ヨーロッパ遠征日記

7月8日 日本料理店さくら
 6時10分起床。今日も6時30分から朝練。いつもと違う道へ 行き、ゴルフ場を抜け、牧場を越え、森の中に走っていった。たどり着いたところはお墓だった。 たくさん十字架があった。キリストの大きな十字架もあった。森の中で、そこだけに太陽の光が 当たって何とも神秘的だった。

 朝食後は部屋の引っ越しの準備にかかった。今度の試合の招待選手がホテルに泊まるので、 私たちのような選手は隣に建っているランクの下がる部屋に移動しなければならなかった。今 までは一人でツインの部屋を使っていたが、次は今までの半分くらいの広さでツイン。しかも 2人で使わなければならない。一緒の部屋になったのは高橋圭太くん。

 午後の練習は4時から。35分ジョック。昨日かなり追い込んだので、今日は軽めにした。

 練習後は疲れて1時間くらい寝てしまったが、7時からは全員でアーネムの日本料理店へ 行った。この店の名前は”SAKURA”。店員はみんな、アジア系の人ばかり。でも日本人は見かけ なかった。久々に箸を使って食事した。寿司なんて普段も食べないので、貴重だった。目の前の 鉄板で、店員が肉や野菜を焼いてくれた。塩やコショウをかけるときに、その容器をぐるぐる 回したり、背中の方から前に持ってきたりして、まるで映画「カクテル」を連想させるような、 パフォーマンスだった。食事の最後にはお茶(緑茶)も出てきた。緑茶を味わう自分を日本人だ なぁと思った。

 店を出ると、店に入った頃よりも、外は人が増えていた。もう10時なのに、、まだこれから 人が増えそうな感じだった。帰りのタクシーは、120kmのメーターを振り切るスピードで 飛ばし、2分くらいでホテルの近くまで帰ってきた。ホントに事故ったら死ぬと思った。
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日本料理店さくら
食事中(13KB)

店内の様子

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