オルレーンとは
 
ベルダインの北方、タラント寄りの湖のほとりにつくられた新しい街である。
なぜこの街ができたのか、それはこの付近に様々な遺跡が発見されたことによる。
これに目をつけた西部諸国の魔術師の学院はここに西部諸国の学院本部を設立することにした。
西部諸国の力を結集することによりオランやオーファンの魔術師ギルドに負けない力を身につけようと考えたのである。
こうして西部諸国魔術師ギルドの本部「象牙の塔」が建設され、その周囲に街が形成されることになった。

冒険者達は遺跡や、それに付随して魔術師ギルドから持ち込まれる依頼を目当てにこの街に集まった。
また出来て間もないこの街ではトラブルも多くそこからも仕事が多く発生する。
魔術師の街であるこの街は冒険者の街でもあるのだ。
 

象牙の塔
 
オルレーンの中心に立つ魔術師の学院。
中心に立つ一つの巨大な塔とそれをとりまく三つのそれよりは小さな塔から構成されすべての塔は渡り廊下で接続されている。
外壁は磨き上げられた白でありそれがこの塔の名前の由来となっている。
三つの塔は、それぞれ、魔術の塔、知識の塔、技術の塔とよばれそれぞれ、魔法の研究(ソーサラーの研究棟)、知識の探求の場(セージの研究棟)、機械技術の研究の場としての役割を果たしている。
中心の塔は真理の塔とよばれ、それぞれの研究を統合し新たな発見や分野の開拓を目指す総合研究施設であり、また研究されたことを日常生活に生かす研究等がおこなわれている。

象牙の塔への入り口は真理の塔のみにあり、ここの一階に受け付けが設置されており、様々なサービスをうけることができる。
ここには冒険者への依頼斡旋所が設置されており冒険者の店としての役割も果たしている。

塔の外は円形の頑丈な高い壁でかこまれており入り口は塔の正面南方の大きな門1つだけである。
壁の中は運動場や庭園になっており自由に利用することができる。
また、学生達の生活する寮が三つ。
そして外来の者が宿泊することができる宿舎が塔を中心として四方に建てられている。
この外来者用宿舎は誰でも利用することができ、そのため塔を利用する冒険者達がここに宿泊することも多い。


オルレーンでの暮らし方(エリアルール)

まずはコンテンツの説明から。
 
このエリアは三つのプレイコンテンツから成り立っています。

「象牙の塔」は日常生活をえがくコンテンツです。ですがサロンコンテンツではなくフリーコンテンツに分類されます。
これはどういうことかというと基本的に従来のサロンコンテンツと同じ形式でプレイを行う形になりますが、このコンテンツの中で突然冒険等のイベントが発生する可能性があり、またそれによって経験点を得る可能性があります(経験点はイベント終了の時点で配布されます。)
また、キャラクターの行動次第で様々なことが起こり得ます。端的にいえばなんらかのアイテムや地位を得ることもあるでしょう、逆にいえば怪我をして、ひどければ死んでしまう可能性もあります。
サロンコンテンツとアドベンチャーコンテンツの融合だと考えるとわかりやすいかもしれません。(とはいえ大部分は日常生活です。)
イベントの発生はある程度事前に発表する予定ではありますが突発的なイベントもあるでしょう。

「学術都市始末記」はアドベンチャーコンテンツです。
オルレーンで起きる様々なシナリオはここで行われます。現在ここではシナリオをおこなってくださるGMを募集しております。
BBSプレイでもIRCプレイでもかまいません。
相談いただければシナリオを開催するための環境はこちらで整えさせていただきます。(サイト提供等)
遠慮なくお申し出ください。

「禁断の扉」もアドベンチャーコンテンツとなります。
こちらではあるテーマを元に複数GMによるキャンペーンシナリオを予定しております。
内容等まだ未定ですが順次発表していく予定ですのでしばらくお待ちください。

順番が逆になりましたがその他のコンテンツについて説明いたします。

「知識の探求者達」はオルレーンで生活するNPC達の紹介コンテンツです。
ここで紹介されるNPC達はこのエリアのどのプレイコンテンツにも登場する可能性があります。
このNPCを使いたい。というGMがおられましたら気軽にご相談ください。というか基本的に利用は全く問題ないのですが一応他のコンテンツとの兼ね合いで矛盾が生じる(この時間は二人のラディックが存在したことになる!!(ズギャーン)といったような)可能性は避けたいための確認作業です。

