モンマルトルの丘Montmartre hill - テルトル広場 -
テルトル広場
モンマルトルの中心丘に広がるのがテルトル広場である。ここは若い画家が自分の絵を売るためにたくさんが集まっており、観光客とともにいつもたくさんの人出でにぎわっている。
観光客の似顔絵を書きながら、収入をているのである。
 サクレクール寺院SacreＣｏｅｕｒユトリロが好んで描いたサクレクール寺院もここにある。 サクレクール寺院この丘の頂上に立つん巨大なサクレクール寺院はロマネスク・ビザンチン様式の巨大な教会である。この建物は政府と市民のカトリック教徒たちによって、第1次世界大戦のプロシャのパリ侵攻を凌いだ祈念として、戦死者を祭る建物として、またパリ・コミューンの街頭戦で亡くなった市民を祈念して、建てられたものである。 |
 モンマルトルの丘Montmartre hillからパリ市街を展望 |
モンマルトル墓地
このモンマルトル墓地には多くの作家や画家たちの墓がある。モジリアニModigliani,,が自殺したのもこのモンマルトルの丘である。そのすぐ後、妻もアパートから身を投げて亡くなってしまった。
モンマルトルの申し子ともいうべき、
ユトリロUtrillo
!!!
19世紀の芸術の丘ともいえるモンマルトルは、近代絵画の発祥の地として輝かしい画家の卵が住み着いたところである。ユトリロUtrillo.はこのような環境の中で育った画家である。
彼の母シュザンヌ・バラドンSuzanne Valadonはやはり画家である。
若いときはこのモンマルトルで画家のモデルをしたり、踊り子になったり、とにかく生活の糧を稼ぐために、何でも挑戦をする女性であった。
ルノアールの都会のダンスというモデルもこの女性である。
魅力的な女性であったために当時の画家たちのお気に入りのモデルになっていた。
 ルノアールはモデルのシュザンヌ・バラドンをモデルにして絵を描いている”都会のダンス” |
 シュザンヌ・バラドンSuzanne Valadon, が描いた”裸婦”、ユトリロの母親でもあり、,ロートレックの愛人でもある！ |
シュザンヌ・バラドンSuzanne ValadonFrench 1867-1938
シュザンヌ・バラドンSuzanne Valadonは、このような芸術家たちとのつきあいの中で、ユトリロを私生児として生んだものである。しかし、いっこうに気にせず、彼女S. Valadon
の奔放な生き方は、いくつも年になっても変わらなかった。永遠の愛に生きた女性である！！！！
息子ユトリロの友ロートレックの愛人になったり・・・・・・・・・
彼女が書いた裸婦という絵画の写真をここに載せているが、ルノアールA. Renoirがたまげるほど、素晴らしい絵画才能の持ち主でもある。
 ルノアールA. Renoirが描いたダンスカフェ ”ムーラン・ド・ラ・ギャッレット” |
 ムーラン・ド・ラ・ギャッレット |
ルノアールA. Renoir
ユトリロはこのモンマルトルの家並みを白をベースに町並みを描いて、ルノアールは”ムーラン・ド・ラ・ギャッレット”で踊る踊り子を描いた。また、ゴッホは風車を描いた。
ラパン・アジルではこのような新進気鋭の若い画家たちのたまり場となっていた。
ムーラン・ルージュに通いつめたロートレック・・・・
まさにこの丘の上には青春がいきいきと躍動していたのである。
