最近のいずみ

Last Update:2021/5/31



パートタイムアスリートいずみ 21年目に突入 

■2021年5月31日(月曜日)


本日のヒナ
 今年も小学校の水泳は中止となった。子どもは水泳をやりたくなかったらしく喜んでいるが、水に接する機会がないと、学年が上がって水泳が再開されるようになった時には、さらに水泳がイヤになるのではないかと心配になる。幼稚園のころから週に1回水泳教室に通っていたが、新型コロナの影響で教室自体がなくなり、水泳をやらなくなってしまった。あれから約1年半。この1年半続けられていた場合の上達を考えると、大事な期間を奪われてしまったと思う。
 先週届いた市の広報では、久里浜駐屯地納涼祭の日時が記されていて、この状況でも納涼祭が行われるのかと驚くと共に久しぶりに花火が見られると期待をしていたのだが、まん延防止等重点措置が延長となってしまった影響か、今日回ってきた町内会の回覧板には、「ペリー祭花火大会、横須賀中央御輿祭、久里浜駐屯地納涼祭は中止となりました。」と書かれていた。今年も花火は見られなくなってしまった。そして同じ回覧にワクチン接種についての連絡も書かれてあった。現在の時点では80歳以上の方々にはワクチン接種券が発送済みで、今は75〜79歳に発送をしている最中のようだ。高齢者のワクチン接種が7月末までに終わるとの目標を政府は掲げているが、市の計画では、2回目の接種を終えるのに7月末では難しいのではないかと思った。いくら政府が目標を掲げても、各自治体で事情は違う。総合的な判断をされているだろうが、オリンピックだけを見据えて目標を掲げているのではないかと思えてくる。

■2021年5月30日(日曜日)


50m走
 横須賀選手権2日目。800mに学生が3名出場。予選で2人が同じ組に入り、力のある3年生がペースメイクし、もう一人の3年生がしっかりとついていき、初の2分切りを果たした。決勝は、力のある学生が関東インカレ標準(1分55秒00)を目指し独走し、200mを27秒9、400mを56秒台、600mを1分25秒8で通過。最後の直線は體が動かなくなりながらもなんとか動かしフィニッシュ。タイムは1分55秒54で惜しくも標準突破はならなかった。2位に4年生が1分57秒台の自己ベスト、予選で2分を切った3年生は、高校生に負け、2分01秒台で4位となった。
 今日は三男が50m走に出場。スタートで若干出遅れた感じがあったが、終始上位で走り2位でフィニッシュ。タイムは8秒61。公認記録では自己ベスト。これは先月最初に自分のタイミングでスタートして測った50m走のタイムと全く同じだった。全体では16位。学年の中では上位にいる。また秋の市民体育大会でベストを更新して欲しい。

■2021年5月29日(土曜日)


ツバメ(卵からかえりました)




5m01の跳躍
 横須賀選手権1日目。会場の不入斗競技場の隣のアリーナが新型コロナワクチンの接種会場となっていた。テレビで報道されているような混雑は全くなく、ほとんど人は入っていないように見えた。テレビの報道の状況とはあまりにもかけ離れていて、市ではワクチンがあまっているのではないかと思えた。
 大会プログラムに記載されていた大会記録を見ると男子は22種目中7種目でうちの学生たちが大会記録保持者となっていた。しかし、今日は予選からその大会記録が更新された。男子100mでは、強風で多くのレースが参考記録となり、ある組では10秒53という好記録もあった。そんな中で、風がギリギリ公認の範囲で高校生が10秒83の大会新記録を記録し、さらに準決勝では、同じ高校の別の生徒が10秒75で大会新記録を更新した。決勝は大会記録を持つ生徒が10秒74で優勝したが、追い風参考記録となった。
 うちの学生たちは、やり投げで2位と3位、砲丸投げで2位となった。砲丸投げの学生は、関東インカレが終わって1週間、回転投法を練習し始め、回転投法で試合に出場した。記録は大きく落としたが、来年へ向け新しいことに挑戦している姿は素晴らしかった。
 我が家の次男は、走り幅跳びに出場。1回目はファール、2回目は5m01、3回目は追い風参考で5m05ということで、ベスト8には残れなかった。2回目の跳躍しか見られなかったが、踏切板で踏み切れず、20cm以上は損をしていたことを考えれば、今の跳躍でもベスト8に残れる力はあったのではないかと思った。