「学内掲示板」はエリアBBSです。
用途としてエリアからの連絡事項等を伝えていきます。
エリアへの質問、要望等もどんどん行ってくれて結構です。
またその他の用途として参加者のコミュニケーションの場としても自由にご利用いただけます。雑談等なんでもOKです。
日記の相談等もありでしょう。
このエリアに参加する時のよろしくー、他のエリアに移動するときのまたねー、いってきまーす。等の挨拶等気楽におこなってくださるとGM陣もうれしくおもいます。
またここでコンテンツ「象牙の塔」でのイベント参加者募集が行われることもあります。


象牙の塔での暮らし方
 

このコンテンツではツリー式掲示板を用いてプレイを行っていきます。
書き込みのルールはSWWW全体のルールに従ってください。
参加者は基本的に日常生活の只中にいます。
そのつもりで(サロンに参加しているつもりで)書き込みをおこなっていただいてかまいません。
その中でGMがイベントを発生させることがあります。イベントと明確にGMが判断した時点で題名の後ろに(イベント)と書き込まれます。
それに参加すると日常とは少し違う冒険を楽しむことができるでしょう。
そうしたイベントに参加することで経験点やなんらかの報酬を手に入れられる可能性があります。
また日常生活の中でもその行動次第では地位、知識、あるいは物品かもしれません。
そういったものを得られる可能性があります。それを得ることができるかどうかは全てキャラクターの行動により決まります。
なにもせずに得られるものはありません。
もしそれらを得たいと思うのであればいろいろと考え行動してみてください。
GM陣はそれを公正に判断しジャッジを行います。
逆にいえばそのジャッジの結果、なにかを失う危険性もあります。
最悪死亡という可能性も否定はしません。その危険性も忘れないようにプレイしてください。

さて、それでは実際にツリーBBSの使用方法を説明いたします。
まずツリーの建て方。
これは自由に行っていただいてかまいません。
題名には日付(できれば時間も)とその日記の舞台を書き込んでください。
基本的にその舞台でおきたことを日記として書き込んでください。(ただし日記の途中で移動することも可能とします。)
そしてその日記にレスをする形で新しい日記を続けることができます。
これを行うのはこのコンテンツの参加者であれば誰でも自由です。(格闘ゲームの乱入モードといったら理解しやすいでしょうか?)
そうして日記を続けていきます。
基本的にルールとして1つのツリーへの書き込み期間は最初の日記から現実時間で5日、1つのツリーへ書き込み可能な数は9個までとします。

イベントが起きた場合、そのイベント内ではこれらの制限はなくなります。GMの終了宣言が行われるまでは自由に日記を書き込むことが可能です。
そのイベント内でのGMの指示にしたがってください。

またPCだけでなくNPCが日記に登場することもありますのでご期待ください。

日記上でNPC達に会いにいく、そしてPCがイベント中でなければ登場させることも可能です。(イベント中はそのイベントに登場するNPCに関してはGMの管理によって登場します。)
NPC達がどこにいるのか。それは彼らの紹介に明記されています。
いつでもそこにいけば彼らに会うことが出来ます。(ただ真夜中にいってもいるかどうか等そういったことは常識を働かせて判断してください。たまたまいた。ということは可能とします。)
但し例外がありなんらかの都合でそのNPCが出かけている場合もあります。その際は学内掲示板でその旨を報告しますのでそちらの指示にしたがってください。
また、複数の登場場所をもつNPCもいますが、そのどこであれそのNPCに遭遇できたことにしてかまいません。
(みつからないというふうにするのは自由です。(笑))
ただし、ゲーム上の同時刻に二箇所でそのNPCと遭遇するような矛盾が起きないように気をつけてください。
またNPCの言動についてある程度表現することは可能です。
酒場で給仕に食事を出してもらう等、そのキャラクターであればして当然な行動を日記で描写することが可能ということです。
これについてもNPCの紹介にある程度かかれていますのでそちらから読み取り表現してみてください。
 

