霊に関する総合知識サイト
 霊をさぐる

霊をさぐるためには

8

このHPの監修者の 『神体』 という著書の中に出てくる 「陸」 はチャーチワード氏の言う   『ムー大陸』   の事でしょうか?
その場合、主張は一致していますか?


8

霊魂通信を著わされた高級霊魂の主張は、チャーチワード氏の主張とは基本的に異なっています。どちらが正しいのかは証明できませんので個々の判断となると思います。

チャーチワード氏の本を読んだのは随分と前ですので、もうほとんど覚えていませんが、確か、チャーチワード氏によりますと、ムーは 『巨大な大陸』 となっていたように思います。             

霊魂通信によれば、ムーは、大陸というよりも、大きな島のようなものと記されています。また、その島の内陸にまで海水路があるような様子が記されています。それを考えますと、実際の陸の面積はかなり少なかったのではないかと思われます。

HP監修者の初期の著書(主に商業出版)は、まだ霊魂通信等が発表されておらず、全く無名でしたので、読者に分かりやすいように配慮するという事で、それまでの霊的分野で頻繁に使われていた用語を使用しています。そのため、ムーに関しましては、チャーチワード氏の用語としてムー大陸を使用しています。

ですが、その後、少しずつ用語を改めておりますので、『大陸』という用語はなるべく使用しないようにしています。ただ、当時、実際に住んでいた人達は、他の陸地よりも文化レベルも高く、『大陸』という言葉に違和感がないように思われます。ですから、当時の用語としては、問題はないかもしれないのですが、霊魂学の主張としては、『大陸』という用語は使用していません。

実際のところ、ムーは今回の大震災のようなレベルの地震や津波、そして、液状化現象が起きると、簡単に壊滅してしまうと思われます。もしかすると、アトランティスもそうした陸なのかもしれませんが、私には分かりません。昔の人達の広さ、大きさの基準ですので、今とは違うかもしれないとも思われます。 

チャーチワード氏の説の評価が高い部分は、アメリカ大陸やアジア大陸に、ムーの文化が伝搬したのではないか、という部分だそうです。その説に信憑性があるという事で、両方の大陸に行けるような大きな陸が考えられたのかもしれません。ですが、船が発達すれば、陸が大きくなくても文化は伝搬しますので、それだけでは大陸説の証明にはなりにくいと思われます。特に最近の地質学は大陸実在説を否定しているそうです。科学は、月日が経つと有力とされていた学説が否定される事がありますので、大陸説を完全否定できるかどうかは私では分かりません。

現時点では、チャーチワード氏の主張するような大陸は非科学的な主張と呼ばれてしまうようです。

実際のところ、科学的な調査は巨大大陸を探しています。ですから、霊魂通信の言う『ムー』とは別の存在について、調査したり否定したりしていると思われます。霊魂通信の言う 『ムー』 は、複数の島の集合体のようなものでしかないようですので、今となっては、残骸を見つける事も難しく、存在を否定する事も難しいというところでしょう。

チャーチワード氏の主張する大陸と、霊魂通信の内容は、 『一人の人の個人名』 が一致しています。『ムー』という陸の名前は現在、地上の世界で使用されている名前ですので、霊魂通信でもそのまま使用されている可能性があります。ですから、同じ陸を指しているようにも思われますが、詳細は一致してはいないようです。ですから、チャーチワード氏によって有名になった 『ムー大陸』 と、霊魂通信の言う 『ムー』 は、別々に考えた方が分かりやすいのかもしれせん。たとえば、昔、日本は外国からは倭国と呼ばれていました。ですが、それでは現代の人にはわかりにくいので、一般には、昔のことであっても、日本という名称で記されています。ですから、『ムー』も、その当時、どのように呼ばれていたかは、霊魂通信には明示されておりません。

詳しくは、 『神体』 を読んでいただきたいと思います。



霊をさぐるためには