 |
 |
        |
大磯の寒中水泳大会に参加してきました。
毎年1月下旬の日曜日に大磯の北浜海岸で行われるようです。
寒中水泳って「水泳」と言いつつも実は海に浸かるだけって印象があったので、あまり参加したいって気が起こらなかったのですが、この大磯のは、参加した方の話では「ちゃんと泳ぐ」らしく、しかも衣装は「赤フン(>_<)」って事なので、参加してみることにしたのです。
|
 |
今回は見物したいって友達がいたので、大磯駅に集合して友達の車で海岸に向かいました。と言っても海岸は駅からすぐの場所でした。漁港の近くで、駐車場もちゃんとあって交通の便はとても良い所でした。10時頃、海岸に到着。テントが建っていて、近くで大きな焚火が燃えていました。まだ、人はほとんどいませんでした。「受付」って貼り紙があるテーブルで住所・氏名を書いて赤褌と鉢巻をもらいます。海には海岸から20mくらいの所にデカい岩が飛び出ていました。受付のおじさんの話では、その岩を回って帰ってくるのが泳ぐコースだそうです。それと、足が付く深さだから大丈夫だとか言っていました。
11時開始って事なので、10時半頃テントの中で着替えます。天気も良いし風も無かったので裸になってもあまり寒くありません。暫くして代表の人から説明とか挨拶がありました。この日の参加者は60名で、気温8度・水温12度だそうです。12度ってどのくらいの温度なのかピンとこないけど、きっと…外より海の方が温かいよね〜(*^o^*)って感じなのだと思っていました。皆で準備体操を行って、手締めして、いよいよ海に入ります。
腿くらいの深さまで走って行って、ザブーン!って飛び込むとっ…冷たーいっ!(((>_<))) 12度ってこんななんですか?マジで12度なんですか?って冷たさ。クロールで颯爽と泳ごうと思ったのだけど、震えで息がハァハァしちゃって呼吸が全然できないし、背中もつりそうになるしで、全然泳げない。。。体制を立て直そうと思い立ち上がろうとしたら、もう足が付かない深さなのだ〜(>_<)…話と違うぅぅ。手足の感覚がどんどん無くなってくるし、溺れるかと思ったょ。。。でも、波がほとんど無くて、海は浮力が強いから、平泳ぎでちょっとだけ手足を動かしてればなんとかなるので…大丈夫でした。
ちなみに、海にはもしもの時のためにライフガードの人達がボートで待機しています。ノロノロ泳いで折返し地点の岩の裏辺り、こんな冷たい水で泳ぐの初めてだったので、最後まで体がちゃんと動くのか結構ドキドキでした。ゴーグル付けていたのでふと海底を見ると2〜3mくらいの深さだったと思うのだけど、底の砂地がハッキリ見えて水がすごく綺麗でした。岩を過ぎて、体がだんだん温まってきたので帰りはクロールで泳ぎきりました。

10分くらいだったのかな、泳いでいる最中はホント必死で楽しむ余裕なんて全然なかったのだけど、終わった後は、感動と興奮でいっぱいでしたよ。う〜ん、楽しかったぁ。全員がゴールするのを待って手締めをして、用意されていたお酒や豚汁を頂きました。暫く焚火で温まって着替え、友達と近くのスーパー銭湯に寄って、夜まで遊んで帰ってきました。見物人も参加者もあまり多くなくて長閑でイイ感じの寒中水泳大会でした。 |
|
 |
|