ヨーロッパ遠征日記

7月18日 湖でボートを漕ぐ
 7時10分起床。隣に寝ている小池君はアラームが3回なっても 起きない。昨日もこんなふうにして寝坊したんだろうなと思った。朝練は30分ジョック。普通の 道路を走っていても起伏があり、かなり疲れる。太陽の光が湖に反射してまぶしかった。朝から 大自然と向き合って感動。

 朝食後、全体ミーティングがあり、そのあと、平田さんとこれから1週間の練習計画を立てた。 そのままずっとしゃべっているうちに11時半を過ぎた。1時間くらい部屋でゆっくりして昼食を 食べに行った。

 昼食後、佐藤君がボートを漕ぎに行こうと言いだして、和泉、小池、高橋、佐藤の4人で ボートを漕ぎに行った。2隻のボートを借りて湖の向こう岸まで漕いだりしながら1時間 楽しんだ。これだけ楽しめて1隻10マルカ(日本円で300円はかかってない)。なかなか よかった。この調子で明日はテニスでもやろうかと思った。

 午後の練習は水泳にする予定だったので、泳ぐ準備をして、フロントへ行くと、今日はプールが 使えないから、明日にしてくれと言われた。今日は走るつもりはなかったのに、結局走ることに なった。クロスカントリーのコースがあったのでそこをジョックした。10kmくらいは走ろう と思っていたので、10kmのコースへ行こうと思ったが、帰ってこれないといけないので、 5kmを2周することにした。コースは坂ばかりで、どう考えても走る場所ではないと思った。 その坂も尋常ではない。登山をしているのではないかと思うような坂があり、歩いて上ったり もした。5kmのコースなのに30分かかってもゴールにたどり着けなかった。息は上がるし、 足はパンパンになるし、水泳もできなかったこともあり、最悪の練習だった。

 夕食後は被災ぶりに情報処理試験の勉強。応接室のようなところでやった。勉強を始めて45分 くらいしたら、フィンランド人の家族が入ってきて、テレビをつけたために中断。一緒にスポーツ ニュースを見た。陸上競技はもちろん他のマイナースポーツについても放送されていた。 オリエンテーリングはとても過酷なスポーツだということがわかった。もう一つ印象にあるのが、 マッケンローの出ている試合が、映っていたことだった。随分年をとっていた。かなり白髪だった。 しかし、相手に対し背中を見せるようなあの独特のサーブはまだ健在だった。

小池と佐藤(8KB)

小池&佐藤
和泉(9KB)

まわりは大自然

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