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毎月、家賃と駐車場だけで10万近くの支払いになるが
ひとり暮らしにはちょっとキツイ。なので引越しも考えていたが、
いかんせんめんどくさい。ワシの人生でめんどくさいことは女性関係だけにしたい。
ここは笑うところなので笑ってください。(強要)
1DKでええねん、1DKで。他、使うことないもん。
でも、なにもかも環境を変えてしまうことは、ある意味ええことではあるが、
ワシ自身から逃げ出す気もしてしまうので、それもなんかハラ立つので引越しはやめた。
2LDKで結構広いからリビングにクルマ置いたってもええか!とも思った。それはウソ。
だいたい玄関から入られへん。荒井注のカラオケBOX思い出したわ。




クルマを乗るにあたって、ワシは絶対に譲れない部分が前にも言ったように、
色であり、フォルムであり、それが全てなのだが、さらに突っ込んでいくと
細かいパーツ類に関してもそういうこだわりがある。




インテリア関係(インテリアではないが)で言うと、まずステアリングである。
えーーー!?ステアリングって何??ってーーー??
しゃあないなあ、お嬢ちゃん。今回だけやでー。

 

これだよ、これ。

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右に回せば右に曲がり、左なら左だ。

 

つまり、ハンドルだ。


これは何があっても変更しなければならない。ワシ個人的なこだわりである。
言いかえれば、家財道具投げ売ってでも換えねばならん。(そんな高いことない)
ステアリングを好みの物に換えるということは、クルマに興味のない御人には
理解不能なことであると思うが、例えるならば携帯電話のストラップのようなものだ。
当然、最初っからついてるダッサイものでも全然使えるのだが、そこはホレ、
変えてナンボというものがあるではないか。それに同じだ。
当然、エアバッグなんかが付いてるクルマが多いので、変更もままならん部分は
あるのだが、ワシの場合はエアバッグが付いてるような年式の新しい物は買えん。
買えんのだよ。アッハッハッハ!わろてる場合ちゃうねん。




あと、シフトノブである。変速する時に動かすシフトレバーの頭の部分のことだ。
わかるかいお嬢ちゃん?あの丸いヤツだよ。オートマにはないヤツだよ。
いや、オートマにもあるにはあるが、オートマでは意味がないと言うか、なんちゅうか。
ほら、クラッチ踏んで、変速する時に動かすアレやん。わかるやろ?
え?わからん?!
えーい、わからんのかこのアマ!!ワシをあんまし怒らせんな!

 

これだ、これ

 

 

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しかしここは絶対に換えなければならん。
好投してても球数が150球超えてるピッチャーを代えるのと同じだ。
いつも触れている箇所は絶対に変更せねばならん。
なのでアクセル、ブレーキ、クラッチペダルも当然だ。
出来ればシートも変更したいところだが、そこはものごっつい金かかるので後回しだ。
もっとも後にまわせば最後までそのまんま、ということになる可能性大だが。




そういった理由から、まずその第一歩として、ステアリング選びを始めてみた。
どういったステアリングがいいかというと、まず絶対条件はその「径」である。
36パイ以下でなければならない。これよりデカイとスポーツしてる気にならん。
ステアリングは小さいほうがカッコエエのである。重くはなるが。
しかし重くなったとてカッコ悪かったらなんにもならんというのがワシの持論だ。
男がTバック穿いてサーフィンしてるようなモンだ。ちょっと見てられない。

 


理想は33パイだ。28パイでもいいが、これはちょっと小さすぎてかえって変だ。
28パイなんか、PIZZAのSサイズくらいしかないからな。
女性のバストもステアリングも、適度な大きさが求められるのである。
またこんなこと言うてるわワシ。
そして、ホーンボタンが中央にあるのはイヤだった。
ちなみにワシは電車に乗る時も中央に座るのがイヤだ。
これは完璧に余談だった。



今までで一番しっくりきた革は、イタルボランテのIMOLAというステアリングで、
それはホンマに触ってるだけで気持ちのいい革であった。(IMOLA−Rではない)
あの感触が得られるステアリングは、あれ以外にまだ出合ったことがない。
MOMOの革巻きよりもしっとりとした感じなのである。それは古いのでさすがに今は
もう、ない。っちゅうワケで最近のステアリングをNETを駆使して、死ぬほど調べた。




Dシェイプという、下辺が直線になったステアリングをチョイスしてみる。
ゆくゆくはバケットシート(体を包み込むように作られたシート)に変更するつもりなので
乗降がスムーズにいくほうがいいと考えたのである。バケットシートにすると、
シートの横、つまり太ももの部分を包むようなシート形状になるので、乗り降りするのに
普通よりも「またいでクルマに乗り込む」という感じになって、ちょっと不便なのである。
上げたヒザがステアリング下部に当たりそうになって(当たりもする)しまうのである。
うーむ、これはバケットシート経験者でないとわからんか。




ワシが見つけたのは、SPARCOというメーカーのステアリングである。
これのMUGELLOというヤツだ。これはホーンボタンが中央になく、しかもDシェイプで
上部にアルカンタラというバックスキン生地みたいなのを使用しているのである。
上下部にアルカンタラを施してあるヤツもあるのだが、下部はいらん。
そして価格とか、売ってる店とかを調べてみるのだが、これがまたなかなかない。
上下部にアルカンタラ使用の物は良くあるが、上部だけのものはなかなか見つからん。
そんなモンがYAHOO!オークションであるワケないか、と思っていちおうチェックしてみたら
あるやないの!!しかも新品で箱付きが!!ッキャー!ステキー!サインしてー!
ワシはYAHOO!のオークション会員ではないので、ソッコーで会員になって注文した。


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円形でないところがイイのだ。


ワシは映画「ワイルドスピード」シリーズが好きで、その画像をたくさん集めて持っているのだが
「ワイルドスピード2」で主人公が駆るスカイラインに、なんとこのSPARCOが付いていたことを
後に発見してしまった。しかもワシと同じ、上部アルカンタラのMUGELLOである。
知らずに同じ物を選ぶとは、ワシもさすがだ。っちゅうか映画の小道具さんの方が偉い。
なんせこのワシと同じ物をチョイスするのだからな。っちゅうか、選ぶ人って小道具さんかー??
でも良く考えたら「映画のマネっこ」とか思われへんやろか。誰もそこまで見てへんか。




っちゅうワケでその3日後には、そのステアリングが家に到着した。
インターネットで買い物できるなんて、昔から思たら便利になったなあ。
昔はオートバックスやら、カーライフ南国やら、尼崎パーツやら、それこそいろんなところを
探し歩かなアカンかったのになあ。そんなジジくさいことを考えてしまった。
クルマが納車されるまで、そのステアリングを持って遊んでた。

 


小学生かワシは。



 

 

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