■2021年5月28日(金曜日)


びわ



四つ葉を同時に3つ発見
 YouTubeで「馬渕睦夫のひとりがたり」を見た。馬渕先生は、最近アメリカが日本に関する渡航情報を4段階で最も厳しい「渡航中止の勧告」に引き揚げたことに関連し、日本にいるアメリカ人に対しては、退避勧告が出されたという話をされた。そして、馬渕先生が外務省へ勤務した経験から、これは戦争の前にやることであるとの言及があった。戦争前には各国でこういう事が起こっているそうで、「自国民に対し退避せよ」ということは、何かが起こるということを意味しているのだという。日本が何かに巻き込まれる可能性があり、それに備える必要があるということでもある。
 日本のマスコミからはこうした情報が発信されることはなく、毎日コロナの人数をカウントするばかり。退避勧告となるとコロナによるものではなく別の理由がありそうだ。政府やオリンピック関係者からは、オリンピックには影響がないというコメントは出されているが、そのほかの話はない。これから何が起ころうとしているのか。こちらはツバメのヒナのように口を開けて待つしかないというのがもどかしい。

■2021年5月27日(木曜日)
 東京都や大阪など9都道府県は、6月20日まで緊急事態宣言が延長されることがほぼ確定となったようだ。すでに延長されているところは再延長ということになる。人の流れを少なくすれば、PCR検査の陽性者が減らせられるということが前提となっているが、宣言が解除されれば、また増えるということになる。いつまで経っても同じことが繰り返されるだけで、これでは終息はない。宣言による効果はどのくらいあるのか。ワクチン接種により変化が起こるのか。いろいろと知りたい情報はあるが、こちらの注意が足りないためか、報道からは、特定の病院関係者だけが大変な状況だということはわかっても、知りたい情報が得られない。とにかくマスクをつけた生活は、口呼吸になりやすく、體にはあまり良いものではないだろうし、その状況が当たり前となり慣れるということはないだろう。

■2021年5月26日(水曜日)
 三浦の油壺マリンパークが9月末に閉園することを知った。建物の老朽化については行く度に感じていたが、いよいよ維持管理が難しいというところまで来てしまったようだ。イルカショーやアシカショーを行っていた場所は、特に老朽化を感じ、寂れているなぁと思ったことを思い出す。入館者数も年々減少しているとのことだったが、いつ行っても空いていて、小さい子どもたちが並ばずに魚を直にさわれ、パーク内は広々としてなかなか良い空間だった。正規料金で入園したのは最初に入ったときだけで、後は、無料チケットや半額チケットが手に入った時にしか出かけることはなかった。無料チケットや半額チケットを配ってでもなんとか入園者を増やそうとしていたのかもしれない。閉園は残念だが、今後は、新たな開発が始まるという。魅力的な施設ができることを願う。 

■2021年5月25日(火曜日)


ジャガイモの収穫
 1ヶ月ぶりにサーキットトレーニングを再開。3月から4月末にかけてだんだん動きが良くなりタイムも上がってきていたはずだったが、5月に入って膝の痛みが強くなり、さらにぎっくり腰でとどめをさされ、運動すらほとんどできていなかった。
 運動の順番や回数が曖昧で、途中で運動の順番を間違えるなど、スムーズには行かなかった。2セット目はタイムを落とし、3セット目も動きは鈍かったのだが、タイムは3セット目が最も良いということで、感覚とかけ離れていて、1種目やり忘れたのかもしれなかった。
 その後は、ペース走をやろうかと思ったが、急にトラックを走るよりは、まずは芝生を走った方が良いと思い、2週間ぶりにジョグをした。走っている最中に膝の痛みや股関節のこわばり等、いろいろと氣になるところがあった。とりあえず運動を再開したということで進歩だと思う。

