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第二段階


ついに「カッコだけ」スタイルからの脱皮だ。まだまだ初歩的なものだが、
まあ、第二段階ということでコレが精一杯である。ワシは残念ながら
貴族ではないので、いっぺんにドカーン!と改造なんか出来やせんのだよ。


12. 油圧計・ブースト計を交換する

Defi-link Mater BF

憧れのピラーメーターだ。ハッキリ言って視界の妨げになる。しかしカッコええのだ。
カッコが大事だ、カッコが。シートに座って『ヤル気満々』な雰囲気にならねば、
スポーツカーに乗っとる意味がないやないか。なのでコレだ。夜なんかキャバレーみたいだ。

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右に曲がる時なんか、ホンマ、邪魔でしゃあない。人、轢き殺しそうやもん。 
しかしいいのだ。(よくない)
流行のDefiを付けたが、ワシが買って数週間後にアンバー色(オレンジっぽい色)が出た。
これにしといたら、他のメーターとも色が合ったのに!!そんなん出るって知らんかったし!
でも考えようによっちゃ、こっちのほうで良かった。なぜなら、この白い色やったら、たとえ他に
乗り換えたとしても流用がきくからである。結果オーライだ。どうせ次もセブン買うが。


13. 排気系チューン1

藤田エンジニアリング SONIC・SRマフラー

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メイン80Ф、タイコ180Ф、出口100Фの
新保安基準適合マフラーである。音を聞けばホンマに基準に適合してるんか?と思うほど
重低音轟く、やかましいマフラーである。こりゃ日曜日の朝なんかに出かける時は気を遣う。

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ホンマは気遣うことなんかない。
しかしコイツはこの前まで装着してたHKSよりも確かにヌケがいいと体感できた。
足元の振動がそれを物語っている。ビビリ音ではなく、ソレらしい振動が来る。
ものごっつい屁が出そうな時に、感覚でわかるようにこれもそういった感じである。
余計わからへんがな。


14. 吸気系チューン

HKS・サクションパイプ付きパワーフロー /
FEED・ハイレスポンス・パイピング・キット

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ついに吸気系に手を入れてしまった。これで確実にパワーUPが約束される。
「中学に上がったらラジカセ買うたるからな」と言うワシのオトンの約束よりも確実な約束だ。
ワシは中学を出て、すでに25年くらい経つが、まだ待っている。いつ買ってくれるんやろ?

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やはりFDたるもの、最低でもこのくらい銀ピカになってないとボンネットも開けれん。
これでもまだまだ初歩的なお手軽チューンだ。上には上がおる。
しかしワシ程度の腕と財力ならこれで十分だ。これ以上はバチが当たる。
出川哲郎がレースクイーンと結婚してヒンシュクを買ったが、そのような感じになるだろう。


15.  排気系チューン2

藤田エンジニアリング・SONIC・フロントパイプ/
RE雨宮・スポーツ・キャタライザー/

これでフロントパイプから、出口までのフル・エキゾースト・システムの構築が完了した。
人間で言うたら、口から食道、胃、腸から肛門までのシステムである。
もう、便秘なんかとはオサラバさ!いつも快便! そういうシステムだ。
 西の雄、藤田エンジニアリングと東の横綱、RE雨宮の夢の競演である。
どーでもええけど、触媒換えたらちゃんと証明書取るんやなあ。車検の時にいるんやろなあ。
こんな音で車検通る時代になったんやから、素晴らしいね。

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16. 点火系チューン

NGKレーシング・プラグ/プラグ・コード

ここまで来たら、当然レーシングプラグとプラグコードも交換だ。
ノーマルでもええねんけど、やっぱりレーシングプラグに勝るものはない。
強い火花でベストな発火。これに尽きる。
だいたいワシは「レーシング」という言葉に弱い。
もしかしたら「東京ディズニーランド・レーシング」とか、「ディズニー・シー R」とかあったら
会社休んで行ってまうかもしれん。内容メルヘンでも。

 


17. コンピューター・チューン

Apexi パワーFC / FCコマンダー

これをやらんと、なんの意味もない。セッティングこそ命だ。フルコンにすることで、
全てを制御できるし、ワシの初期型8ビットのT型FDも16ビットのおりこうさんに変身だ。
っちゅうか、吸・排気系をイジったら絶対に必要なのが、コレである。
なんでも「調整」というものは必要なのだ。税金ですら年末に調整するやないか。
当然、現車セッティングも出した。

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ちなみにCDデッキの下に見えているのはDefiのコントロールユニット。
これでブースト計、油圧計の録画・再生とかいろいろ出来てしまう。
使うことはほとんどないけど、夜、イルミネーションがキレイからココに設置。
バーコードリーダーみたいな機械がFCコマンダー。これで水温や吸気温、
他モロモロいろんなことを様々な表示で行うことが出来るおりこうさんである。


