これからの日本を考える
このページは社会で起こる様々な問題について「今後の日本はどうなって
いくのか」ということについて、また「日本の同世代の若者はどう考えている
のか」ということについて管理人が思ったことを書き記す。また新聞での記
事についても管理人の独断と偏見でコメントを掲載。

イラク邦人人質問題に関して
今回の邦人3人の人質事件に関して様々な意見があったと思う。「自衛隊は撤退すべきでない。交渉によって解放を要求すべきだ」、それに対し「国民のためなら自衛隊を撤退すべきだ」という考え方などである。政府は「自衛隊の撤退はテロに屈することになり、わが国、自衛隊は人道復興支援のために派遣しているのであってなんら悪い事をしているのではない」と毅然とした態度を表明。軍事同盟によって堅く結ばれたアメリカとの間が以前にまして確かなものとなった。もし撤退をしていたならば世界の中で日本はどうなったであろうか。日記にも記したが、おそらく、今日まで国際社会のなかで築きあげられた地位や名誉、日本国に対する信頼は木端微塵になったことだろう。これに対し人質となった家族の人々は自分の家族の行った身勝手な行為によって政府及び関連諸国に多大なる迷惑を掛けたことを反省することもなく「家族が助かるためなら今すぐ撤退するように」と求めるばかりであった。なかには「政府を絶対に許さない」とまで言った者もいた。マスコミ各社にしてもこの家族を擁護するような放送ばかりであった。これに甚だ憤りを感じた。が、しかし、今回このコラムを作るきっかけになった要因の一つでもある産経新聞の人質事件に対する「読者の声」には僕と同じように考える人々がいた。その記事を載せたいのだが少し容量が大きいために省略させていただくが、内容はこのようであった。以下に新聞記事に載っていた3名の意見を紹介させていただく。
@青年海外協力隊に参加した息子さんがおられる方は息子さんに対し
「賛成していたわけだはない。危険地域に行くので家族で話し合った。行くのであれば最後まで責任は自分で取ることを強く言った。親としては腹をくくり息子が海外に行ってる間は毎日覚悟していた」と述べておられる。そして、今回の事件について「親の態度に疑問を覚える。困ったときだけ国に頼ろうという考えが無責任この上ない。私は戦争に反対だし、自衛隊派遣も反対だが国が決めた方針を撤回することはない」というものであった。
Aフリージャーナリストの息子さんを持つ方は
「息子はイラクやアフガニスタンなどの危険地帯で取材を続けている。親は子供に自己責任についてしっかり教えなければならない。それを親が、国家が決めた国際社会の約束と自分の子供を引き換えにするのはなんとも恥ずかしい話です
B「報道と比べて一般国民が意外と冷静なのは政府の一貫した姿勢に、大衆が納得しているからだろう。拘束された要因は3人が退避勧告の出ているイラクに、自ら出かけていったことにある。政府の職員や民間企業の社員が業務命令のもと、危険地帯へ赴いたのとは根本的に異なる」という方もいる。
上記は産経新聞(4/14)にあった記事そのままである。はこれを読んだとき日本もまだ、まともな正論を述べることができる国であってよかったと思った。
これから気にしなければならないのは、解放された3人が日本に帰ってきてマスコミでヒーロー的な扱いを受ける事だ!!勘違いしてはいけないのは、彼らは「ヒーローでもヒロインでもなんでもない」ことである。暴言といわれるかもしれないが、あえて言うなら、彼らは政府及び関連諸国に対し多大なる迷惑をかけたにもかかわらず反省の色も何もみせない「ただの愚かな馬鹿者」である。ということだ。


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