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       2002 02/10 
      日曜日だっていうのにどこでもオリンピックやってない。新聞みたらなんと1局しかカバーしてない、やっぱり冬季オリンピックって、おーじー達にはなじめないのねー。 
       
      開会式のユニクロのユニフォーム、良かったじゃない。あのマフラー欲しいです。入手可能ですか? 
       
      船木、オリンピック旗持ってましたね、あれにはナミダでました。いやーそういう時代になったというかそういう認知のされ方になるほど彼のパフォーマンスはすごかったんですねえ。 
       
      Ausのキャシー フリーマンと一緒に出ていたのでいっぱい見られました。それからネイティブアメリカンから歓迎の言葉をもらう時も出てましたね。日本人バンザイ。 
       
      誰だったか、五輪を頭に入れて刈っていた人いましたねえ、あーいうのはウケるんです、こっちでは。TVに何回も出ていました。 
       
      こっちってメインプログラムの後にコメディーショーというか、オリンピックを笑ってみてやれ、という番組があるんですけど、いや、聖火台がAusよりちゃちーとか、ブッシュはすげーかっこつけていたとか、色々。友達は「オサマビンラディンを見つけたのかー」とTVのブッシュに向かって叫んでいました。 
       
      ともあれ、オリンピック見せてくれー!たえちゃんは銅メダルだったって?良かった良かった。 
      もうすぐ8時だってのに、プライムタイムだってのに、どこもやってないー!! 
       
       
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       2002 02/11 
      こちらでは認知度が低いことはお伝えしたが、一応特番のようなコメディー風番組があってオリンピックを違った角度から見られます。ホストはロイとHGの二人。かなり有名なんだそうだ、こいつら。 
       
      その番組の中で。 
       
      「聖火が消えたのを皆さんは見ただろーか!するするっと昇って行って...ほらっ!」 
       
      確かに大きな聖火台に到達する前に火は一度消えている(爆) 
       
      「あの聖火台はシドニーオリンピックに比べてちゃっちいぞ!」 
       
      ...確かに小さいけれどあれはあれでいいではないか!シドニーの時なんか途中でぶっ壊れて止まっていたじゃないか。 
       
      アメリカを紹介するのにテーブルの上にハンバーガーやらチップス(日本ではフライドポテト)を並べて、「アメリカってこんなもんばっかり食べているんだよー!」 
       
      オージー達だって、同じじゃん。 
       
      モーグルの競技を振り返って、 
      「日本の審査員はなんだー!オーストラリアの選手になんでこんなに飛び切り低い点を出すんだー!」 
      これは同感。他の国の審査員達からすると格段に低すぎる点数がオーストラリアには与えられていた。これは私もちょっと疑問。 
       
      しかし、その後のコメントの「日本はオーストラリアがきらいなのかぁ???」 
      そんなことないよ、第一あなたたちは日本人観光客の落とす金を国家予算の一部に入れ込むほど日本に頼っているじゃないか。 
       
      ...まあ、こんな感じでおもしろおかしく、時にはこけおろしたオリンピック番組が展開されています。肝心の競技の実況はどーしたんだ。それを見せろよ、おーじー諸君。 
       
      この番組、大それた事に「打倒ノルウェー!」を合い言葉にオンエアーされています。 
       
      最後が一番笑えるんだけど、今日のメダル数のところで、ノルウェーと比較して、オーストラリア、ニュージーランド、(ここまではいい)キリバス諸島、クリスマスアイランド、パプアニューギニア、などとオーストラリア周辺の国や領土のリストとメダル数を出しています。その国々はオリンピックに出てないじゃん!勝手にインクルード(含む)させるなー!!! 
       
       
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       2002 02/12 
      昨日はダウンヒルがメインで放送されてましたね。 
       
      さっそく例のTV番組から。 
      昨日はテーブルにピザとホットドッグとドーナッツが並んでいた。でもこれってオージー達も良く食べているよ、何も変わらない。 
       
      「ロシアチームは一人2本ずつのヴォッカと1瓶のキャビアを持ち込んでいる」 
      んなわけないだろーがー! 
       