だんだんとワシのクルマもヤル気満々な感じになってきたやないの。


18. 冷却系チューン

アンダーパネル

ホンマはラジエターやインタークーラーまで手を入れて完璧に仕上げたかったんやけど、
残念ながら、そこまで潤沢な資金がなかった。これは次回の課題としよう。
っちゅうワケで空気の流れを良くするためにアンダーパネルを新調して、さらに加工した。
これで少しは吸気温度を下げれるからだ。まあちょっと「チューン」言うのはサムイけど
改造は改造だ。「冷却対策」とでも言うておこうか。そもそもワシは人間と付き合っても
「冷却期間」を置くことは苦手である。淋しがり屋やもん。なんの話やねん。

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とは言うものの、ワシの彼女いない歴はこのクルマの歴史より深いぞ。
世の女性たち、今がチャンスよ!今が!もう、大安売りよ!知らんデー!!


19. 強化系チューン

MAZDA SPEED パワー・プラント・フレーム

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ミッション・マウントのないFDはこれが車体の背骨で、非常に重要なパーツとなる。
しかもFDはココが弱いときてる。なので、転ばぬ先の杖だ。
外側からは全然見えへんねんけど、それも仕方ない。
これで少しは剛性アップと、シフト・フィールの向上になるハズだ。
人間で言うたら、カイロ・プラクティックで背骨を矯正したような感じである。


これを入れたら、なんと!! 下回りから出てた異音(原因不明)は見事に消えた。
今回のチューンで、もっともワシが嬉しかったのはココだった。


20. 電装系チューン

PIAA ロービーム・バルブ

夜走ってたら、横断歩道を渡る人間の確認もしにくいほどのヘッドライトが、
スリーク・ライトである。(埋め込み式のヘッドライト)
ワシはどんだけ見えにくくてもFDはスリークライトでないとアカンと思ってるので、
バルブを交換した。これで夜も超特急で走れることになると思ったが、結果は
「たいして変わらん」ということになった。なんやねんPIAA!!!!
っちゅうか、スリークライトの性能はここまでなんやろう。

 


21. ナンバープレート移動

これは、改造っちゅうほどのモンやないけど、まあええか。
いちおうこれも冷却系チューンのひとつだ。ナンバーが空気の流れを邪魔しとるので
これを移動することによって、より多くの空気を取り入れることが可能になった。
ナンバーが真ん中にあるだけでエライ違ったので、仕方なくココに変えた。

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まあ、真ん中にナンバーあったらガチャピンみたいに見えたのでこっちのほうがいいだろう。
これでまたイタリアンなイメージになったのではないだろうか??え?親バカ?
外観は、もうボンネットを換えるくらいでお終いにしよう。


22. タイヤ交換

ADVAN Neova F235/40-17  R255/40-17

タイヤはFIRESTONEで、こいつの前輪の内側が完全にスリックになっていたので
あまりにも危険だった。したがってハイ・スペックなNeovaに交換することにした。
見た目にもカッコええし、何よりグリップ力が高い。。
これでN1ダンパーと合わせて最強の足に近付いた。あとはフルピロ化だ。
足だけで40万くらいかかってる。ちなみにこの前ワシが買った靴なんか3000円だ。
人間様の130倍強の価格である。減るのも早いだろうが根性で乗り切るつもりだ。

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これに換えて思ったが、よう今まであんなプアーなタイヤで飛ばし倒しとったなあ、と。
ホンマ、劇的に乗り心地が向上して、あまりにも良くなったので吐きそうになった。
そのくらい感動したということだ。



この第二段階のチューンUPで、ノーマル255ps(実馬力はそれ以下)の我がマシンが
322.3ps、トルクは41.4kgmになった。もう、下がスカスカのトルクのない車とは言わせん。
HKSのパワーフローがバシュー!!っとやかましいけど、大満足である。
第三段階まで行くんかどうかわからんが、とにかく当分これでいこうと思っている。


もし、最後までやるとしたら、カーボン・ツインプレートのクラッチと、6POTキャリパーと
ローター+パッド、フルピロ化、インタークーラー+ラジエター、タービン交換、
コンプリート・エンジン、あとはナビにバケットシート+ハーネス入れて、エアロ・ボンネット、
そしてドライ・カーボンのGTウイング、リアのフレームとロア・アーム、デフ・マウントに
強化ブッシュのエンジンマウント、大容量オイルパン、エア・セパレーター・タンク、
FRスタビ、くらいでええか。第4段階くらいまで行くがな!!!



仕上がる頃にはワシのクルマもノスタルジック・カー。

 


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第3段階へ

ROCKET-64