Formをつくる #1


シナベニヤ
(3〜4mm程度の厚さ、心材はシナまたはラワン)
を用意する。
a=380mm
b= 70mm
c= 90mm
d= 55mm
e= 75mm
f=  60mm
g= 65mm
仕上がり寸法なので、
(A)のbとcについては若干余裕を見ておく。


幅の狭いベニヤ(B)は、予め直線を出しておく。





(B)の両面にバンドを満遍なく塗り、
(A)と貼り合わせる。


厚みのあるベニヤか木材(平面の出ているもの)
に挟みクランプで固定する。
ボンドが塗ってあるとずれ易いので注意する。


張り合わせた溝にはみ出したボンドを細い筆、
綿棒、ヘラなどで除去する。

張り合わせた状態。

溝の深さが15mmになるようにカンナで削る。

上に65mm×90mm、
下に70mm×90mmのベニヤを差し込む。



溝の中心に印を付けドリルで4mmの穴を開ける。

穴に真鍮の棒を差し込み固定する。

すき間に合うようにベニヤを削る。


ボンドを塗り満遍なく均す。


クランプで固定する。


しばらく置いて、ボンドが完全に乾かないうちに、
真鍮のピンを抜きFormをばらし、
はみ出したボンドを除去する。

完成。





いろいろな角度からのForm。

FormのセンターとSchabloneのセンターを合わせ、
クランプで固定し同時に2mmの穴を開ける。
ドリルの回転スピードを遅くすること。

2mmのステンレス棒を5cm程度の長さに切断し、
穴に差し込む。

FormにSchabloneを付けた状態。


SchabloneのアウトラインをFormに毛がき、
鉛筆でなぞる。


Schabloneを外し、糸鋸などで切断する。

切断した状態。
切り残しは捨てないように。


Formをつくる #2⇒