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霊をさぐるためには

霊魂学の主張

悩み編

5 反抗期

  人は誰しも反抗期を経て大人になります。ですから、多少の反抗は仕方がないと思われます。

 ですが、中には仕方がないでは済まされないようなケースもあるようです。家庭内暴力で家具が壊れたり、家族に生傷が絶えない、というような家庭もあるそうです。ここまで来てしまいますと、対処法は簡単ではありません。できれば、そのようになる前に何らかの対処を考えておくべきと言えるでしょう。

 思春期は心の奥から強い衝動が沸いてきます。その衝動は自分では止められない、と言う人も出ます。さんざん暴れてから後で後悔する人もいるそうです。この時期は、心を変えようにも、自分ではどうにもならないという事もあるようです。

 それでも何とかしなければなりません。公的機関や学校に相談しても、埒が明かないのが現実だそうです。病気という診断が下れば、薬で何とかできるのでしょうが、本人が病院に行ってくれなければどうにもなりません。

 ご家族の中には悪い霊魂に憑かれているのではないか、と考えられ、相談して来られる方もいらっしゃいますが、ほとんどの場合は、霊魂よりも、心の中にある、それまでに積み重なった『思い』が衝動となって爆発しているように思えます。

 このような時、事態は心の問題を解決しない限り、改善しにくいのです。ただ時間の経過を待つだけでは、家族が崩壊してしまいかねないご家庭もあるようです。

 そんな時、私達はどのようにアドバイスすれば良いのでしょうか。

 もちろん、霊魂学徒であれば、すぐにでも霊的トレーニングを実習すれば良いと思うことでしょう。ですが、そうも行きません。ほとんどの場合、子供は家族のアドバイスや勧めには耳を傾けてくれないでしょう。

 暴れるご本人からの相談であれば、アドバイスも有効かもしれません。ですが、相談はご家族からのものがほとんどです。ですから、対処が難しいのが現実です。

 除霊を頼まれましても、それは原因が違います。ではどうすれば良いのでしょうか。まず、家の中の質の低い幽気を除去し、霊的な環境を良くする事から始めるしかありません。霊的な環境が悪いと、悪い霊魂や質の低い幽気の影響を受けやすくなるからです。

 霊的な環境が良くなりましたら、一時的にでも対象者のオーラを強くして霊的に高級な力の影響を受けやすくする事を考えねばなりません。そうなれば、意識が少しずつ変化して行きます。

 そのうち、ご本人がご自身を見つめる努力を始められれば、光も見えてきます。

 ところが、現実はとても厳しいものです。家の霊的環境を良くするまではできますが、思春期ともなりますと、自由意思を持つ一人の人間です。その人の意思を無視して勝手にオーラを強くするという事はできないことなのです。高級霊魂になれば、なるほど、個人の自由意思を尊重されます。本人の自由意思が反対を向いているのでは、誰も何も強制できず、何一つ解決できないのです。

 人生には、様々な所に霊的な事柄が影響しています。人々はそれを知らないだけなのです。ですから、どなたであっても霊魂学を勉強され、霊的トレーニングを実習されるべきといえます。

 困った事に最大の壁は人間の自由意思なのです。

 これを前にしては、霊的に高級な力は何もできなくなるのです。

 

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※中学生なりますと、霊魂学を学びたい、と熱心に希望される方がいらっしゃいます。
  中学生の方でも、契山館に入会することは可能です。
  ですが、霊的トレーニングの合宿参加につきましては、宿泊を伴いますので、
  中学生や高校生の方などは、保護者の方の承諾を得た上で、
  参加していただくことになっています。

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(110909)