■2021年5月24日(月曜日)
 土曜の夕方から次男は腹痛や微熱となり、昨日もあまり本調子ではなく、今朝も相変わらずということで、学校を休んだ。腹痛が氣になり、微熱も続くということで、近所の内科へ受診した。
 本来は発熱外来へ行くべきだったようで、病院の裏口から別室へ移動となり、そこで体温を計った。朝は微熱だったが病院では38.3度。医師は、まさにコロナ対策をしたような格好で登場し、まずは発熱外来へ行って頂く必要があったと注意された。その後、病院内でできる抗原検査を実施。医師は、「陰性になることを願うしかないね」と言いながら検査キットを操作していた。陽性が出たとしても直ちにコロナ感染ではないという説明を受け、以前そういったことが職場で会ったので理解はしていたが、陽性になると病院としても厄介なことになるということがうかがえた。
 結果が出るまで15分ほどかかり、結果は陰性ということで、症状から昨年秋に受診したときと同じ胃腸炎という診断になり、昨年と同じ薬が処方された。結果が出るまでの間、陽性だった場合は発熱外来へ行くことになるのだろうか、家族が感染となったら仕事にも影響が出るのだろうか、など、様々な心配が頭の中をめぐり、長い15分間だった。

■2021年5月23日(日曜日)


4m50の跳躍
 関東インカレ最終日。男子2部棒高跳びに4年生が出場。最初の跳躍で自己ベストタイの4m30に挑戦し、1回でクリアー、その後も4m40、4m50の自己ベストを1回でクリアーし、4m60に挑戦。前後のバーの位置が上手く調整できていれば、成功できたジャンプがあったが、3回失敗で競技終了となった。12名のエントリーだったが出場者は7名。強風の影響か、上位3選手が自己ベストからすれば低い記録しか出せなかった中、うちの学生は、自己ベストを連発しての5位入賞となり、学校対抗は総合31位、フィールド20位という順位がつき、主将としての仕事をしっかりとしてくれた。

■2021年5月22日(土曜日)
 先週雑草を抜いたはずの芝生を見ると、また新たに雑草が大きくなり目立ってきている。雨も多いので、育ちやすいのだろうが、抜いても抜いても生えてくる。最近は特に、ツメクサとコニシキソウが目立ってきた。
 街路樹のイチョウも急に葉が大きくなり枝が伸び、我が家の敷地へ入ってきて、垣根や畑の日光をさえぎるようになってきた。昨年は、台風の影響で、その枝が折れ、抱えるのにも大変な枝が庭に落ちていた。今後は台風のことを考えると畑に被害が出る可能性もあり、役所に剪定をお願いする必要があるのかもしれない。
 この1週間は雨が多く、強風だったため、我が家の農作物も被害を受けた。一つはブルーベリー。昨年までなかなか花を咲かせず、収穫が2〜3個だったのだが、今年はたくさんの花を咲かせ、収穫を楽しみにしていたのだが、実になる部分が強風で飛ばされ、ほとんど残っていなかった。50個以上は吹き飛ばされてしまっただろう。悲しすぎる。しかし、もう1本のブルーベリーの木は実がしっかりできて全く風に飛ばされることがなかったのがせめてもの救いだった。また、トウモロコシは、強風に茎を折られてしまい、枯れかかっているものもある。今年はまだ台風は来ていない。台風が来る前にしっかりと根を張り、太い茎を作って欲しい。

■2021年5月21日(金曜日)
 「左うちわ」という言葉は、「生活が豊かで楽な生活を送ること」という意味だが、何で「左うちわ」というのだろうと疑問に思って調べてみた。一般的に利き手が右手であることが前提で、利き手ではない左手を使って、悠々とうちわを扇ぐ姿が転じて、あくせく働く必要がなく、ゆったりした生活を送っているように見えたということのようだ。ウェブ検索して調べたのだが、「ひだりうちわ」という商品が販売されていて面白いなぁと思った。香川県丸亀市で作られたコンパクトサイズのうちわで、利き手ではない手でも扇ぐことが容易ということのようだ。このうちわは切手を貼って郵送もできると書いてあり、手紙としても使用ができる。
 多様性が強調される今の状況では、この「左うちわ」は左利きの人への配慮がないと言われてしまうのかもしれない。多様性を叫べば叫ぶほどその境界分断はひどくなるようで矛盾を感じる。現代では、公で使うべきではない言葉があるのかもしれないが、祖先が作り上げてきた日本語であり、文化の一部でもある。多様性にそぐわないからと言って捨てるのではなく、それを理解した上で守り続けることが子孫としての義務なのではないかと思う。

