Bodenを(裏板)作る #2





ZargenをBodenに乗せ、中心を合わせてクランプで固定します。
楽器にとって中心は非常に重要なので正確に合わせてください。



ケガキ針でZargenの外周をケガキ、鉛筆(H程度)でなぞります。


3mm程度のワッシャーで写真のようにZargenの外側に線を引きます。



BodenのZapchen(ボタン)の部分を描きます。
仕上がり寸法12mm×21mmなので+5mm程度残しておけば良いと思います。
私は、Schabloneを作りました。




Eckeの部分は、Zargenと同じように外周の中心から引いた角度に合わせてください。
EckeのC字側4箇所は、写真のように余白を残して線を引き直してください。




糸鋸盤、バンドソー等でBodenを切り出してください。
ワッシャーで引いた外側の線を消さない程度に挽いてください。
Bodenの切断している面を糸鋸盤に密着させて作業しましょう。



Boden切り出し後



約5mm程度に毛引きを合わせBodenに線を引き、鉛筆でなぞります。







BodenをHobelbank(作業台)に軽く固定して丸ノミで荒彫りします。
毛引きで引いた線をガイドにして下からうえに丸ノミを使ってください。



Boden荒彫り終了。
Wolbung(ふくらみ、アーチ)の一番高い部分は、傷つけないように印を付けておきます。






Hobel(カンナ)、Schnitzer(ナイフ)等でBodenの外形を整えます。
なるべく直角(重要)になるようにスコヤで確認しながら仕上げてください。


作業後

Boden(裏板)を作る #3⇒