好きなもの
(食べ歩き)

寿


 
の郷
2004年07月10日作成
2004年07月11日更新
0710-1.jpg
離れの懐石用と思われ
る部屋?に通されます
寿長生の郷でランチ 2004年07月10日(土曜日)

我が家の近く(車で5分)に叶匠壽庵というお菓子屋さんが作った 和風の庭園レストラン(寿長生の郷)があります。

ここには完全予約制のようです。お昼のお弁当(4200円)と懐石コースの2つがあり、予約は11時半と午後1時のどちらかを予約します。 パンフレットには所要時間2時間半と記載されています。 1時からのコースは3時半の石山駅行きの送迎バスに乗れるような時間配分となっているようです。

駐車場に車を停めて歩き始めると、駐車場の端にある小屋からおじさんが出てきて『ご予約の方でしょうか?』と訊ねられます。

はい、と答えると名前を聞かれます。そして、受付の小屋へ案内されます。 受付の小屋で梅酒を頂いていると、受付をお願いします、と言われます。 受付とは支払いの事で、お金を払うと食券が渡されます。 予約時間の5分前に上の本館の門の前に集合します。 少し前に受付小屋の係の人が本館の玄関まで連れて行ってくれました。 今朝は大雨で5分ほど停電したんですよ、などと大きな声で元気よく話をしてくれながら砂利道を本館まで上って行きました。

約10名ほどの一団がお昼の会場へ案内されます。 お昼の会場はいくつかの離れになっているようで、私は上の写真のような15名ほどが入れる部屋へ通されました。 このような部屋は3つ以上あるようです。
0710-2.jpg
通常、お昼は二段弁当になります。 メニューには懐石、お弁当、お茶のみの3種類書いてありました。 お弁当と懐石にはお茶もセットされているようです。

二段弁当は、ご覧のように天ぷら、寿司などが入っています。 他に刺身と、じぶ煮のような凝った汁、が出てきました。

食べている様子をみていて、最後にデザートが出てきました。
デザートはマンゴープリンです。 お菓子屋さんのプリンですから、当然自家製と思われます。
こんな上品な味のプリンは食べたことがありません。最高の味です。

お昼が終わると茶席か散歩へ案内されます。
ご主人が挨拶をされ、お茶をたててくれます。
ガラスの釜は耐熱ガラスで、お湯は炭で沸かしているとの事。
0710-4.jpg
0710-6.jpg
0710-5.jpg
大きなガラス窓からは、庭園と、もう一つの茶室のような建物が見えます。
0710-7.jpg
ご主人の説明では、、

床の間にはカボチャの香入れ?と

団扇に20種類の虫の名前を書いた掛け軸?

そして右側には竹で編んだ虫かごにさしたお花があります。

かなり古いものだそうで、当時網はなくこのような虫かごを使っていた、と説明がありました。

庭園  2004年11月