また日記の舞台は象牙の塔内部であればどこでも可能です。
研究室、講義室、自習室等内部にありそうなものであれば自由に舞台にしてくれてかまいません。
また講義をうけている。導師に教えをうけている、等シチュエーションの設定も認めます。
ただし細かな講義の内容等は描写しないようにしてください(世界観の認識の相異が顕著に表れやすい部分なので)。
 

イベントへの参加方法を説明いたします。
イベントのツリーへレスを返すことがイベントに参加するということになり、これがイベントへの参加表明となります。
ただしエリアBBSで前もってイベントの参加者を募集することもありますしイベントのツリーで参加者の限定等おこなうことがあります。
その度にそのGMの指示に従うようお願いいたします。

またイベントの間中は途中でそのイベントを抜けることはできません。その間、他のツリーに書き込みを行うことは出来ませんしアドベンチャーコンテンツへの参加希望を出すこともできません。
そしてイベントの期間は一週間程度、長くても二週間という目安をもうけておきます。
またイベント開始の時点でイベントに費やされる期間を発表するようにもいたしますのでそちらを参考にしてください。
 

魔術師ギルドへの加入法
魔術師ギルドへの加入は技能としてセージ、ソーサラーを1L以上とっていれば誰にでも可能です。
また、まだ技能はないがとることを目指している。というキャラクターは「見習い」として加入が可能です。
これは自由に設定に加えてくださってかまいません。私塾の生徒であれ魔術師ギルドへの加入は可能です。(但し敢えて未加入である設定も可能です。)
加入した場合は会費として毎年1000ガメル以上をおさめねばなりません。
また授業を受けているとするものは学費として相応のお金を納めねばなりません。
これはPCでも同じ事、額は皆さんのお気持ちや都合におまかせしますが学費を納めているということをお忘れ無きよう(笑)
但し、会費は学費をおさめる義務を免除される制度があります。
即ち「奨学生制度」です。
PCは誰でも「奨学生」であるという設定を付け加えてかまいません。
ただし、裕福な家の出である設定のPCにはこの設定はふさわしくありません。
この制度は学費を支払うことの出来ないが勉強をしたいもののための制度なのです。
しかし学業に励み、成績優秀である。ということであれば裕福な家の出であれ奨学生制度の恩恵にあずかることができるでしょう。
但し奨学生には時折ギルドからなんらかの仕事、義務が課せられる場合があります。
ただより高いものはない。という言葉がしめすように。
また魔術師ギルドへの加入、もしくは塔の学生であるPCは、施設の利用について等様々な恩恵を受けることがあります。
象牙の塔で購入可能な物
食品や装飾品等ゲームの演出に必要な小物類は自由に購入できます。但しある程度それが塔で入手するのにふさわしいか。ありうるのか?考えて購入してください。ありそうなエリアにいって購入する。というのもゲームの1つの楽しみ方です。

完全版P326にかかれている馬類以外のアイテムは真理の塔1階にいるテレジアより購入することが出来ます。
また完全版p323、324、325にかかれている。ダガー、ショートソード、レイピア、サーベル、シミター、ブロードソード、ショートスピア、クォータースタッフ、ショートボウ、ロングボウ、アロー、非金属鎧、スモールシールドもテレジアより購入することができます。象牙の塔はあくまで魔術師のための施設なので武器防具の品揃えは貧弱なのです。街にも現時点で武器防具を商う商人、職人はいないことにします。(魔術師の街っぽい演出のための機能限定です。)
メイジスタッフについては塔1階のリフェルより購入が可能です。
以上のアイテムは自由に購入し、それを日記上で表現することが可能です。
またコモンルーン、魔晶石の購入、アイテムの鑑定を行いたい場合は日記でリフェルにその旨を希望する日記を書き込んでください。
GMが可能かどうかを判断しレスをします。
 

詳細!!象牙の塔とはっ!!
 
