 ルーベンスによるイタリアのメディチ家マリー・ド・メディシスのフランスへの輿入れ |
フランス料理は革命の賜物
フランス料理は1,533年に当時の料理の先進国イタリアのメディチ家カトリーヌ・ド・メディシスがフランス王朝アンリ２世に嫁いできたお姫様につき従った料理人から始まる。西洋王族家系図の世界、さらに、その後もアンリ四世に嫁いだ同じメディチ家のマリー・ド・メディシス、彼女はルイ十三世の母后その後宮廷でこの技術が磨かれて、フランス革命で一気に宮庭にいたシェフが職を失うことになり、これらのシェフが宮廷から社会に出ていって、一般大衆を相手にお店を開いたことに今日フランス料理の大衆化が一気に始まることになった。
オペラ・バスチーユBastille Opera
１789年7月18日フランス革命が起こる。この革命のたまり場であったのがパレ・ロワイヤルである。フランス革命の最初のデモ行進はこの場所から始まった。ここはアパルトマンや商店街が軒を連ねる最大の歓楽街でもあった。ここはまた1,815年ナポレオンを破ったプロシャ軍がパリに侵攻した際にこれらの兵士を相手に戦争の賠償金以上の金額を賭博と女性の娼婦で取り戻したことでも有名な場所である。まずフランス革命はこれらの暴徒がアンバリッドを襲撃し銃や火薬や大砲を奪った。次に政治犯の釈放を目指してバスチーユ監獄へ押し寄せた。フランス革命の口火はバスチーユ監獄の解放である。政治犯を収容していたバスチーユの監獄を約4時間かけて陥落したのがフランス革命の始まりである。現在ではこのの広場にオペラ・バスチーユが建設されている。ミッテラン大統領が1,982年に建てた世界最大規模を誇る現代的な建築の先端技術を駆使がオペラハウスでもある。広場の真ん中には7月革命をを象徴する7月の円柱が建てられている。
Bastille Opera オペラ・バスチーユ
 サロンの花 ”セビイニエ夫人” |
 Musee Carnavalet カルナバール博物館 |
カルナバール博物館
Musee Carnavalet
17世紀から18世紀にかけて、パリではサロンが盛んになる。このサロンで非常に有名なのがセビイニエ夫人の名前である。彼女は現在カルナバール博物館となっているこの邸宅で盛んに多くの文化人を集めてサロンを開催した。ここにあるフランス歴史博物館はパリ最大の歴史博物館と言ってもいいような建物で、ナポレオンから始まってフランス革命の歴史的な展示がされている。またこれらのサロンからルイ15世の愛妾ポンパドール夫人が宮廷に出ていっている。彼女をまた有名な桃色のセーブル磁器を育てていった人でも有名である。ローズ・ポンパドールとして現在でも有名である。
