私が買った物は2列あります。また、一般に演奏に使われている物も、売られている物も、大抵2列あります。
しかし、本来、サンポーニャは2つが別々であり、二人で語り合うように演奏する物だそうです。
(NHK『地球に乾杯』より)
息が洩れるように演奏するのは、風の音を意味するそうで、本来、風の息づかいをイメージしながら演奏するんだそうな。その風は、死者を連れて行くために訪れるものだそうです。インカ帝国の南の方に位置するチチカカ湖周辺には8月頃(真冬)に強い風が吹いて死者を連れて行くと言い伝えられている?
インカの曲は、聞いていると、自然に体が踊り出してしまう音楽が多いような気がします。
村の家々には、サンポーニャがあり、家族で演奏している家もある?
NHKの『地球に乾杯』を見ていると、そんな気にさせられます。