      「日本人は体重が軽いからダウンヒルの好タイムは期待できない」 
      んー、これは一理あるねぇ。でかくて重い方が早いのは事実。でもさ、これからに期待しようよ。 
       
      「ソルトレイクではロゴ入りのダッチオーブンを売っている」 
      あーはーはー、これ見ました。笑った笑った。すき焼き鍋みたいな鉄鍋に蓋がついていて、アウトドアの時に使うのね。たき火にかけて料理するの。オーストラリアではブッシュタッカー(ブッシュは外の荒れ地、タッカーは食事)に便利な鍋。この蓋がマンホールの小さいのみたいで、なおかつソルトレイクシティのオリンピックマークが入っているの。 
       
      おーじー達はフィギュアスケートが好きみたいで早く見たいねって言っていました。日本だとやはりジャンプでしょうか。 
       
      いまフェドカップってテニスの国別対抗試合があるんでそっちの方がオリンピックより派手に放映されています。くっそー、オリンピックだぞ、もっといっぱい見せろー! 
       
       
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       2002 02/13 
      はい、昨日は「しぼれるチーズ」ってのが紹介されていました。なんとも気持ち悪い。チューブに入っていて歯磨き粉みたいにぎゅーってしぼりだすわけ。 
       
      ルージュ。 
      ドイツのHackl残念だったね、わずか0.329秒差だってさ、金メダルはイタリアのZoeggelerって全然イタリア人ぽくない名前の人が取った。 
       
      「そりの上でいかにSleepingできるか!」って表現していました。いやー、あれって寝転がるんじゃなくて眠っちゃう競技だったわけ?いえいえ、こちらではそういう風に表現するんです。 
       
      ブラジルから2選手でてましたね、ようこそウィンタースポーツの世界へ。アナタは偉い!しかし、そりから滑り落ちてそのまま滑走していくのは怖さ以外の何物でもなかっただろう。考えてもみーよ、ただの滑り台でも寝て滑ると怖いぞ。 
       
      フィギュアスケート ペア。 
      おいおい、ロシアとカナダのチームぶつかってんじゃん、あれは故意にやったこと? 
      「わからん、わからん、あれはわざとだよなーでも絶対わざとだ」とかおまえの方がわけわからん。 
       
      中国のカップル、なんと!4回転に挑戦していましたね。こけちゃったけど。残念です。4回転の時代なのか、今は。すげーすげー。 
       
      またも審査員のバイアス(偏見)なジャッジが取り沙汰されていました。「ロシアの審査員は自分の所が1番になるようにわざとプレゼンテーション低く採点してるんじゃないのかー!」 
      うーん、ちょっとだけ同感です。日本の審判のテクニカルの採点も厳しすぎる。「日本はロシアと仲いいのか?」...ノーコメント。 
       
      スピードスケート。 
      なんと!ウェザースプーン(カタカナだと発音からかけ離れすぎだ)、転んじゃいましたね。彼は決勝に行けたんでしょうか?清水はどーした?清水を写せよ、金メダルホルダーだぞ、おい。清水みーせーろー! 
       
      昨日のTVはやたらめったらTremendous!(トレメンデス)を連発していました。流行り言葉にしたいみたいです。さあ、みんな辞書ひいてみよう! 
       
       
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       2002 02/13 
      アンソニー・ルー!君は良くがんばったよ! 
      男子フィギュアスケートね。 
       
      中国人だけどれっきとしたおーじーなんです、彼は。 
      よく転ばないで踏ん張れたね、最初のコンビネーションジャンプ。感動しました。えらいえらい。スピンも頑張れた。サーキュラーステップはイマイチかわいく出来なかったけど、おーじーだからいいんだよ。金メダルには程遠いレベルだけれど君のような先駆者が必要なんだ、この国には。 
       
      ロシアの男の子、それにしてもかっこいいなービューティホー。もう一人の方(銀色の衣装の方、名前は発音できない...ううう)は転んじゃったね。プレッシャーだったのかな。残念。 
       
      アメリカンの巻き毛の男の子も可愛かった。あれ、ゲイとちゃうんかな、ってな仕種でした。あー、急いで見たんで名前わかんないよ、こっちって名前一回しか出してくれないんだよね。あとは放送を聞いてスペル想像するんだけど、イヤー私には聞き取れません。きっとこの後の例のトークショーで紹介してくれるだろうけど。 
       
      それを楽しみにしているばっかりに、毎晩寝不足です。こっちでは12時の就寝なんて「そんなに遅くまでなーにやってんだー」ってなもんで皆さん5時起きで朝7時頃から働いてます。 
       
       
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       2002 02/14 
      今日も例の番組から。テーブルにはドーナッツ。さすがにうげうげってなってこないかい? 
       
