

 誰とでも仲良くできれば良いのですが、多少の念は覚悟しなければなりません。では、どうすれば良いのでしょうか。幽体を強くすれば良いのです。幽体が強く、抵抗力があれば良いのです。肉体は食事をして栄養を取っています。それと同じで、幽体も幽的な栄養を取れば良いのです。そして、肉体には適度な運動が必要です。幽体にも適切な刺激が必要なのです。

 どんなに立派で人生修行ができた方でも、食事をしなければ死んでしまいます。また、運動しなければ不健康になります。幽体も同じなのです。肉体の脳の感情が、笑っていようと、泣いていようと、悟っていようと、いまいと、関係がないのです。

 実は、これだけ知っているだけでも下の世界には落ちないのです。なぜならば、全ては法則に沿ってしか動かないからです。

  高僧でも病気になります。殴られれば肉体は壊れます。幽体も同じなのです。

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