■2021年5月20日(木曜日)


砲丸投げ



1500m
 今年は例年通り関東インカレが4日間の日程で開催されることとなった。男子2部砲丸投げに2年生が出場。昨年は、新型コロナの影響で試合が秋まで開催されず、秋に唯一出場した氏の記録会で自己ベストを出し標準記録を突破して今日につながった。1投目から自己ベストを60cm以上上回る11m97で7位につけ、2投目は12m15を出しさらに記録を伸ばしたが順位は8位になり、3投目は12m16で3連続の自己ベスト更新。しかしながら8位と9位の選手が12m17ということで1cm差でベスト8に残れず、競技終了となった。本人はとても悔しそうだったが、1投目から自己ベストを更新するなどメンタルはとても強く、来年以降は上位で争える選手になってくれるのではないかと思った。
 今日は大学院研修中の卒業生も男子3部1500mに出場した。彼は博士課程3年。大学院5年間最後の関東インカレとなる。昨年は800mで優勝し、今年の春に1500mで自己ベストを更新し同時に関東インカレ標準も突破した。彼が4年生の時に間違いなく自己ベストが出るという状況で、試合の前日に体育の走り高跳びの授業で骨折させてしまったこともあり、8年ぶりの自己ベストに自分にとってもつっかえていた何かがやっと取れたという感じでとてもうれしかった。レースは、スタート直後で脚をひねったらしく、途中で止めようかと思いながら、何とか走りきったということで、タイムは4分00秒61で納得のいくタイムではなかったが、エントリーしていたmou 1名が棄権ということで、完走により初優勝となった。足の状態が氣になるが、明後日は800m。連覇を期待している。

■2021年5月19日(水曜日)


バジル
 武田邦彦の「ホントの話。」という動画で武田先生と片山賢さんという方が対談をしていた。片山さんの持論を話すという内容だったのだが、西洋のGodを日本語の神と訳したのがそもそも間違いだというのがとても印象に残った。神という字は「示す」という字と「申す」という字からできている。「申」は「さる」と読むが、「申」には「雷」という意味もあるのだという。神社には雲をかたどったしめ縄と、雷をかたどった紙垂(しで)を見かけるが、「カミナリ」は「神鳴り」に通じるように、日本では昔からカミナリを神として見ていたのではないかと推察されていた。武田先生は、日本語の神は、自分が出てきた元のことだと述べられていた。つまり、自然とご先祖様全てが神であり、西洋の神とは全くちがっているということ。だから西洋のGodを神と訳したことで宗教をはじめとして様々な誤解が生じてしまったのではないかという。日本人とは何かということを考える際に、漢字や日本語について考えることで、様々なことが考察できるというのがとても面白いと思った。

■2021年5月18日(火曜日)
 最近子どもたちを車で送迎することが多い。
 三男は、こちらが「いってらっしゃい」や「お帰り」を言うと「いってきます」や「ただいま」と反応をしてくれることが多いが、次男は無言のことが多い。長男は、最近こちらの話に耳を傾けてくれるようになり、家にいるときは、自分からは動くことはないが、頼めばいくらかは手伝いをしてくれ、車の送迎の際にも、きちんと乗り降りの時に「いってきます」や「ただいま」だけでなく「お願いします」「ありがとう」という言葉を言ってくれるようになった。長男も次男と同じような時期があったのだが、年を経ることによって変わっていくのだなぁと最近しみじみと思う。次男は今一番とがっている時期なのだろうし、三男も時期に次男のような時期に入っていくのだろう。自分もこんな感じだったのだろうか?高校生の時に雨が降ると親に来るまで送ってもらっていたのだが、送ってもらって当たり前という考えがあったと思う。そう考えると、長男は当時の自分よりも大人だなぁとも思う。

■2021年5月17日(月曜日)
 車で帰宅途中、信号が青で渋滞をしているわけではなさそうなのに左折の車がなかなか曲がらず、車が進まなかった。前の車は左折をしながら停車し、その横を右側から追い越してみると、左折している車の前にリードを地面に引きずったダルメシアンが立っていた。101匹わんちゃんだと思うとともになぜこんなところにいるのか、飼い主はどうしたのか?と思った。すぐに飼い主らしき人が犬に近寄ったところまでは見え、そのままその場を通過することとなった。犬が飼い主を振り切って逃げたということなのだろう。奈良では鹿がわがもの顔で道路を横断し、車は鹿をひかないように当たり前のように停車していたことを思い出した。とにかく犬がひかれなくて良かった。