      清水見た見た、銀だったね、おめでとう。君はずいぶんがっかりしたんだろうけど、きっと日本の皆はえらかったって言ってくれてると思うよ。「小さな巨人ー清水」とこちらでも紹介されていました。いや、久々に気持ちいいコメントありがとう、ロイ(トークショーのホストの名前)。 
       
      あーフィギュアスケートのロシアの子ね、アレキシーヤグーンでした。(日本語の発音に近いかな、これ?)フリーに期待、あ、でも日本人が上位にいるんだって?ホント? 
       
      昨日はフィギュアのペアの衝突事件でまたもりあがっていました。「あれは国際的スキャンダル」だそうで。 
       
      ところで、オリンピック委員会では「Olympic Aids」と題して大規模なチャリティーを企画しているらしい。開発途上国にスポーツグッズを送って親しんでもらおうってわけ。でもこの番組では「今日の食べ物にも困っている人達がそんなもので喜ぶと思ってんのか?」と怒っている。 
       
      しかし、ただ怒っているだけではなかった。 
      「そこで!私たち独自にチャリティーの仕方を研究しました!...(中略)食パン2斤(日本の4斤分)と、ベジマイト(知らない人掲示板にそれ何?ってかいてね)1kg、2kgのチーズ、クラッカーなどなどのおーじーフード、プラス『そり』...(中略)食べ終わって満腹になったところで、あ、これなーに?とそりに乗ってみる...(略)ルージュの参加者が多くなって人気種目になるぞ、氷の上じゃなくたっていいんだ。コース作れば。云々」 
       
      わっかんねーなー。おーじー、なにいってんだよ。 
       
      ちなみにルージュからクラッシュして落ちた選手をKnocked Outといいます、ひょえー。 
       
       
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       2002 02/14 
      おーじーはオリンピックあんまり見ないとおもいきや、結構このトークショーのおかげで自己満足してます。 
       
      さてさて、昨日の話題の続き。 
       
      「アイスホッキー」 
      これは野蛮で子供に見せちゃ駄目だ、というのがおーじーの一般評価。じゃーおーじールールフットボールはどうすんだよ、あれこそ野蛮じゃないか。 
       
      Wild Violent Sportsといいましてね、こわいこわい。Icehockie Bastersと題してぶつかる場面を延々と写してくれる。なーんだ、実は好きなんじゃん。ホストのロイは「たたくの好きだな、んー、特に会ったことない人なんか。パックなんか忘れて思いっきりどついてみたいね」おいおい、それはホッケーにはならないだろ。 
       
      「モーグル続編」 
      「どうせViolentにやるなら、モーグルの選手を全部同じ滑走路に立たせて一緒に滑らせたらどうだ。どつきあって、最後に残った人が金メダル」 
       
      そんなのモーグルになんねーぞー! 
       
      そういや、Jonnyって4位の人がゴールした時いきなりハダカのおやじが飛び込んできて抱きついてましたね、あれは日本でも放送されたんだろうか。 
       
      ちなみにくるっと横に1回転するのは、こちらではBack Door Buggieといいます。 
       
      「番外編」 
      シドニーオリンピックで有名になったおーじー選手が冬季オリンピックの種目にトライしているCMがあります。これ爆笑。 
      水泳のスージーオニールがスラロームに挑戦したり、(とうぜん滑れない)グラントハッケットがジャンプに挑戦したり(当然スタート台にすわっただけでびびって動けない)。きわめつけはボートの4人組みがボブスレーに挑戦しているシーン。 
       
      誰も乗れない...まるでクールランニングそのものだ(爆)。 
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       at 2002 02/16 17:31 編集 
      でました!昨日はとうとうポップコーンがテーブルに。そう例のオリンピックこきおろし番組です。やっぱりそれがいちばんアメリカだと思うよ、うん。 
       
      フィギュアペア 
      国際的スキャンダルになっちゃったんですか?ロシアとフランスの審判が裏工作したって話。ロイはまあまあだったけど、もう一人のホストのHGはめちゃくちゃ怒っていました。それでなくても彼は「審判は信用できない」と毎晩さけんでいます。Bias(偏見)っていうんだけど、良く見てみると確かに「うーんそうかも」って場面はいっぱいありますね。 
       
