産業の米
 
半導体の特徴
2000年05月13日作成

温度
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半導体の順方向電圧は材質によって決まります。シリコンの場合は常温で約0.6Vです。ゲルマニウムは0.3V程度となります。

この順方向電圧は温度によって変化します。シリコンの場合は温度が1℃上昇すると約2mV程度減少します。

この特性を利用するとチップ自身の温度を知ることが出来ます。簡単な温度計として使えます。

シリコンは1400℃くらいで解けはじめます。作るときは250℃程度の温度にする事があります。保存温度が150℃以下であれば壊れる事はありません。

ただし、高い温度では原子の動きが激しいので信頼性が低下するおそれがあります。 半導体は温度が上がりすぎると 周囲温度は0〜70℃ or −40〜+85℃などとなっています。


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