蘇民祭行ってきましたー。今年で4回目の参加です。
2003年体験記2002年体験記2001年体験記

今年は寒かったー!ダイエットで体脂肪が減ったからだと思うのだけど、こんなに寒いと感じた蘇民祭は初めてでした。今年は早めに行こうと思っていたのに、支度が遅くて… いつもより1時間早めるのがやっとで、、、大宮駅の乗換えで、同じく蘇民祭に行く友人と偶然会って、一緒に向かいました。6時過ぎに水沢江刺に着くと一面雪景色!タクシーに乗って7時前には黒石寺に到着しました。いつもの様にお堂にお参りして一般参加者の小屋に入ります。知り合いの人達に挨拶していると、食堂小屋で食事をすると蘇民祭のビデオが貰えるって情報を教えてもらったので、早速食堂へ行きました。新幹線で夕飯のパンを沢山食べて満腹だったのだけど、、、天ぷらそばを食べ…ビデオゲットしました。 (ビデオの内容は、黒石寺の紹介がメインで、年中行事の紹介って感じで昔の蘇民祭の映像が入ってました。)

小屋に戻って祭りが始まるのを待ちます。小屋の天井って骨組みにビニールシートを被せたモノなので、雪や雨が降っているとシートに水溜りができるのです。この日も雪が少し降っていたから、水の重みで天井が抜けてしまわないようにシートの継ぎ目から水抜きをしないといけないのですね。コレが、小屋の中に水がドバドバと落ちてきて結構すごい事になるのです。小屋の床は水浸しになって地面はドロドロ…。その上にワラを敷いて座ってるので、着替えもドロドロの上でやらないといけないから、とっても辛いのでした。。。
 

 
裸参り。脱いで足袋だけ履きます。ピアスは乳ピは塞がりやすいので目立たないモノ変えてきて、チンコピはマズいので直前に外しました。先ずは角灯をもらいに社務所へ行くのだけど、毎年タイミングが遅くて、いつももらいそびれていたのです。今年はすっごく早く行ったお陰で初めてもらうことができました。 最初の水垢離。例年だと水垢離行う場所はカメラのライトで眩いばかりに明るいんだけど、今年はそれほどでもなかったです。川に降りる階段が、もぉー寒くてガクガクだったので、どうなることかと思ったのだけど、水はあまり冷たく感じませんでした。水を被る時に「蘇民将来」って掛け声を出すのだけど、いつも震えて「蘇民しょ〜らぁ〜」とかなっちゃうのが、今年はちゃんと言えた。でもね、やっぱり、水から上がってからが地獄なのだ。。。足袋ってゴム底で周りも防水加工がしてあるから中に入った水がなかなか抜けないのです。冷たいなぁと思いつつ歩いてると溜まった水が足袋の中でシャーベット状になっていくのが判って、指の感覚が無くなっていく…あぅあぅ…

参加者少なめなのに、行列の進行が途中で止まったりして、すごく遅いのです。進行が早いと、小走りになって自然とポカポカしてくるんだけど…。それと、服着た人達が結構多くて、間に挟まれちゃうと洋服の表面ってば肌に触れると冷たいのなんのって。。。なのに、今年は最後の三周目で3回も水垢離してしまいました。全部で5回ですっ 最後の一周は寒くて寒くて途中で小屋に逃げ帰ってしまおうかと思ったのですが、、、頑張りました。この前の寒中水泳の時も寒くて死ぬかと思ったけど、意外とダメそうでも何とかなるのね…ホント感心する。。。社務所に角灯返して白湯をもらって小屋に戻る。しばらく炭に当たっていても全然震えがおさまらないぃぃぃ寒いぃぃぃ
 
酔ったおじさんが小屋に入ってきて大暴れしていました。。。まともに歩けず倒れまくって体じゅう泥だらけ。。。でも、見事なまでに炭火を避けて倒れるのだ。。。ある意味すごいと思った。。。…争奪戦の登録をしに行きます。
 

 
柴燈木登。…体、全然温まらず。。。途中から見物に切り換えてしまう人の気持ちが、始めて判った気がします。。。でも、頑張って小屋を出る。井桁に積まれた木を見て、、、こーんなに高かったけー?っと思う。たぶん去年も思ったはず…。最初のうちは火の勢いがものすごくて、皆で雪を投げ込んだりしていました。今年は「登れ!登れ!」とガンガン乗せまくるおじさんがいて何度も登りましたよ。登っている時って、目の前に煙がボぉーって上がってきちゃうと、息ができなくてパニックになっちゃうのだけど、後ろ振り返ると全然煙が無かったりするんです。コレ発見してからとても楽になりました。年々コツを掴んで長く登っていられる様になる。
 