      フィギュア男子シングル 
      アンソニールー!!10位おめでとう! 
      これを機会に本当に中国系スポーツ移民が増えてしまうんだろうか。「フィギュア、スピードスケート、体操、飛び込み、卓球...」 
       
      え?卓球??そんなの種目にないぞ!ふーあやうくひっかかるところでした。わはは。 
       
      まだまだモーグル 
      日本人の野田って人派手に転んじゃいましたね。No NoDa!って駄洒落を連発して御満悦のロイとHG。オーストラリアだって全然だめじゃん。なーんで日本人ばっかりそー言う所もってくるわけ?清水の銀なんか、おまえらには絶対できないことだぞー! 
       
      カーリング 
      でました、これ個人的に好きな種目です。 
      女子は対アメリカ戦でしたね、日本はがんばったけど最後に負けちゃいましたね。これは「日本人は体重が軽いから不利だ」とのコメント付き。え?カーリングに体重関係あったんだー、不思議。 
      ところで長野の時に出たかわいい男の子のスキッパー、どうした? 
       
      なんか思ったけど番組ちょっとなかだるみ? 
      いやいや、種目に余り詳しくないからに違いない。クロスカントリーもっと写せよー! 
       
      なんか昔の日本みたいです。ワールドカップサッカーの予選通れるか!とかオリンピックで予選通過できるか!とかそんな話題で盛り上がっているのですから。 
       
       
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       2002 02/16 
      単なる衝突事件だけではなかったね、フィギュアペア。カナダチームにも金メダルが贈られることになったんだってね。フランス人の審判は資格剥奪処分になったらしいじゃん。じゃあ、ロシアは? 
       
      でもさ、こっちではもちろん審判の不法行為はすごいスキャンダルとして報じられているけど、カナダのチームがロシアにぶつかったの、あれはいただけない、とカナダチーム不人気です。反対にロシアはよくあのハプニングに負けずに平静でいられたね、偉いって。 
       
      それで、2つの金メダルの結果なんで、なんかみなさん不服そうです。 
       
      まーいーじゃーないかー、おーじーだったわけじゃなし。 
      ...こんなこと言ったら頭かちわられそうなんで黙っておきましょう。 
       
      「これでもかしつこいぞルージュ」 
      日本人のペア、クラッシュしてゴールできませんでしたね。こっちで大々的に放映されていました。それにしても、なんで転んだりぶつかったり、駄目な場面ばっかりなんだ!フィギュアの男子シングル、本田くん4位だったそうじゃにか、それを写せよ。 
       
      もしかしておーじーは日本嫌いなのか?何日か前に「日本はおーじー嫌いなのか?あのジャッジはなんだ」って文句言っていたじゃん、そのお返し?? 
       
      トークショーではね、オリンピック開催地だったし何人かメダル取っているのになんで今回はだめなんだ?とのことでした。 
       
      そういえば、ジャンプは日本のコーチの戦略がはずれちゃって船木散々な結果だったそうで。なんで写らないのか不思議でしたがそーいう訳だったのね。 
       
      「ソルトレイクのアイスリンクはちょっとおかしい」とラジオで誰かコメントしていました。確かに長野と比べて転ぶ転ぶ、すってんすってん。どうしちゃったわけ? 
       
      まーそれでも飽きずに最後まで見たいオリンピックです。ココって他に娯楽ないのよね。 
       
       
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       2002 02/18 
      ぶわははは!やったねーおーじー!! 
      スティーブン恥ずかしがらなくていいよ、君はあきらめずにちゃんとベストを尽くしたんだ、金メダルは君のものだよ。 
       
      これ、スピードスケート、ショートトラックの話。 
       
      決勝でアメリカ人のオーノ(日系人だね)が金メダル取ると思っていたよ、だって彼の目を見た?あれは獲物を追う目だよ。あんなの他の誰も持っていない。でも「オリンピックの魔物」って言葉がある通り、ハプニングは起こったね。 
       
      アメリカが競り合い始めて中国は焦ったんだろう、急にチャージかけはじめた。日本が転んじゃったからね。でもいけなかったのは中国はバランスを崩した時にアメリカとカナダに手をかけたことだ。スローで見たら明らかだ、ありゃ。そりゃまずいっすよ。 
       
