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(01.06.29) |
人は霊魂の世界の人間を、「霊」と呼んだり「霊魂」と呼んだりしています。ですが、霊魂学で言う「霊魂」という用語は、「人間の正体の意識の全体」というような意味で用いています。つまり、魂というものの更に本質にある実質というような意味と言えます。
ですから、霊魂学で言う「霊魂」は大変難しく、初心者のためのホームページでは扱いにくいテーマです。
そこで、このページではもっと簡単なテーマとして、魂の姿形について書いてみようと思います。
魂というものは一体どんなものなのでしょうか。
たとえば、魂は、人間の心臓にあるのでしょうか。それとも、頭にあるものなのでしょうか。
実は霊魂学ではこの両方の考えを否定しています。つまり、魂というものは、物質ではないので、物質の肉体の一定の箇所にとどまっているようなものではないらしいのです。
このような話になりますと、どんどん難しくなってしまいます。そこで、魂の姿形についてのみ考えてみることにします。
実は、肉体がなくなっても、肉体と重なった霊魂の身体としての幽体があります。この幽体も肉体と同様、身体ですので、魂ではありません。とすれば、魂は、人間の体のような形はしていないのでした。
その上、どうやら、高貴な霊的身体である「霊体」にも、肉体とは別な意識があるらしいのでした。
つまり、人間の魂はあまりにも巨大、かつ複雑なので、その姿形に関しても、なかなか文字では表わせないのでした。
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