ヨーロッパ遠征日記

  
7月30日 ヘルシンキへ移動
 7時20分起床。今日は雲一つない朝。本当に清々しい。朝練は 気持ちよく30分ジョック。

 午前中はウドワードにメールを書いた。彼はローマ字で書いてくれれば大丈夫だと言っていたが、 やっぱり英語で書いた。ちょっとした文章なのに時間がかかった。気がつくと11時を過ぎている。 今日はヘルシンキに移動なのに、まだ何も準備をしていない。

   メールを書き終えて、すぐに片づけに かかる。サンダルを買ったり、佐藤くんからアップシューズをもらったり、野田くんからジャージを もらったりしたので、荷物が増えている。果たしてスーツケースと手持ちのバックの中に全て 入るのだろうか?と考えながら荷物を積めていった。なんとかなった。しかし、帰りに買う予定の おみやげを入れるスペースはない。とりあえずそれは帰るときになってから考えることにした。

 昼食後、時間がちょっとあったのでラッセの部屋へ行きHPのアップロードとメールチェックを した。部屋に行くついでにラッセにお別れを言ってこようと思っていたのに、彼はは部屋をしめて おいてと言い残し、部屋から出ていってしまった。時計を見ると1時55分。2時出発だったので 急いでみんなの所へ戻った。

 ヘルシンキへは、平田さんの運転するレンタカーとタクシー1台。平田さんの運転する車は どうも苦手で、いつも酔いそうになる。また今回も酔った。タクシーのほうは今日泊まるはずの ホテルからそれて、違うホテルに行き、荷物を下ろしてしまったそうで、平田さんがあとから 迎えに行った。

 夕食はフリーだったので、空港内のレストランで食べようと思っていたが、あまりなくて、結局 空港から20kmくらい離れたヘルシンキまで行くことにした。バスに乗っていくことにしたが、 どのバスに乗ればいいのかわからず、インフォメーションへ。そこのお姉さんは早口で、内容の ほとんどがわからなかったが、最後に1番乗り場と言うのが聞こえて、なんとかバスには乗れた。

 ヘルシンキへ着くと、まずオリンピックスタジアムへ向かった。まわりをぐるっと回って、 入り口を発見し、中を見るのにお金がいるのかどうか聞いてみると、無料という。でも展望台に 上るならお金がいるらしかった。展望台があるなら行かないわけにはいかない。展望台に上って みるとヘルシンキの町が360度見渡せた。ここまで来てよかったと思った。その後、駅の近くを うろうろして、レストランに入って夕食。しかしこれだけで腹が満たされず、もう1件でも食べて 帰ってきた。

 部屋につくとすぐにテレビをつけ、ストックホルムのグランプリ観戦。G1グランプリだけ あって出ている選手はビックネームばかり。10000mは世界記録を出すためのレースで、 5000mの通過予定も日本記録より速いらしい。そのレースに高岡さんと瀬戸くんが出る。

 レースは何人ものラビットが順番で引っ張っていき、5000m通過が13分14秒。ここから 世界記録を作るつもりのテルガトがひとりになってしまい、こりゃだめだろうなという雰囲気に なった。結局テルガトは27分かかってゴールした。優勝したけど嬉しそうじゃなかった。きっと ラビットが予定通りに行ってくれなかったのだと思った。日本選手はどうだったかというと、 結果の字幕を見てびっくり。テレビには全然映っていなかったけど、高岡さんが4位、瀬戸くんは 14位、と表示されていた(実際には5位と15位だったようだ)。これで瀬戸くんはやっと 帰国。お疲れさまでした。高岡さんは世界選手権まで頑張ってください。
オリンピックスタジアム(8KB)

オリンピックスタジアム前
国会議事堂前(12KB)

国会議事堂前

本日の食事&その他の写真 遠征日記もくじへ