Bodenを(裏板)作る #1


Boden(裏板 カエデ‐Ahorn‐)を接ぎます。
最低5年は乾燥させたものを使用してください。
Bordenを切り離します。
鉛筆でノコギリで挽く線を書いてください。



HobelbankにBodenを固定してノコギリで切断してください。


切断したBoden。




椅子に座り膝の上でカンナをかけ平面を出します。




縦、横、斜めに定規をあてて平面を確認します。



Bodenの角をノミで落とします。
(木口には、ゴミ、砂等が付着していてカンナが直ぐに
切れなくなる原因となるので)



接ぎ台にBodenを乗せRauhbank(長台カンナ)の横擦りで
削ります。

様々なカンナ、接ぎ方があります。
いろいろ試して自分に合った方法を探してください。




前後、左右にBodenをずらして正しく削れていない箇所を
探してください。
捻じれや両端に隙間が無いように注意してください。


左右どちらかの端を固定して反対側の端を前後に動かしたとき
Bodenの固定した端が支点となるようならば
正しく削れています。



カンナくず


接ぎ口が取れたらすぐにニカワ着けをしてください。
時間を置くと狂ってしまいます。
電熱器で良く温めます。


電熱器で温めながら手のひらで接ぎ面の温度を確認してください。
少し熱いくらいで良いと思います。
うまくニカワ着けするポイントです。



良く温めたら素早くニカワを両面にたっぷり塗ります。
ニカワは新しく作ったものを使用しましょう。


接ぎ面を合わせ下の板をHobelbank(作業台)等に固定し、
上の板を前後させて余分なニカワを擦り出します。




中央からハタガネで固定して一昼夜静置しておきます。





ニカワ着けしたBodenの平面を出します。



Bodenの高さを出します。最終値は15.5mmです。
多少の余裕(0.3mm?)を残しても良い。

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