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ワシの選択は前者の「パーツを付けて年式を落とす」ということだった。
もちろん高年式で走行距離浅のほうがいいに決まっているが、ワシは
それをチョコチョコと改造する金銭的な余裕はないのである!
メンテナンス費用を捻出したら、その後にドレスUPやチューンUP費用なんか
どんだけ考えても、逆さに振っても、泣きながら地面で手足バタバタしても出てこない。
(余裕がある人は高年式にしといたほうがええですよ絶対)

 

 

「いつまで経ってもノーマル」というようなジレンマに陥る可能性が極めて高い。
それならば最初っから気に入ったカタチに仕上げたほうがええやろう、と
いうことになったのである。金ないクセにこだわるヤツなら、こういう選択にならんか?
ワシはどんだけええクルマであっても「ノーマル」は絶対にイヤなのである。
それがたとえ限定車であったとしても、だ。

 

それはもうカワイイ女性が、いつどんな時でさえも口紅ひとつ引かない、と
いうことと同じことなのだ。それではいくらベッピンでも台無しである。
まあ女性はともかく、クルマはカッコええに越したことはない。
なのでこういう選択をしたのだが、それは間違ってなかったと思う。

 

ワシの行った店には残念ながらワシの希望パーツを装着したRX-7はなかった。
そこでワシは店員にワシのしたいことを全て話してみたのである。
あれとこれとこれを付けて、色は赤で、予算はこんだけ!という具合に。
そしたら、出た結論は「店でその仕様を作る」ということであった。
この日、ワシは即座に手付金2万円を支払った。
手付けを打つつもりはなかったので財布の中にあった金だ。
パーツも事細かく決めようと思ったが、応対してくれた店員はワシが何を
言っても「ああ、そのパーツね。ハイハイ」とロクにワシの話も聞かずに
無造作に取り付けパーツを契約書欄に書き込んでいた。
キミは大学病院の先生か。
大丈夫なのか???書いてなくて口約束みたいなパーツもあるぞ?
忘れたら、キミ死刑やで。


ここまで来ると、いよいよ本格的に駐車場も借りなければならない。
すでに管理会社には駐車場を借りることになるかも、と言って仮押さえはしていたので、
翌日すぐに電話を入れて本契約する日を決めた。
こうなってくると、ワクワクなんか通り越したワクワクである。
文字ではうまいこと伝わらん。クッソー。
とにかく、すぐに動いた。

 

しかし駐車場17850円って高いなあ。尼崎やで尼崎。
西宮の山奥行ったら、6000円とかあるねんで。
空き地やから、タダ!なんてところもあったくらいやで。
そのかわり駅まで死ぬほど遠かったりすんねんけどね。

 

 

そして翌日には残りの手付金3万円を振り込む。
その2日後には頭金残金を店に持参した。
これでローンをあと一年半払うだけでオッケーになった。
貧乏人なので最低でも18ヶ月は負債を抱えることになるのだ。
でも18ヶ月くらいすぐじゃ!その間に2〜3回彼女も代わっとるわ!
それはないわ!!

 

オッホッホッホッホ

 

 

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