奥多摩ドライブ
1999年10月30日訪問
2000年04月29日更新

(99年10月30日)
年に2回、国際会議(と言っても社内の会議です)が開催されます。半年ぶりに日本へ来たチャールズさんが『山へ連れて行け〜』と言うので、初秋の奥多摩へドライブしました。今年は暖かいためか紅葉はまだで、来週辺りから見頃になりそうな感じでした。そのためか道路はすいていて快適でした。

ok-01.jpg
奥多摩湖(小河内ダム)にて

東戸塚でピックアップ

土曜日は道路が混雑します。私の家の近く東戸塚駅で彼をピックアップ。 そのまま横浜新道、新保土ヶ谷インター経由で16号線(保土ヶ谷バイパス)へ入りました。 普段の土曜日は大渋滞する16号線ですが珍しく渋滞がなく、 スイスイ走れます。 そのまま八王子→青梅経由で一気に奥多摩湖まで走りました。
ok-02.jpg
ダムの上

朝9時ちょうどに東戸塚を出発、小河内ダムに到着したのは午後1時。 このダムは50年ほど前に東京の飲み水を確保するために作られたダムです。 東京都の水道局が管理しています。先日降った大雨でダムは満水でした。 ok-03.jpg

ダムの上から、見下ろすと、はるか下に小さな発電所が見えます。
ここから流れ出る水が多摩川となって関東平野を流れて行きます。多摩川は東京都と神奈川県の間を流れて、川崎と羽田の間で東京湾へ注ぎます。おそらく東京湾に流れ込む川としては最大の河川だと思われます。

ok-05.jpg
緑の○の中が白鳥です。
拡大すると右の写真の様になります。

ダムには白鳥が1羽だけ居ました。
どうやら足に怪我をしているよう
です。
ok-04.jpg
ok-06.jpg

少しだけ餌を食べると再び岸から離
れて湖の中央へと戻って行きました。


ダムの取水口にはものすごくゴミが集
まっています。
白鳥がこのゴミの中へ近寄ってきまし
た。
取水口には管理用のボートがあります。
どうやら職員がボートの縁に餌箱を置
いているようです。

ok-07.jpg
お日様にキラキラと輝く波紋を残し
ながら。


お昼
奥多摩湖に到着したのは午後1時。とってもおなかがすいたので、ダムと博物館をざっと見学して、最初の目的地『三頭山荘』へと急ぎました。
ok-08.jpg ok-09.jpg
三頭山荘は奥多摩の山『三頭山』の麓にあります。秋川渓谷の最も奥に位置し、500年の歴史があるそうです。内部は江戸時代の家をそのまま残してあります。 ok-10.jpg

最もお勧めは、21皿の山菜料理です。しかし、このあとすぐに夕飯を食べる予定なので軽く『麦トロ』定食にしました。

外人はヌルッとした食べ物は嫌いなはず。チャールズさんが山芋を食べられるか、ちょっと気になりましたが、彼はおいしい、と食べています。でも、顔は引きつっていますねぇ。

ok-11.jpg ok-12.jpg
お昼が終わると、屋根裏に登ってみました。この家で古くから使っていた道具を並べて民芸館にしてあります。この付近は養蚕をしていた様で、様々な道具がありました。私の田舎でもカイコを飼っていましたので道具は、ほとんど分かります。チャールズさんはこれらの説明を求めるのです。何にでも興味を示す人です。
チャールズさんはEIAと言う世界規模の電気業界団体のボードチェアマンです。小さい頃(30年前?)9年間も日本に住んでいたそうです。日本は好きだそうですが米軍厚木基地内での生活だったため、日本語は全くわかりません。このたび2年間当社のメモリ関係の技術顧問として来日しています。
お昼が終わるとすぐに、夕飯のレストランへ向かいます。
夕飯は6時に予約してあります。
最高のレストランで夕飯