■2021年5月16日(日曜日)


練習投てき
 今シーズンの初戦、東日本実業団に出場。ぎっくり腰の影響でダッシュをすると腰に痛みが出るため、800mは棄権し、シニア砲丸投げだけに出場した。
 例年は、800mを走っている最中に砲丸投げの競技が開始となり、投擲のウォーミングアップをすることなく2投目か3投目あたりから投擲をしなければならないのだが、800mを棄権したことで、投擲練習から参加できるので、自己ベストを出せればと思っていた。
 1投目は7m72で3位につけ、2投目以降徐々に記録が上がればと思っていたが、腕だけの投擲が続き、7m35、7m37、7m27と記録が下がっていった。5投目は7m80で少しだけ記録を上げたが、最終投擲は7m65で8mに届かず、800mを走った後で投擲をしていた一昨年の記録よりも低い記録で終了となった。ぎっくり腰の影響もあったのかもしれないが、この1年半、ウエイト器材を使ったサーキット取れニングができず、全身に刺激が入れられなかったことで筋出力も下がった可能性も高い。今後もこの状況は続くので、まずは腰痛からの回復、そして800mへの競技復帰を目指したい。

■2021年5月15日(土曜日)


本日のツバメの卵
 封筒を投函すべく、近所のポストへ向かったのだが、今まで存在していたはずのポストが存在せず、ポストが存在していた地面はコンクリートで埋められていた。仕方なく、次に近いポストまで歩いて封筒を投函した。
 ポストが撤去されたのは、郵便局の合理化のためなのだろうか。生活している地域は、お年寄りの多い地域なので、ポストが撤去されてしまうと、ポストまでの距離が遠くなり、かなり不便になってしまう。郵便局が民営化されるということはこういうことなのだろうか。郵政民営化で選挙があったが、当時はこういったことが想像できなかった。

■2021年5月14日(金曜日)


カタツムリ





本日のツバメの卵
 平直行著「触れるだけでカラダの奥が動き出す!」という本を読んでいる。平氏は総合格闘技で活躍された方で、ロシアの国技サンボでロシアの英雄となったビクトル古賀さんからも指導を受けたとの記述があった。ビクトル古賀さんと浦賀の居酒屋で話をしたことも書かれていて、自分も浦賀の居酒屋でビクトル古賀さんと飲んだことがあるので、筆者がとても身近な人に感じられた。
 平氏は、ビクトル古賀さんによるいとも簡単になされる技を自分なりに考察され、一般の人にもコツとして指導されている。相手の首に自分の手を引っかけて、相手を自分の方へ引き寄せる動作は、力では引き寄せられないのだが、引っかけている手の側の脇の下に手のひらを当てるだけで簡単に引き寄せることができると書かれていた。これは、「ボールを投げる時、バットでボールを打つ時、テニスでも卓球でも同じ原理で力が勝手に増える」とのことで、シャドウピッチングやゴルフスイングで試してみたのだが、力の発揮が明らかに違った。人と前腕同士を当ててこちらが押すのに対して抵抗してもらった際に、脇を触っただけで、力感なく相手を崩すことができ驚いた。脇の下を触っていないときには、腕だけの運動になるが、脇の下を触ると體と腕がつながり、體の力が発揮されるとの説明があった。それならば脚も同じだろうと思い、もも上げをする時にももが上がらないよう人に抵抗をしてもらい、自分で股をつかんでももを上げてみたところ、見事に楽に上げれるようになった。走っているときには格好悪いが、両股を手でつかんでジョグしたところ、つかんでいない時と比べ、明らかに楽に走れ、足にしっかりと體幹の重みが乗り、地面反力もしっかりと感じられるようになり、脇で試した以上に驚いた。ぎっくり腰の影響で、接地の度に腰に痛みが出るのだが、股をつかんで走ると全く痛みはない。脚と體幹の連動とはこういうことなのかと実感した。
 さらに応用したくなり、ぎっくり腰だというのに砲丸投げに挑戦。何もしていないときには、體が痛みを発するのだが、投擲前に、右の股を触り、さらに投擲時には、右の脇を触って投擲したとことろ、力感が小さくなり、さらに出力も上がって、放物線が大きくなって驚いた。
 現状では、800mのレースは厳しいが、週末の試合は、砲丸投げであれば出られそうな希望が出てきた。