      そんで、スティーブン。「何が起こったわけ?」って顔でゴール。ありゃー金メダルだぜー。でもこれが現実。 
       
      アメリカのオーノ、Oh No OHNO!とか実況のオヤジが駄洒落飛ばしてたけど、No
      No NODAって叫んだオヤジとおそらく同一人物に違いない。 
       
      その、アポロ、アントン、オーノって選手、最後までカッコ良かったよ。レース終わって淡々としてたし、誰かのせいにするような目をしなかったし(実は日本の選手は誰かを見つめていた:まるでおまえがオレを転ばせたといわんばかりに)、表彰台ですっごく嬉しそうにしてたし。銀でも満足、また頑張るよって表情だったよ、あれはすごいスポーツマンシップだとこっちの実況のオヤジはベタ誉めしてた。 
       
      そんなわけで、おーじー初の冬季オリンピック金メダル獲得者誕生、今日はお祝いだー!もちろん、おーじーびあー(Beer)でね。3.5%で喉ごし軽いです。 
       
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       at 2002 02/18 20:12 編集 
      イヤー笑いが止まりません、スティーブン。 
      ブリスベン出身(ココから1時間北)の28歳。今日、日本のニュースをネットで見たら「棚ぼた式」の金メダルだそうで。いいじゃないか、それでも。結果がすべてだ。 
       
      昨日のトークショーにもちろん出たよ、彼。 
      「後7周で何を考えていた?」 
      「あーやっぱりこれが俺かなあ」 
      「後5周」 
      「誰かころんでくれぇー」 
      「後3周」 
      「足が痛いー」 
      「ゴール!」 
      「へ?俺だけしかいないの?」 
       
      衝突の瞬間だけは巻き込まれないようにコース取りを考えたそうです。以前怪我してるんですごい怖かったそうで、目の前の出来事は彼にはスローで写ったらしい。これはレース後のインタビューの時のコメントです。 
       
      トークショーに戻るけど、この時の様子をロイとHGが実況入れてみました。本人を目の前にして、 
      「さあスタートです、オーストラリアはいつもの伝統的なポジション(ビリ)につけています。...(略)おっと、オーストラリア離されかけています、これが彼の戦略なのでしょうか、焦る様子は感じられません(本人大爆笑)。...(略)アメリカがチャージかけています、おおっと!韓国がーあー中国がーあーアメリカがーあー、彼はどこだー(1、2秒の沈黙)いたー!!!!! 
      なんと彼だけがゴールです、オーストラリアで初の冬季オリンピック金メダル!(会場中大爆笑、本人恥ずかしい様子)」 
       
      ラッキーも3回続くと本物だ。 
       
      「このあと終わったらどうする?」 
      「まずこの汗くさいジャージを着替えて、ナイトクラブにでも。あ、でも金メダル持っていかないと俺だって誰もわからないだろうな」(会場爆笑) 
       
      この若者、なかなかギャグのセンスもお持ちなようである。 
       
      「この勢いで他の種目も全部金メダルだー何が起こるかわからないからなー皆さん最後まで応援しよう!」 
       
      ...それはちょっといきすぎじゃないの?ロイ。 
       
       
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       2002 02/19 
      今日もしつこくルージュ!ゲストもアメリカチームのダブルルージュの選手! 
      なぜこんなにルージュにこだわるか今日わかったけど、Ausにはルージュチームまだないんです。ロイとHGは皆がルージュに興味を持ってくれるといいなと思っているみたいです。さて、その訳は? 
       
      選手にインタビュー! 
      「2人でいつも練習しているのか?2人はいつも一緒?」 
      「そうです、でもそれぞれに筋トレとかやったりもします」 
      「すごい聞きたいんだけどなんで大きな選手の方が上なの?」 
      「その方がそりを早く滑らせる事ができるから」 
      「上に乗っている人のお尻の位置がおかしいと不快なわけでしょ、それどうやって練習するの?」 
      「いつも上に乗っかってポジションをたしかめています」 
       