それでは象牙の塔という施設についての説明をおこなっていきたいと思います。
 
 

前にも説明したとおり象牙の塔とは魔術師の学院です。
ここでは様々な研究が行われています。

というわけで簡単な地図を用意しました。

象牙の塔MAP

これでだいたいの位置関係がご理解いただけるとおもいます。
 

では順番に説明していきましょう
中心にひときわ高くそびえる塔は真理の塔・・・
いやここは後回しにしましょう(爆)
その他の三つの塔を説明してからのほうが説明を行いやすいところがあります。

というわけでまずは魔術の塔の説明を
ここでは古代語魔法に特化した研究を行う機関です。
ここでは魔術の講義を行うための教室、講堂、または研究をおこなうための研究室がおかれています。

次に知識の塔
ここは様々なセージが取り扱うべき知識を収集し研究を行う機関です。
そのためにあるものは魔術の塔とはあまりありません。
特別にある物と言えば集めた知識を収集した資料室でしょう。

技術の塔
ここでは様々な機械技術の研究を行わっています。
時計等機械じかけのものを研究し新たなものを作り出そうという研究機関です。
また最近は機械機構により制御された遺跡も発見されておりそれについての研究を行うのもここのしかけです。
この研究内容により歯車の塔とよばれることもあります。
技術の塔は象牙の塔の大きな特色の1つです。

そして真理の塔
ここでは今まで説明したそれぞれの塔の研究を統合したものの研究を行うための機関です。
それぞれを関連づけ、統合して研究することにより新たな物が見えてくる。
そしてそれぞれの分野だけに偏った知識は危険であるという理念のもと塔で行われたあらゆる研究はここに吸い上げられ、検討、研究され新しい研究にいかされるよう努力されています。
この塔の上部は導師達の居室、書斎となっており、位の高い導師程高い階に部屋をもっています。
最上階は最高導師、即ち塔の長の部屋となります。
また屋上は星界を観察するための展望台が設けられています。

1階2階3階は憩いの場、交流の場として解放されています。
外来の者でも自由に利用することができます。
1階には受け付けが設けられ外来者への案内や魔晶石やコモンルーン等のちょっとした魔法の品の販売所として利用されます。魔法の品の買取も行われます。
また様々な品物の鑑定をもちこむのもここです。大抵の鑑定はここで行われていますが難しい物等は専門の者へと送られることになります。

またここには冒険者への依頼斡旋所が設置されており冒険者の店としての役割も果たしています。(日記上で場所を表記する時、酒場としてもかまいません。)
主に塔から冒険者への依頼を行うための場所だったのですが必要により一般にも開放され一般の依頼がここにもちこまれることもよくあります。
ここではくつろぐことができるようちょっとした酒食をとることができるようになっていますが、学術施設に属していることもあり大騒ぎするようなことは歓迎されません。
ちょっぴりおちついた雰囲気のある冒険者の店だと思っていただければいいとおもいます。

2階は学生達の交流の場、憩いの場となっております。
談話を楽しんだりちょっとした盤上ゲームに興じることもできるでしょう。
ここで勉強をする学生もいます。
また塔の医務室もここにあります。

3階は学生達の食堂になっています。
一般の者でも利用は可能です。導師達もよく顔をだすでしょう。
カウンターにいくつかの料理がならべられておりそれを好きなようにとって行くというバイキング形式になっています。
一食分なら食べ放題ということになりますね。

またこの塔には大図書室も設けられており許可を得ることができれば一般の者でも自由に閲覧することができます。(学院関係者ならば自由に閲覧可能です。但し学院関係者でも閲覧の制限を行われる特別な個所はあります。)
 

外来者用宿舎は塔の利用者であれば安い対価で誰でも利用できる宿泊施設です。
簡単な食事をとることができる施設はありますがちゃんとした食堂は塔にあるためここには食堂にあたるものは設けられていません。
あくまで宿泊をするための施設といった感じになります。
塔に来る冒険者は便利なためよくここを利用しています。

学生寮は三つあります。
塔の学生であれば誰でも入居可能です。
特色は今のところ設定されていません。
というわけで学生寮の設定を募集します。それぞれに名前等できるといいですね。
自由な発想での設定を希望します。
なにかプランがありましたらエリアマスターへメールを送るか学内掲示板に書き込みを行ってみてください。

塔への出入り口は真理の塔の1階にしかありません。
その他の塔への出入り口は真理の塔と各塔同士を繋ぐ渡り廊下によってのみ行われます。
塔の入り口からはまっすぐに門へと繋がる道が敷設されています。
これは石畳の舗装された道でところどころに石像やベンチが設けられています。
 

庭園部には遊歩道が整備されており散策を楽しむことができるでしょう。
寮への通路もきちんと設けられていますからご安心ください。
また庭園部には研究用の植物の育成施設や生物の飼育施設も設けられており特別に立ち入りを禁止されている区域もあります。
 


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