■2021年5月13日(木曜日)


本日のツバメの卵
 アメリカの小説家F・スコット・フィッツジェラスドが「一流の知性とは、二つの相対立する考えを同時に心に抱きながらしかも正常に機能し続けられる能力である」という言葉を残しているという。「矛盾を矛盾のまま矛盾することなく受け入れる」ということ話していた方がいらっしゃったことを思い出す。白黒をはっきりさせようとする今の世の中では、なかなか受け入れられない考え方なのかもしれない。しかし矛盾を矛盾のまま矛盾なく受け入れられれば対立は生まれない。世の中の平和の実現は、こういう考え方が必要なのかもしれない。

■2021年5月12日(水曜日)


本日のツバメの卵
 横須賀市が今日からまん延防止等重点措置が適用されることとなってしまった。学生たちは、月末に行われる東海大学記録会にエントリーしていたが、参加が認められなくなり、棄権することとなった。大型連休中の日体大記録会は、開催地がまん防地域ということで、参加が認められず、今月行われる予定の関東インカレの標準記録を突破する機会が得られなくなり、標準記録突破にチャレンジできずに終わってしまった。次の大会へのモチベーションは、まん防地域ではない場所で開催される東海大記録会での自己記録更新だったのだが、横須賀市がまん防地域となってしまい、その希望も絶たれることとなった。月末の同じ日に横須賀市選手権へ出場する選手は、夏休み前の最初で最後の試合になる可能性が高く、4年生は最後の試合になってしまうかもしれない。昨年のこの時期は、部の活動ができず、結局一つも試合に出られずに引退となってしまった学生が大勢いたことを考慮すれば、出場の機会が得られた今年の方がまだ良いと言えるのかもしれない。しかしながら、そうではないだろうというもどかしさばかりが頭の中でめぐり、今年の部の活動もスッキリしない感じが続いている。

■2021年5月11日(火曜日)


最初のツバメの卵
 ぎっくり腰になった土曜の夜は、患部に美濃和紙と特殊なセラミックの編み込まれた布をあてて就寝した。翌朝は、想像以上に痛みは緩和し驚いた。昨日も1日中美濃和紙とセラミック入りの布をあてていたが、授業等で動き回るときには、汗をかくのでずっと身につけていることはできなかった。今日は、大学院に通っていた頃に何度か通ったフェルデンクライスメソッドをやってみようと思い、ウェブ検索したところ、音声でATM(Awareness Through Movement)レッスンを聞くことのできるサイト(当時通っていた先生のサイト)を発見し、音声を流しながらATMレッスンを受けた。
 動作自体は何でもないものなのだが、小さな動きをしながら、別の骨の動きを感じたり意識したりすることで、股関節と肋骨や肩甲骨の連動性を体感することができ、起きあがったときには、立った感じが変化し、姿勢が良くなると同時に體が動かしやすくなった。腰痛に直接効いたわけではないが、音声は、いくつかあったので、時間のあるときには全てを体験し、自分では氣がつかなかった體の動きに氣づき自分のボディーマッピングを広げていきたい。

■2021年5月10日(月曜日)


ツバメと巣
 先週からツバメが我が家の駐車場へ入るようになった。2年前の5月末に卵からかえったヒナたちが襲われ、巣が破壊されたままで放置されていたのだが、その巣を補強する形で週末には巣が完成したようだ。夜には2羽のツバメの寝床となっている。
 これから卵を1日1つずつ産み、5〜6個になったところで、卵を温め始めることになる。巣は、車庫に車が入っているときには、カラスが侵入しづらい空間となるのだが、車がないときには、比較的侵入しやすく、2年前に巣が襲われた時にも、車に棒高跳びのポールを乗せていた関係で、車庫に車が入れられず、車がないことをカラスが確認して朝方に襲ったと推察している。今年も、 22日から23日にかけて棒高跳びの棒を車に載せるため車庫を開けることになる。車のある位置に自転車を置き、少しでも入り口となる空間を狭くしなければならない。