なんかもうすっかりフルチン慣れして、逆に六尺締めてた方がカッコイイのかも…とか思った。。。

争奪戦まで長い長い休憩。食堂で食事しながらずーっとおしゃべり。一年ぶりに会う人達なので、すごく楽しくてあっという間に4時。小屋に戻ります。

小屋で温まっていると世話役の人が参加者を呼びに来ます。なぜか争奪戦だけは呼び出しがあるのだ。不思議。お堂の中に入る。今年は格子に登らず、ずっと下にいようと思っていたのだけど、人がいなくて格子がガラガラだったので記念にちょっとだけ登っておく。お堂の中は人でいっぱいのハズなんだけど、今年はスカスカで下に降りても隙間風がすごく寒かったです。人の中に入ると、どこからともなく手が伸びてきます…。初めての年はビックリしたけど、もう慣れちゃったので好きにさせておく。最初は遠慮がちにソフトタッチなのが、勃起しちゃうと皆ゴシゴシとマジ扱きをする。SEXしてるんじゃないんだから…お触り程度に抑えておけば良いのに…結局、逃げ回るハメになる。。。
 
---
 
蘇民袋投入。今年は小間木を蘇民袋から直接取りたかったのです。いつも床に落ちたモノを拾っていたのだけど、落ちた小間木って皆に踏まれて真っ黒だし、ご利益がないと言う人もいるので…。人が少ないので余裕かなぁって思っていたのだけど、、、思わぬ弱点がぁぁ…乳ピアス、小さいバーベルに変えてきたから大丈夫だと思っていたら、ピアスが入っていると乳首が盛り上がった状態になっているので、強く擦れると乳首が取れてしまいそうな感じなのだー。痛くて怖くて思いっきり当たれず、、、蘇民袋もドコにあるのか全然見えなくて、やっぱり今年も袋からは取れないのかぁーって諦めかけてたら、地元の人が小間木が取りやすい様に袋を持ち上げてくれて、なんとか取ることができましたー。やったー 踏まれていない小間木はとっても綺麗なのでした。
 
一旦小屋に戻ってちょっと休憩。争奪戦の集団が小屋の前に降りてきた所で再び参加します。人が少ないので進行もスムーズなのかなーって思ってたら、寺の入口付近でグルグル回って立ち往生。今年は珍しくジャニ系?の地元の若者が何人か入ってました。争奪戦の後半の方では、故意に褌を外そうとする人なんていないのに「褌に触るなー!!」って怒鳴りまくって過敏になっちゃう人が毎年いるのです。で、その若者の一人がこんな感じの子で、うるさいなぁーって思っていたら、、、地元のおじさんが「だったら褌とれ〜!!」と一喝。さらに、その子の褌を取ってしまった様なのですぅ…!!!すごいドラマチックな展開!!!なのだけど…ジャニ系なので。。。とりあえず静かになった事が嬉しかった。。。

で、例年では争奪戦は黒石寺を出て国道を延々と進み、田んぼに下りて終わるのですが、、、今年は何と寺の入口で終了してしまったのです!!!すごくビックリ…朝日に照らされる国道をトボトボと歩いてくるのが、祭りの終わりって感じで、好きだったのに…とっても残念です。まだ暗いうちで、もーすっごいあっけない終わり方で、オニギリももらわず、記念品も引き換えずで、さっさと着替えてサウナに直行してしまいました。。。 (後日、知り合いの方に地元の新聞を送って頂いたのですが、記事によると、お堂の中で争奪戦の決着が着いてしまったそうなのです。ルールが良く判らないのでアレなんだけど…だから早く切り上げたって事ですね。うむむ。)
 

 
サウナ。右の乳首が痛いなぁーと思って見てみたら、バーベルの片方のネジが無くなっていましたー。ショックっ 一方、チンコピの方は、こんなに長時間外しっぱなしにしたのは初めてで、戻せるか心配だったのだけど、何とか入りました。長い間外せるとピアスも楽だなぁーと思う。サウナでは、毎度反省会のごとく皆と話ができてすごく楽しかった。ゆっくり温まって、新幹線に乗って帰ってきました。お疲れ様でした。
 
…何度も何度も書いてますが、今年の蘇民祭は寒かったー 蘇民祭ってあまり寒いって印象無かったのだけど、今年は最初っから終わりまで、もぅずーっと寒くて寒くて寒くて寒くて参ってしまいました。。。ダイエットの影響が思わぬところに出てビックリ…初参加の頃から比べると15kgも痩せたので、15kg分の服を脱いだと思えば…寒いはずだよね …なので、心の余裕もなくて、あまりお祭りを楽しめなかったのがすごーく残念。。。そもそもダイエットのキッカケって、蘇民祭のビデオで自分の弛んだお腹を見て「ヤバイっ」って思ったコトなので、、、なんか、とっても本末転倒な結果になってしまった気がします。。。