      ここでなぜか会場大爆笑。 
       
      「上と下で顔が見えなくてどうやってコンタクトとるの?」 
      「ずっと一緒にいるとわかってきます、夫婦もルージュやればコミュニケーション度UPしますよ」 
       
      またまた大爆笑。 
       
      「あーそれであのポジションがいいわけ?」 
      「いや、それはずっと昔からそうなっていて...(絶句)」 
       
      爆笑。 
       
      なんでも早く滑るためには上の選手はお尻が大事で、下の選手は肩が大事なんだそうだ。 
      それからなんでドイツがあんなに強いかというと100年くらい歴史があって、国から資金がいっぱい出たり、税金でコースつくったりしているから環境にめぐまれているんだそうだ。 
       
      会話の中でルージュで強い選手になる秘訣に恐ろしい方法が! 
      なんと上側の選手の股間をもう一人の選手がおもいっきり蹴り上げたのである。その選手は平気な顔。これにはロイもHGも大ウケ。 
      「オーストラリア中でルージュの予選会とかいってみんなで股間蹴りっこし始めたらどうしよう」 
      「いや、それだけが秘訣ってわけじゃなくて...」 
       
      もう遅い。後は下ネタに走り込むばっかりだった。いやールージュって卑猥なスポーツだったのねん。 
      (思いっきり誤解) 
       
       
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       2002 02/19 
      昨日のテーブルには思いっきりフライドチキンが並んでいたわけで。アメリカを他に表現する方法ないのかなー、でもいざアメリカを喩えるとなるとどう表現すればいいんだろう。 
       
      「アイスダンス」 
      「これは卑猥な種目だ、はっきり言ってスポーツからはずれている、ただ氷の上でいちゃいちゃ踊っているだけじゃないか、4回転もない、スピンもない、リフトもない、なんなんだこれは」 
       
      おーじー達にとってこの種目は理解不可能です。なんでわざわざペアとアイスダンスと2種目にしているのでしょう。私からも理解不能です。 
       
      「なんだよほんとにしつこいぞ ルージュ」 
      ルージュの大原則は二つ! 
      1.Flip Flip Flip (漕いで漕いで漕いで) 
      2.Do Nothing (なにもしない=そりに乗ってるだけ) 
       
      銅メダルのアメリカチームは「いや、なにかしてるよなあ、おい」「うん、なんかされてる気がする」(場内大爆笑) 
       
      やっぱり卑猥だ(しっかり誤解) 
       
      「日本のチームおもいっきり転んでましたね、あれはどう思いますか、おまえら、やる資格ないぞ、とか」 
      「いやーそうは思いませんけど足のつま先でブレーキかけようとしてましたね、あれは究極の選択です。間違えると両足複雑骨折です」 
       
      え?そうだったの?日本チーム、怪我なくてよかったね。 
       
      「ダブルボブスレー」 
      「後ろの人顔がTVに写らなくてかわいそう、親も親戚も見ているっていうのに」 
       
      だってそーいう風にしないと早く滑れないんだってば。 
       
      ...それにしても日本ではジャンプ団体に注目していることでしょう。こっちでは次なる注目種目はだんぜんボブスレー(4人乗り)です。 
       
       
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       2002 02/19 
      やったーアリス!それにしてもなんてかわいーのー?! 
      女子エアリアル(と日本では言うのだろうか?)ですねー、すごかったですねー。カナダ人を制して堂々の金メダルです! 
       
      インタビューで。 
      「一人で来ていてすごく不安だった。練習中も寂しかった。選手同士で励ましあってた。1度目の時オーストラリアの旗が見えた。ああ、応援してくれている人がいる。1度目はうまくできた。もしかしてメダルは確実!でも終わった途端に怖くなった。2度目の前に旗を確認した。あ、ある!ガンバロウ!...2度目もうまくできた。なんて気持ちが良いんだろう。いつもの掛け声も聞こえた。終わってほっとした。絶対メダルが取れると思った。でも金なんて!やっぱり信じられない。あ、おかーさんとおねーちゃんがいるー!うれしー!!金メダルとったよー!」 
       
      この後さらにコメントを求められて「タスマニアにいるおじーちゃんは今ごろソファからひっくり返っているに違いないわ。」 
       
      底抜けに明るい、おーじーらしい表彰式でも表情も見れました。おめでとう! 
       
