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目次-特集-How to 弾き語り? How to 弾き語り?のまとめ 弾き語りからメジャーシーンに進出したアーチストがチャートをにぎわせるようになった。それを追うようにハングリーな気持ちで演奏している人ばかりが町に溢れているものだと思っていた。取材の結果はそうではなかった。ほとんどの答えが、「弾き語りは生活の一部。それ以上でもそれ以下でもない」というもの。 聴きたい人がいたら聴いて欲しい、がむしゃらにプロは目指していない。という結果である。 それは本当に、音楽が自然な形で根付いてきていることの証ではないか?音楽で生活していく!という気負いや、せっぱ詰まった感覚は彼らには少ない。自分の「演奏」ができて、ときどき人に立ち止まってもらえればそれでいい。実に楽しみを優先させている。 ただのブームでなく、これからも続くであろう「弾き語り」。ささやかな出会いと拍手があれば、彼らは他にたくさんのことを望んではいないのである。 |