朝5時に朝霞駐屯地を出発し、成田に着いたのが6時半。飛行機の
離陸は10時過ぎなので、どう考えても早すぎる。ちょっと張り切り過ぎなのではないかと思う。
10時10分に成田を発ち、フランクフルトまで約11時間のフライト。機内では食事が2回と
暇さえあれば、飲み物かお菓子が出てくる。映画を3本上映。「トーマス クラウン アフェア」
と日本で始まったばかりの「ハリケーン」を見た。「ハリケーン」だけは吹き替えがなく、
英語での上映だったので、雰囲気や大筋だけしかわからなくて、楽しめなかった。
フランクフルトで1時間くらい待って乗り継ぎ、コペンハーゲンへ向かった。コペンハーゲンに
着くと夕方になっていた。日本ではもう次の日になっている。我が社ではとっくに消灯時間を
過ぎている。眠いのも当たり前だ。しかし、こちらの時間にあわせるともう一回食事がある。
コペンハーゲンに着いたときの気温は約16度。けっこう寒い。風も吹いていたのでよけいに
寒く感じた。
ホテルは空港の近くにある「FIRST HOTEL DAN」。四ツ星だと聞いていて、その通り見た目は
悪くなかった。しかし、エレベーターのボタンを押しても全くいうことを聞かない。気まぐれで
動くようだ。部屋に入るとテレビがついていた。「Welcome」とか書いてあって、リモコンのボタン
を押せとも書いてある。しかしリモコンがない。その上、あるはずの冷蔵庫もなく、その位置に
冷蔵庫に入っていたはずの飲み物などが置いてある。部屋の壁は片方が全て鏡ばりになっている。
なんかあやしい。ユニットバスのほうも見てみると、バスタブはなくシャワーのみ。自分の部屋は
エレベーターの隣の部屋のため、エレベーターの動く音がずっと聞こえている。他の部屋には
リモコンも冷蔵庫もあり、自分だけがはずれだったようだ。
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