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fire1.gif TEditでEnterキーを押したとき・・・ 00/12/14
今回のティップは友人からの要望で作ることになりました。 他の内容とはちょっと「色」が異なるので気をつけてください。

TEditコンポーネントでEnterキーを押されたときに何かをする・・・には TEditコンポーネントの「OnKeyDown」イベントを使います。OnKeyDownイベントは、 TEditコンポーネント上にフォーカスがあるときに、キーボードのキーを押すと 発生するイベントです。
実際にコードを書くには、オブジェクトインスペクタの「OnKeyDown」と書かれている部分の 右の空白をダブルクリックします。そうすると、次のようなコードが追加されます。

procedure TForm1.Edit1KeyDown(Sender: TObject; var Key: Word;
  Shift: TShiftState);
begin

end;
実際にEnterキーが押されたときに・・・というプログラムを作るには、 次のようにします。
procedure TForm1.Edit1KeyDown(Sender: TObject; var Key: Word;
  Shift: TShiftState);
begin
     
     if Key = VK_RETURN then begin
        //ここにコードを書く
            ・
            ・
            ・
            ・
        //ここまで
     end;
end;
上のコードで「Key」という変数がありますが、これには「押されたキー」が入っています。 「VK_RETURN」というのは、「リターンキー」のことです。 キーとキーに対応するコードを表にしておきます。

キーコード
リターンキー VK_RETURN
スペースキー VK_SPACE
エスケープキー VK__ESCAPE
SHIFTキー VK_SHIFT
CTRLキー VK_CTRL
ALTキー VK_ALT
F1 〜 F12 VK_F1 〜 VK_F12
BSキー VK_BACKSPACE
カーソルキー VK_LEFT , VK_UP , VK_RIGHT , VK_DOWN

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