突き当たりの山を登っていくと多くの墓石が並ぶ墓地があった。そのまた上に登っていくと石段があり、その上に広く開けた場所があった。辺りは水を打ったように静まり返り。荘厳な雰囲気が漂っている。ここは天理教の教祖の墓地だということだ。天理教では「教祖」と書いて「おやさま」と呼ぶという。天理教は教祖、中山みきによって今から162年前、天保9年10月26日にこの世の中に伝えられたということだ。天理教は江戸時代末期に始まったのだ。手を合わせて戻ることにした。