      コメンテイターのおやじがぬかしていたけど「オーストリア人は自分達をIdentify(認識させる)のに苦労することになるだろう。なんていったっていままで金メダルは彼らが取り捲っていたのだから。しかーし!今日からは『オーストレイリア』だからねー、わかったー?」 
       
      そう!オーストリアとオーストラリアは明らかに違うのである、ユタ州のみなさん、そこんとこヨロシクね。 
       
       
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       2002 02/21 
      フライドチキンにピザ、もうさすがにネタは尽きたかと思いきや昨日はチリドッグでした。 
       
      例の番組にはゲストに愛しのアレクシー(フィギュア男子、金メダル)が! 
       
      「あのー、ロシア代表で金取ったことだし、この辺でオーストラリア移住して、Aus代表で次のオリンピックに出るなんてことは考えてませんか?」 
      「へっ???」 
      「あ、車買います、もちろんお望みのもの。それからー、住む所も案内します。あ、それか引退してからコーチってことでもいいんですけど、いかがでしょう?現在ワールドランク10位のポジションですし、永住権イケると思うんですけど。(ロイは真剣)」 
      「はー、でもアメリカに家買ったばかりですし、ちょっと考えます」 
      「レートからしてUSドルの半分ですから、その家売ってこっちに来れば豪邸が建ちますよ。」 
       
      (場内爆笑、本人絶句) 
       
      「つかぬことお聞きしますが、あのリンク上で氷を使って雪のように見せたあれは誰のアイデアだったんですか?」(実は先日さんざんこれについてこきおろしていた) 
      「あれは、競技の数日前にふっと浮かんできて練習で試してみました。自分のアイデアです。コーチがそれはおもしろいからやってみればと言ってくれました。」 
      「あー、そーですかー。...」 
       
      「フリーの競技のテーマは『グラディエイター』でしたね、あれは?」 
      「映画を見て、それと偶然にラッセル・クロウにあってサインもらえて。それであの音楽が素晴らしかったのでスケートに取り入れられないかと。」 
      「あー、それであのステップ、闘っている所を表現しているわけですね。それから、首に縄をかけられる所とか。」 
      「そーです、上手く伝わったので金が取れたと思ったんですけど...」 
      「...」 
       
      いやいや、非常に盛り上がった(?)いい会話でした。 
       
       
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       2002 02/22 
      UFO騒ぎがオリンピック競技場付近であったそうで。「オリンピックを見に来たにちがいない。」そんなバカな。 
       
      今日のトークショー、ついにネタが切れたとみえてテーブルの上はポテトチップスとディップソースでした。 
       
      さて、今日の注目種目から。 
       
      「フィギュアスケート女子」 
      あれー16歳のアメリカの子が金でしたねー、終わってみればなんだーそれー、って感じ。ミッシエルクワンもシュルツカヤもミスしちゃってちょっとがっくりでしたね、3回転ジャンプのコンビネーションも3回転+2回転に減らしていたし。例の番組でもほとんどコメントなしでした。 
       
      「スケルトン」 
      あぶないから禁止されていて、オリンピックだからって入れてもらえた種目。だって、あんな小さな板一枚でしかも頭から滑るんだよ、一歩間違えば首の骨折るね、ありゃ。 
      親子3代でスケルトン選手っていう家族の孫が金メダル。とーちゃんも大喜び。そーいえば聖火リレーでも紹介されていましたね。あれ、じーちゃんはどこ?あー、お亡くなりになったのね。 
       
      「よし、開会式の映像をもう一回チェックしてみよう」 
      「あれーじーちゃんいないよー」 
      「じゃ、これ使ってみて(取り出したのは遊園地で3D映像見るとき使うメガネ)」 
      「あ!いるいる、手をふってるよ」 
      おいおい、いないっちゅーの。つーかそんなので見えたらコワイでしょ。 
       
      「孫はじーちゃんの顔をヘルメットに描くべきだったな、イーグルなんて描かないでさ」 
      それもコワイ。 
       
      「滑降」 
      選手が相次いで転んでいましたね。その中の一人がカメラマン達を跳ね飛ばしていた場面。 
      「こりゃーPublic Safety Issue(安全面の対策)を考えないといけないな、2、3マイル遠ざけて写させたらどうでしょう、望遠の技術も進歩していることだし」 
      確かにコース内にいるカメラマン達危ないけど、あれ審判とかも混じってるしね。 
       
       
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       2002 02/22 
      トークショーの中でIOCの言っている事にロイとHGは色々コメントしているけど、今日はかなり激怒する記事を紹介していた。 
       
      「IOCは新しい規定をつくろうとしている。子供たちに、たとえ親のひざの上にのって観戦するとしても入場料を取ろうと考えている」 
       
      これはオリンピックの意図に反していないか?? 
       
