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霊魂学の主張

悩み編

7 生き方

 人はどう生きれば良いのか、それが最大の悩みだ、と言う人もいるそうです。

 「宗教やスピリチュアリズムの勉強をして、愛の心で善行を実践していても、いつも違和感がある。偽善の感じがしてならない。なぜならば、自分は愛が深いから善を行なっているのではなく、それが宗教的に正しい事だから行なっている。それなのに、ともすると自分を真の善人だと勘違いしてしまう。そんな自分が嫌になった。でも、どうすれば良いのでしょうか。」 そうした悩みを持っている人もいるようです。

 そんな時、霊魂学は言うのです。

 「人は自分を知る事から一歩が始まる。」と。

 自分が善人だと思っているうちは真実を知らない、と言えるでしょう。

 実は心の中には醜い自分が住んでいて、むしろ、そうした部分の方が強いかもしれない、それでも、いえ、だからこそ、それに負けまいと努力している、そうした自分が分かれば、そこから進歩していけば良いのだそうです。

 分からなければ、死ぬまで、自分は善人だ、と信じてしまいます。そして、死後、自分が思っているような高級な世界に入れないことに驚き、戸惑ってしまうのです。

 ですから、霊的な生命体として、自分の心を考えるのであれば、まず、自分自身の心の中を覗いてみる事です。そして、自分の心の実際を探る事から始める必要があります。(「心の鏡」 参照)

 それから、一歩一歩、それを向上させるしかないのです。その時、霊的トレーニングを併用する事が最善であることは言うまでもありません。

(110915)