村の中は
『天秤棒で荷物を担いでいる人』
『リヤカー』
『自転車』
『オートバイ』
などが行き交います。
道路から下の運河をみるとこんな感じ。
道路をそれて運河沿いに歩いて行きます。
運河沿いにある大金持ちの館の内部です。
貧しい農村の大金持ちは、欧州の荘園などとは異なり丘の上に棲む事は出来ません。
丘が無いからです。
こういう家の娘は家の一番奥で箱入り娘として育てられたそうです。
街の中を『ダダダッ』と威勢良く走る変わった乗り物です。
エンジンがむき出しで耕耘機の様に見えますが、トラックと言う位置づけでしょうね。
これ、結構速いんですよ。時速40〜50kほど出る様です。
これをみていて感じるのは、車ってこれで良いんだ。と言う事です。日本ではカッコを気にします。でも要するに走ればいい。安全であればいい。それだけなんじゃないか。と言う気になります。
私は乗りませんでしたが、30分ほどで20元の船です。
日本では、遊覧船、と言ったところでしょうか?
この2艘の船に乗っているメンバーが私たちのグループです
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船を見下ろしていた目を左に向けると村のメインストリートです。

中央前方に見える中型のバスが我々の乗ってきたバスです。
閑散とした水郷の村『周庄』で今日の観光はおしまいです。
ボロを集めている人が居ます。イスや扇風機の壊れた物など、全くのガラクタを買い集めているのです。
こんな物が売れるのでしょうか?
周囲には資源らしい物が見あたらないので、こんなガラクタでも資源として何かに使われるんでしょうねぇ。
使い捨てが当たり前の日本では考えられない状況です。
我々も、もう少し物を大切にしないといけないのかもしれません。
村の出口におみやげ物の店があります。
売っている物は淡水真珠で出来たネックレス、真珠で作った化粧品、他に掛け軸などです。
店の売り子のお姉さんはとてもウブです。『商売がうまいね』と声を掛けると、とても恥ずかしそうにしています。
『はにかむ』と言う言葉は、日本では死語になってしまった様な気がします。
中国の農村にはまだ『はにかむ』と言う態度がみられます。