■2021年5月9日(日曜日)


サツマイモの苗
 4月末に掘り出したタンポポの根がしっかりと乾燥したので、三男とタンポポコーヒーを作ってみた。ブレンダーを使って、根を粉々にする予定だったが、やってみると、思っていたほど粉々にはならず、粒をすりつぶそうとしたが、上手くすりつぶせず、また粒の中に水分が残っていることがわかった。水分をなくすために、全てをフライパンに入れ煎り、粉になった部分だけを集めてコーヒーフィルターへ入れ、お湯を注いだ。ドリップされた液体は、濃い麦茶のような感じで、匂いは、焦げた匂いだった。味わってみると、濃い麦茶という感じで、コーヒーではなかった。三男は、カフェオレにするといって砂糖と牛乳を追加し飲み、カフェオレになったと言って喜んで飲んでいた。

■2021年5月8日(土曜日)


東京電力
 練習は、500m+300mを2セットだったのだが、ウォーミングアップで、膝の痛みが緩和せず、1セット目は見送り、2セット目からやることにした。座った状態から立ち上がったときに急に腰に激痛が走り、ぎっくり腰となった。骨ストレッチである程度緩和してくれたので、2セット目の500mだけは走ろうと思い、スタートラインに立った。最初の200mは29秒9、次の200mが29秒0、ここまでで手脚が動かなくなり最後の15秒5。トータル1分14秒3で次の300mはスタートしたものの膝が痛くてすぐに中止した。しばらく歩いて、納得のいく練習ができていないので、最後に100mを全力ではしり13秒6。こちらも思った以上に走れなかった。
 練習後、改めてぎっくり腰の激痛が戻ってきた。来週試合を入れているのに、この状況はまずい。今までの経験からすれば、痛みが緩和して走れるようになるには、1週間では短すぎる。痛みの緩和について、ベストを尽くすしかない。

■2021年5月7日(金曜日)


トケイソウ
 東京や大阪など4都府県に出している緊急事態宣言を5月末まで延長することが決まった。そして12日からは、新たに愛知と福岡も加えられるという。しかし、原則無感客だったスポーツなどのイベント制限については、収容人数の50%を上限に最大5000人まで入場できるよう緩和するという。緊急事態宣言は、不要不急の外出を控えるようにという意味合いだと認識していたが、イベントの制限は緩和するということで、矛盾を感じてしまう。
 5月4週目に行われる関東インカレは、緊急事態宣言が解除されることが開催の条件となっていた。どの都県が解除になるかは書かれていない。会場となる相模原市は神奈川県なので、緊急事態宣言は発出されていないが、多くの大学は都内にある。イベントの制限は緩和ということで、学連はどういう方針を出すのか。注視したい。

■2021年5月6日(木曜日)
 氣功の治療院の先生に会い、自分の體の状態をみてもらった。氣が全くない状態で、内臓があまり良い状態ではないとのことで、氣を入れてもらい、何となくしぼんでいた體に張りが戻ってきたような感覚になった。
 普段は都内の治療院で施術をされているのだが、緊急事態宣言が発出されてからは営業を自粛し、まったく収入がないという。予約の電話が来ることもあるが、営業していないためお断りしているという。都からは営業自粛による補償金があるようだが、その金額が、業種によって差別化されて、従業員の数や1日の売上とは関係なく決められているようで、補償金が実情とは合致せず、もどかしい思いをされているようだった。東京都は、緊急事態宣言が延長されるという報道がなされている。宣言を解除すれば、変異ウイルス陽性者はまた増えることとなり、その後はさらに緊急事態宣言というサイクルが待っていて、いっこうに出口が見えない。製薬会社を除き、ほとんどの業種は事業が継続できないのではないかと思えてならない。

■2021年5月5日(水曜日)


くりはま花の国
 大型連休最終日。遠出することなく、近所を出歩く程度だったが、昨日近所の公園は、駐車場が満車になるなど、大勢の人でにぎわっていた。横須賀は観光地ということもあり、市外から大勢の人が入ってきていた可能性は高い。緊急事態でも蔓延防止の地域でもないということで、人が集まりやすい場所だったのかもしれない。子どもたちは宿題とゲーム。妻はPTAの事務作業ということで、それぞれやることがあったので、家族でどこかへ出かけるという感じでもなかったのかもしれないが、普段の休日と同じような過ごし方であっという間に5日間が終わってしまった。

