ヘレニズム文化遺産を代表するベルガマBERGAMA 遺跡

トラヤヌス神殿

 ヘレニズム文化遺産ーアレキサンダー大王の遺産を受け継いだ王国の首都ベルガマBERGAMA (PERGAMUM)遺跡


このベルガモ遺跡はヘレニズム文化の集大成をしたした芸術や学問の中心、アクロポリスから構成されている。
アクロポリス(無休、8:30ー17:00、100万TL)上市ー中市ー下市の3つの部分からなっている。
主なものに、
    アテナ神殿;ヘレニズム芸術の最高傑作、瀕死のガリア人
    図書館; エジプトのアレキサンドリア図書館に対抗、20万巻
    大劇場
    トラヤヌス神殿
    ゼウス大祭壇;神々と巨人たちの戦い、ヘレニズムを代表す                る浮き彫り
    アスクプレピオン(無休、8:30ー17:30、100万TL)
          古代の総合医療センター
ヘレニズム時代の白眉といわれる大野外劇場
ベルガモ遺跡の下市にある古代の総合医療センターアスクプレピオン遺跡を望む

ヘレニズム時代の白眉といわれる
大野外劇場


頂上にはコリント様式の大理石からなるトラヤノス神殿が立っていた。これはローマ皇帝ハドリアヌスが建設したもの。
大理石の柱が正面に6本、側面に9本立っており、非常に美しい景観を呈していた。
またローマ皇帝ハドリアヌスの像と思われる首無しの立像が立っていた。
非常に堂々とした彫刻で圧倒された。
このそばにアテナ神殿が建てられていた。現在では礎の碑が残るのみである。これは女神にアテナを祭る神殿である。紀元前4世紀に建てられたと推定されている。ベルガモ遺跡の中でも最も古いもののひとつである。
ベルガモンも最大の繁栄を誇った時期にヘレニズム時代最大の学芸都市として当時世界最高の図書館がここに建設されていた。蔵書冊数おおよそ200,000巻の蔵書を誇っていたといわれている。当時エジプトのアレキサンドリア図書館に対抗する素晴らしい規模の図書館であったらしい。
多くの科学者や技術者をこのベルガモの地に招いて
ヘレニズム時代最大の学術文化の都市として発展させたものである。
ここに逸話がある。
これをうらやんだエジプトがパピルスの輸出を禁止し、そのためにベルガモンではパピルスに代わるものとして、羊皮紙を発明したということである。
さらに、アントニウスがこの図書館を破壊して、クレオパトラに贈り物としてこの図書館の蔵書を送ったという話も残っている。
また、アテナ神殿の横の斜面に、ヘレニズム時代の白眉といわれる大野外劇場が作られていた。
大劇場と併設されていたディオニソス神殿跡
トラヤヌス神殿
ローマ皇帝ハドリアヌスの像と思われる首無しの立像
トラヤヌス神殿での記念写真

トラヤヌス神殿での記念写真


この劇場は約10,000人の観客が収容でき、しかも、急こう配の斜面に作られているのが特色である。
この斜面に80段の階段状の観客席が設けられていた。
上段は安山岩の階段で、貴賓席になる下段は大理石の階段から構成されていた。
これだけの演劇場で芝居などが催されていたということであろう。当時の繁栄がしのばれる思いがする。
さらにこのベルガモの遺跡での最大の見ものは、ヘレニズム時代の彫刻芸術の最高傑作ともいわれている神々と巨人たちの戦いの浮き彫りの像である。
これはゼウス祭壇に彫られていた浮き彫りである。
一方ベルガモはまたこの時代の世界最大ともいえる総合医療センター都市でもあった。
この遺跡がアスクレピオンといわれるもので、この小高い丘陵地を下りきったところにある遺跡である。
日本でいう長期温泉保養センターといった施設に該当するものであろう。
宿泊をしながら入浴をして体を清めながら健康回復するもので合わせて音楽療法や信仰なども取り入れられていたようである。
トラヤヌス神殿

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