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fire1.gif 実時間の問題点 00/03/23
前から気づいている問題があった。 気づいている人がいるかもしれないが(多分いないけど)、 作り直し前の「二代目 NaGu-Ru」はなんと「加速、減速」ができないのだ・・・!!

理由はなぜか?
答えは簡単で「実時間」を使っているからである。 では、なぜ「実時間」を使っていると駄目なのか? 試しに、次のような状況を考えてみよう。

fig.1

図は、等速直線運動と等加速直線運動の時間と速度の関係を表しているグラフです(いわゆるv-tグラフ)。 こういうグラフにおいて、t1〜t2までで進んだ距離は、図で色を塗ったところの面積となります。 なんでそうなるかというと、積分のはなしになりそうなので詳しくは説明しませんが、 とりあえずこうなるってことだけ、つかんでおいて下さい。

それで、

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※実時間
パソコンによる処理速度依存をなくすための処理と思ってちょーだい。

※積分
高校で習う数学の分野(ぼくらは二年生のとき習った)。 細かくきってそれを全部足す、それだけだと考えてます。

※v−tグラフ
物理の教科書に載ってると思います。

※等速直線運動
難しそうに見えるけど、一定の速さで進む、ってだけ。 s=vtというシンプルな式であらわせる。

※等加速直線運動
一定の割合で加速していく、ってだけ。初速度をv0、加速度をaとすると、 s=v0*t+ at*t/2という式であらわせる。左の図の面積を求めたらこうなると思います。






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