朝の気温は18度。オランダと比べると温かい。そこで
Tシャツとランニングパンツで外に出たら、やっぱり寒かった。他の人たちはウィンドブレーカー
を着ていた。朝練は町の方へ行った。ここにも立派な教会があった。
宿泊しているところの食事が朝と昼を兼ねていて、1日2食しか出ない。そのため昼は
町へ行って食事をすることになった。12時半に町のスーパーに集合だったので、それまで
部屋にいた。気が付くと寝てしまい、時計を見たら12時10分。町まで30分は歩くという
のに・・・。宿舎の外に出ると、他にも寝坊した人が3人いた。
最初は遅れてもいいかぁといいながらゆっくり歩いていたが、途中から小走りになって、
なんとか5分遅れくらいで現地に着いた。そうしたらスタッフはすでに食事をしていた。
食事をするレストランにはお婆さんのウェイトレスが1人だけで、彼女には英語が通じない。
「イングリッシュ」という言葉すら通用しない。渡されたのはフィンランド語のメニュー。
何が書いてあるのかわからない。なんとなくパスタとピザだけはわかる。飲み物の注文を
聞きに来られて「オレンジ」と言ったらこれがまた通用しない。スプライトとコーラはわかって
もらえるみたいで、結局スプライトを注文した。
スタッフは英語のメニューで注文したらしく、こちらに英語のメニューをまわしてもらった。
食べ物を注文するときに英語のメニューを見ながら、指を指してウェイトレスに注文すると
英語が分からないはずなのに、うなずいている。聞けないけど読めるのか?とりあえず注文できた。
食事の後はちょっと町を探索。朝練で見た教会に入ってみた。中ではピアノとバイオリンの演奏
をしていた。入り口に1人の女性がいて、今日の午後結婚式があるのでその練習をしているのだ
と教えてくれた。そこでちょっと腰掛けて演奏に聴き入った。日本みたいにお金のかかるような
結婚式ではない。でも心がこもっているように見える。
夕方からは競技場で最終調整。300mを37秒1で1本。あまりよくない。気にしても
仕方ない。走れるかどうかは走ってみないとわからない。
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