fd4-banner.jpg (7071 バイト)



第三段階

いよいよここからが本格的に変わるところである。
まあ、譬えるならばデビュー・シングルを出して、結構売れたアイドルが
2曲目を出すときのような感じである。こっからが本当の勝負だが、
一体誰に何の勝負すんねん!て、話でもある。

とにかくここからは金がかかる。
もう、20代前半の「私、セレブよ」と言い放つそこらへんの女子大生に
誕生日プレゼントするよりも金がかかるので、こっちも必死だ。

 


23.EXEDY カーボンツインプレート・クラッチ

hypercarbontwin2.jpg (17915 バイト)

ついに、パワーの受け皿である、クラッチに手を入れた。こいつさえあれば、この先に
400馬力、500馬力、いや、600馬力でも対応できるのである。
価格は工賃込みで30万円を切るくらいだ。ワシにしてみれば高い。
だが、クラッチ換えずしてチューニングマシンとは言えんだろう。

特にツインプレート特有の、シャラシャラ音がたまらん。
全然クルマのこと知らん人がこの音を聞けば「壊れてんのちゃうの?」みたいな
音だが、ワシはこの音がなければダメだと思っている。
(クラッチを切るたびにシャラシャラ!と音が出るのだ)


換えてみて驚いた。
メタルクラッチのようにガッツーン!といきなり繋がることもなく、
半クラも楽勝で、まるでノーマルのような乗りやすさである。
これなら、全然難しくない。いや、逆に乗りやすくなった。
しかもカーボンなのでメタルの寿命の2倍は耐久性がある。(らしい)
フライホイールも最初っからドリルドなので、軽量である。
同時にクラッチホースもステンレスに変更し、ビッグレリーズにもした。
これで踏力もオバハンが電動自転車で坂道を上るくらいラクラクである。


これはフェラーリ(F1)にも採用されるメーカーだけのことはある。
EXEDYはオススメなので(と言うか、それしか知らんけど)是非皆さんも
クラッチ交換の際には『EXEDYカーボン』とご用命下さい。
ワシ、EXEDYの社員でも何でもないけども。


24. ミッション・コンプリート

コンクリートちゃうぞ。あんなモンよりもっと固いしな。
まあ、いわゆるミッション交換である。これはシンクロの効きが少々問題が
(走行に重篤な危機を迎えていたワケではないが)あったために、どうせ消耗品なので
交換してみた。長く乗る為にはいずれ必要なことである。クロスミッションも考慮に入れてみたが
ここは頑強な純正でいくことにする。どうせワシ程度の運転ならクロスしとろうが純正だろうが
さほど変わらんしな。


25. マツダ・スピード強化エンジンマウント

シフトフィールの向上も期待できる、エンジンマウントを強化品にしてみた。
簡単に言うたら、エンジン支えてる部品である。
家計を支える嫁さんを交換するようなモンだ。いや、それはないないないない。
っちゅうか、ワシャ独身だ。このトシで。
ほっといてくれ。大人には大人の事情、っちゅうモンがあるのだ。
リジッド(完全固定)も考えたが振動も考えたら強化品が妥当と判断。


26. マツダ・スピード強化デフマウント

デフマウントだけは最初っから一個ちぎれてるような状態で、非常にマズかったのだが
ようやくこれを直すことが出来た。しかし、どうせならば強化品ということで、ここでも
マツダ・スピードを選ぶ。機械式LSDも入れたかったけど、予算が足らんかったワケで。
これはまあ、次回だ次回。今回はマウントのみ。
購入当時からのトラブルをようやくここで解消できるというワケである。


27. フロント・リア・ブッシュ関係を全取替

もちろん強化品が出ている部分は全てマツダ・スピードに換える。フルピロ化で行くつもりだったが
どうしても音が発生する時期が早まるし、ワシの車のチューン程度を考慮すれば、これで十分。
っちゅうか、価格はフルピロ化しても変わらんけども、店と相談した結果がこれだ。
これで、ブッシュ、ラバー関係は完璧。もちろん純正ピロの部分も全て換えた。
まあ、人間で言うたら関節と椎間板を全部換えたようなモンだ。
おじいちゃんの背筋もシャキーーーッと伸びる、みたいな。


28. リア・サブフレーム交換

T型よりも強力な、後期型のサブフレームに交換。これは車を買った当初から曲がっていた部分で、
いつかは交換せんとアカンかったところである。アライメントは基準値以内に入るが、
それもギリギリなので、バランスも悪かった。今回は思い切ってゴッソリ交換した。
これも人間でたとえるなら、腰骨を交換したような感じだ。
やっぱりどんな仕事するにも腰は大事だ、腰は。
夜の営みにも、、まあ、そんな話はエエか。
最近はココも小学生が見ていると聞くので、シモの話は自粛せんとイカンからな。


これでブッシュ+ラバー+ピロに加えて、マウント類も交換を終えたことになる。
完全なリフレッシュだ。これらのチューンを施す際に、普段触れないような部分も交換することにした。
要するにボルトやら、何やらまでキレイにしましょうということだ。


ちょっと、ワシのクルマってば若返ったんちゃうのー???ウワッハハハハハハ!!!
しかし、今回のチューン(と言うかほとんどレストア)は、外からはいっこも見えん部分だ。


 


あと120年乗ったる!!!

 


fd4-banner.jpg (7071 バイト)

第4段階へ


Rocket-64