      子供たちにスポーツの素晴らしさを知ってもらうのが目的の中の一つだと思うんだよね。なのに金とるわけ?無料でしょ、普通。なんのために多くの企業から高い広告料取ったり破格の放映権を設定したりしているわけ?たいていの開催地は黒字で終わるよ。IOCが儲けようとしているのがまる見え。それでなくても賄賂騒ぎとか色々あるじゃない。もうちょっとボランティア精神というか、考えて欲しい。 
       
      あー、明日からいよいよボブスレーですね。 
      ジャマイカどうですかねー。わくわく。 
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       2002 02/24 
      ボブスレーはNZクラッシュしちゃうし、アンドリュー王子(モナコ)も全然だめだし、ジャマイカは消えたし、日本はスレッドにすら乗れないし、ブラジルは頑張ってたし、もうなんか頼むよーって感じ。 
       
      例のトークショーはスケルトンの女子金メダリストを呼んで大騒ぎ。 
       
      スケルトンって、前向いてソリで滑っていくやつ。ルージュとどこが違うのか?単に仰向けとうつ伏せってこと? 
       
      「スケルトンはどんなふうにルールとか決まっているの?」 
      「ヘルメット、ユニフォーム、靴、自分の体重を測定して申告して重量のちがうソリを割り当てられます。私は体重が軽いので重めの規定のソリが使えます」 
      「じゃーさー、超大きい人(体重の重い人)でも出られるの?」 
      「でられますよ。でもうんと軽いソリしか使わせてもらえないと思う(場内爆笑)。それでも有利だと思う。要は重力に耐えられればOK」 
      「頭から滑っていくでしょ。でも顔を下に向けてるから何も見えないでしょ。コースとか事前に覚えておくの?」 
      「そう、顔上げてあーあそこに建物が見えるーなんて景色を楽しんで練習してます。でも本番は顔を上げると風圧でブレーキがかかってしまうのでコースを覚えて目の前だけを見てます」 
      「もしかして、10センチ先とかしか見えないんじゃないの?」 
      「あっはは、その通りです」 
      「体の平たい人が有利?風圧を受けないから?お尻の大きな人は不利?」 
      「そんなことないですよー、お尻の筋肉が引き締まってヒップアップできます。挑戦してみたらどうですか?」 
      「...こわいもんなー」 
      「ルージュの方が早いしコワイ。速度でてるしコースは顔を上に向けているから先が見えない。足先の感が頼りだって聞いてます。」 
       
      なるほどねーと感心する内容でした。 
      プールでスライダーに乗る時こわいから足から滑っているけど、頭から行く奴もいるなぁー。きっと彼らはスケルトン派なのねん。 
       
       
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       2002 02/24 
      例の番組も今日でおしまい。UFO騒ぎがあったり、審判の不祥事があったりと、色んな騒ぎのオリンピックでしたね。 
       
      もっとも大きな騒ぎといえば、 
      「Smiggin Holes、2010年冬季オリンピックの候補地に!」 
      それってどこにあるのー? 
       
      Smiggin HolesはNSW州、といってもACTとVIC州との境にあります。Mt Kosciuszka(標高2223m)のふもとの町です。国定公園の中にあります。地図で見るとCanberraが一番近くで距離から推定すると約2時間ってことろでしょうか。 
       
      すでにキャンペーンTシャツや帽子も出来上がっており、あとは準備をしっかりして選ばれるように努力するのみ、です。 
       
      シドニーからもメルボルンからも飛行機で行った方がいいくらい遠いんで、もしここでオリンピックやる事になったら中間地点のキャンベラ観光も予定に入れて...なんて考えている観光旅行予定者のみなさん、その考えはアマイ!! 
       
      もちろんキャンベラは良い所です。オーストラリアの首都ですし。でもでも!シドニーともメルボルンとも大きくイメージはかけ離れている事を最初に肝に銘じておくべきでしょう。都会と観光地は決してイコールではない。 
       
      お金と時間に余裕がある方はぜひゴールドコーストにも立ち寄ってウィンタースポーツとマリンスポーツ、両方楽しんで行ってください。 
       
      それでは、8年後にSmiggin Holesで?お会いしましょう。 
       
       
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