ヨーロッパ遠征日記

7月1日 初めてのお買い物
 8時30分起床。平田さんとジョックしながら町の探索。歩道とは 別に自転車専用の道があり、子供からお年寄りまでみんなが自転車を利用していた。人と目が 合うと必ず挨拶をしてくれるのでとても気分が良かった。オランダ人がとっても心の広い人たちだと思えて ならなかった日本では人が多すぎて挨拶する気にもならないが、これだけ人がまばらだと挨拶する 気にもなる。なんてすがすがしい朝なんだと思った。走っている途中でマクドナルドを発見して こんな田舎にまで進出しているのかと思い、改めてアメリカのすごさを知った。

 ジョックを1時間 した後、10時に朝食。野菜が全くなく、パンとハムとチーズだけだった。飲み物が3種類 あったが、ヨーグルト味の飲み物はまずかった。

 その後テレビで陸上全米選手権を見て、 碓井さん、平田さんと果物やミネラルウォーターの買い出しに出かけた。歩いて20分くらいで マーケットに着いた。車輪の付いたかごを持っていこうとすると鎖でつながれていて持っていく ことができなかった。よく見るとコインを入れるところがあって、1ギルダーを入れると鎖が とれた。店の中を見回すと、品物がダンボールごとおいてあって、ディスカウントショップの ように見えた。ビニールで包装してある物がなく、ほとんどが紙パックみたいな包装で、これも 環境対策なのかなぁと思った。日本ではお店で買ったのもを持ち帰るのにビニールの袋をくれるが、 こっちではなにもくれないので、買った物は手で持ち帰るしかないようだった。水を探したが、 文字が読めなくて、何となくミネラルウォーターっぽいのがあったので、それを買うことにした。

 物を買う前に腹ごしらえということになり、マーケットの隣の中華料理屋に入った。店員さんは いかにも中国人というお姉さんで、メニューを持ってきてくれたが、オランダの言葉で書かれて いるため全く読めなかった。英語がお姉さんには通じず、メニューはオランダ語と中国語のみで、 何をたのんでいいかわからなかった。碓井さんがひたすらヌードルと言ったところ、お姉さんが メニューを指さして何かを言っているので、それを注文することにした。でもそのメニューを 見ると、広東セットって書いてあるようで、コースメニューだった。ワンタンスープが出て、 シュウマイ、焼きうどんみたいなもの、米・・・とどんどん大皿が出てきて、3人では食べ きれず、ほとんどを残して店を出てきた。でも金額は3人で6000円くらいだったので、意外と 安かった。昼からコテコテな物を食べて、午後から練習ができるのだろうかと不安になった。 マーケットに戻り、水とジュースと果物を買い、3人で何とか宿泊場所まで持ち帰った。

 5時からは近くの陸上競技場で練習をした。メニューは3000m+200m×2。気持ちよく 走り終わったがダウンしているときに両足をつった。結局、練習は気分悪く終了した。この 競技場に来ていた新聞記者が写真を撮りたいというので、全員でコーチの指示を受けている 状況を作り出し、写真を撮られた。とってもやらせくさかった。この写真が明日の新聞に 載るらしい(ほんとかなぁ?)。

 夜は7時30分から夕食をとり、部屋に帰ったら眠くて 9時過ぎには消灯した。
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くつろぎのひととき
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マーケットの様子(水を探す碓井さん)

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