■2021年5月4日(火曜日)


東京電力



水田



葉山牛
 三男と自転車でサイクリングに出かけ、自宅から最も近い田園を見に行った。まだ田植えを下ばかりの田んぼが多く、中には、ちょうど田植えをしている田んぼもあった。山に囲まれた地域で、車の通りの多い大通りからは離れているため、人口の音が少なく、様々な鳥の鳴き声が響き渡り、全く時間の流れの違う空間を満喫できた。田んぼの脇には、葉山牛を飼育している牧場もあり、三男と葉山牛をのんびりと眺めた。
 目の前の葉山牛が人が食べるための肉になるために飼育されていることは三男も理解しているので、こんな目のかわいい牛が「殺されちゃうの?」と言うので、殺されて肉になることを改めて説明するしかなかった。「飼育している人たちはどう思っているのだろう」という質問もあり、かわいがってきた生き物を殺すことになるのだから、飼育している人たちは当然辛いはず、食べる側も命をいただくということをよく理解して、「いただきます」と感謝しておいしくいただくのが礼儀だろうと話した。
 帰りがけにいくつか神社に寄った。ある神社で、三男が突然うれしそうに「回る」と言い出した。そして「浮いてる」との発言もあった。何が回るのか浮いているのかよくわからなかったのだが、聞き返すと、腕が良く回り、體が浮いている感覚になっているというものだった。社務所の入り口より手前に戻ると、腕の回りは悪く、體は重くなるというので、2カ所で違いを感じてみたところ、三男の言うとおりだった。さらに本殿に近づくにつれ、體は軽くなり、腕の回りも良くなった。三男は、何もしなくても空氣の違いを感じることができるようで、以前から感じていくことだが、三男には人にはない能力があり、それがどんどん開花しているように見える。

■2021年5月3日(月曜日)


東京電力
 一昨日の練習はこの半年で最も強度が高かったが、膝が腫れることはなく、昨日もペース走を行い、それでも膝が腫れることはなかったので、今度こそは、継続した練習ができるのではないかと思っていたのだが、昨夜は就寝中に寝返りをうつたびに膝が痛み、朝起きてみると、若干膝が腫れ、歩行にも支障があるレベルになっていた。昨日を振り返ると、午後にバイクを1時間こいだのだが、これが影響しているように思えた。また、骨からしみ出てくるような痛みとなったのだが、以前の腫れよりは規模は小さいので、回復も早いのではないかと期待している。

■2021年5月2日(日曜日)
 練習はペース走。学生たちは8000mを走るとのことで、5000mを完走することを目指し1000mあたり3分40秒ペースのグループについて走った。強烈な南西からの風が吹く中での練習だったため、特に先頭は、ペースを崩しやすく、最初から設定ペースで走ることができなかった。1000mごとのラップは、3分43秒2、3分44秒3、3分42秒3、3分38秒7だった。不完全燃焼という感じだったので、最後に全力で200mを走った。追い風の影響もあり、タイムは26秒6。予想よりは速いタイムだったが、全力がこのタイムだとすると、現状では400mを全力で走っても54秒を切るのは難しいということになる。昔は流して走るタイムだったので、ずいぶん走れない體になってしまったのだなぁと思った。

■2021年5月1日(土曜日)
 練習は、200m+300m+300mを2セット。+の休息はその場で30秒。セット間は15分。
 1セット目は、29秒9、45秒0、46秒5。200mはある程度余力があったが、300mは、2本とも後半失速気味で、走り終わった後に嘔吐して倒れ込んだ。
 2セット目は、スタート前までに呼吸は整わず、32秒0、52秒2、49秒7で、全く800mの練習にはならなかった。
 その後しっかりと休息を取った後、最後に300mを追加で走り、41秒7。残り40mでハムストリングスや臀部に疲労がきて、全く進まなくなり、體が沈みそうになりながらら無理矢理體を動かしてフィニッシュラインまでたどり着いた。どちらかといえば呼吸器系の練習となってしまった。
 膝には痛みのある部位にピンポイントで熱感はあるが腫れはない。このまま腫れなければと思う。



[昔のいずみ]