ポロス島上陸後のショッピングは、
刺繍テーブルクロス、手織りマット、タペストリー、皮バックなど

大きな時計をを見せて10時半にこの船が島から出発することを忘れないようにしてくれと言っていた。

ポロス島上陸後のショッピングの主なものは、刺繍テーブルクロス、手織りマット、タペストリー、皮バックなど


やがて船が島に着眼して乗客の上陸が始まった。
たくさんの乗客が乗っていたために上陸にも非常に時間がかかった。
最初の人が降り始めて最後の人が下りるまでには30分以上はかかっていた。
この船は1時間ほどしか着岸時間がないために、最後に降りていった人はどうもショッピングの時間をとることができなかった。
船が接岸している桟橋に降りる時に、乗組員のスタッフが降りる人に大きな時計をを見せて10時半にこの船が島から出発することを忘れないようにしてくれと言っていた。
マイクでも放送で、この時間までに乗客が帰ってこなければ置いてきぼりにするので注意をしてくれとマイクで放送をしていた。

観光クルージングを成功するポイントは3つ


私は常々日本の瀬戸内海でこのようなクルージングのツアーが実現していないことに非常に不満を持っていた。
何かの参考になればというのが唯一の今回このツアーに参加する私の楽しみのひとつであった。
今回このツアーに参加してみてわかったことであるが、ギリシャのエーゲ海という舞台と、日本の瀬戸内海という舞台は、観光資源的にはクルージングの舞台としては全く同じ条件を備えているということであった。
この観光クルージングを成功するポイントは3つあるということが分かった。
1つ目は訪問する島々のショッピング店の整備である。
2つ目は船内で催される民族舞踊などのソフトなイベントである。
3つ目は船内で食べるグルメ料理店ある。

今回行ったクルージングに参加して、1時間おきに島々を訪問して回ったが、いずれの島にも港の桟橋にあるのはショッピングストーリートだけであった。
この港の桟橋に群がってできている土産物店でショッピングをするだけの目的で島に立ち寄ったということである。

港の桟橋にあるのはショッピングストーリート
港の桟橋にあるのはショッピングストーリート

ポロス島の上陸はショッピングする以外に何もない


はっきり言ってショッピングする以外に何もないのである。
立ち寄る時間も30分から1時間ぐらいいて、ショッピングすることぐらいしかできない時間帯であった。
一方船内で行われる民族舞踊などのソフトなイベントは、3名の専門のスタッフが船が出発してから船が港に帰るまで、ひっきりなしにお客さまを楽しますためのショーを行っていたということである。
このイベントショーのもてなしのスタッフにはそのサービス精神に頭が下がる思いで、船の中の退屈な時間を完全にこのスタッフたちが払しょくしていた。
クルージングには昼食料理がついていたが、これはを御世辞にもおいしいといえる代物ではなかった。
このようなことを考えてみると、日本の瀬戸内海の島々においても、港にショッピングの土産物店を整備し、船の中で1日中お客さまを楽しませるイベントショーを実施し、そして、国宝の島大三島などの遺跡めぐりをすれば
十分に瀬戸内海でもこのようなクルージングが成り立つことがわかるということが理解できた。

ギリシャのクルージングの今回のポイントは、島々にの港にある小粋なショッピングストリートとイベントショー


特にギリシャのクルージングの今回のポイントは、島々にの港にある小粋なショッピングストリートとイベントショーにあった。
今回のクルージングに乗っていた乗客の数は2,000名とか言われていたが、この乗客を楽しませるために行った3名の専門のスタッフだけで入れ替わり立ち替わりショーを行っていたわけである。
もちろんイベントショー部屋には全員が入らないわけだから、数百名ずつ乗客を交代でショーを行うわけである。
われわれが船に乗ったイベントショーマンは男性が2人女性が1人のイベントショーマンであった。
このうち男性と女性1人がそれぞれ兄弟姉妹の関係にあり、このうちの女性の1人がもうひとりの男性と恋人関係にあった。
女性のお兄さんがこのペアーのリーダー格であった。
非常にサービス精神旺盛なスタントマンで、額に汗をたらたらと流しながら熱演をしていたのが非常に印象的であった。
港の桟橋にあるのはショッピングストーリート

港の桟橋にある喫茶店や、レストランもあったがとても店に入ってお茶を飲んでいる時間などはなかった。

喫茶店や、レストランもあったがとても店に入ってお茶を飲んでいる時間などはなかった。


マイクでも放送で、この時間までに乗客が帰ってこなければ置いてきぼりにするので注意をしてくれとマイクで放送をしていた。
この島には、桟橋がある周辺の1角に土産物店が集積をしていた。船が接岸をしている時間が短いために、乗客もこの1角でショッピングをするしか島に上陸してもすることがなかった。
土産物店の数は多かったが、売っている品物はどの店も同じような品物ばかりであった。
やはり観光地であるために土産物店の値段は少し高めであった。
喫茶店や、レストランもあったがとても店に入ってお茶を飲んでいる時間などはなかった。
ましてやレストランで食事をすることなどは不可能であった。
ポロス島上陸後のショッピングの主なものは、刺繍テーブルクロス、手織りマット、タペストリー、皮バックなどであった。

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