ヨーロッパ遠征日記2000

7月17日 タンペレ(フィンランド)へ移動
 ラッピンラハティ出発が1時なので、それまではゆっくり できた。勉強したり、朝寝したり、出発準備をしたり・・・

 朝と昼が兼用になっている食事のため、朝を食べてしまった自分には昼食がなかった。そこで 共用の冷蔵庫に入れておいたバナナを食べるつもりで冷蔵庫を開けてみると、バナナの数が 少なくなっている。また取られた。昨日はペットボトルごと水を取られ、試合に持っていけ なかった。山口(NEC)は乾燥機に入れておいた靴下が2セットも取られている。外国は油断 できん。常に取られることを想定しておかないといけない。

 1時になり宿舎の外に出ると、かなりの数の選手が車を待っていた。そして順番に、迎えに 来た車やタクシーに乗って空港か駅に向かった。自分たちは一番最後で、大きなタクシーが 1台来ていたが、スーツケースが大きすぎて人が乗り切らなくなった。そこで乗せられるだけの 荷物と人をのせて、残りは別のタクシーで行くことになった。しかし残った人数は6名で、 次ぎに迎えに来た車も3人しか乗れず、自分を含めた3人は残って次の迎えを待つことになった。

 やっと迎えが来て町を出ようとしたときにドライバーに電話が入り、まだ別の宿舎に迎えを 待っている人がいることがわかった。すぐに車はその宿舎へ向かった。そしてロシア人の女性が 2人待っていた。2人とも自分たちより身体が大きい。どう考えてもドライバーを含めて6人も 乗るはずがないのに、飛行機の時間に間に合わないので、無理矢理車に乗り込んできた。人間 やればできるという感じだった。

 途中でロシアの人たちは別の車に乗り換えることができ、2台で空港へ向かった。約60km の道のりをたった25分で走り抜いた。速かった。初めは飛行機に間に合わないかもしれないと 思ったが、十分時間があった。

 クオウピオの空港からからヘルシンキを経由して、タンペレへ向かった。こちらの飛行機は だいたい時間通り飛ばない。出発時刻が遅れることがほとんどだった。飛行機に乗った時間は だいたい1時間半くらいだったが、待ち時間が多く、移動に5時間ほどかかった。

 タンペレは大きな町で、今度は普通のホテルに泊まることが出来た。この4日間電話がなくて メールチェックが出来なかったので、さっそく部屋の電話をパソコンにつないで、接続を試みた が、外線が使えない。何度やってもつながらないので、受付に聞いてみると、電話のかけ方を 教えてくれた。そんなことはわかってるし、その通りやっているのにつながらない。どうしても パソコンをつなぎたいと言ったら、パソコンはつながないでくれとわけの分からないことを 言われた。電話ならテレホンカードを買って公衆電話を使えばいいと言われる始末。そして どこかが壊れているから明日には直すとも言われた。結局今日は接続できず。他の部屋でも 同じような状況だったが、なぜか大川さんの部屋だけが難なくつながった。

 夕食前に軽く走り、夕食はホテルの近くで中華料理。北京ダックを注文したが、想像していた 北京ダックが出てこなくてがっがりした。

ロシア(6KB)

前席に3人乗ってます(右の2人がロシア人)
森(4KB)

お疲れの森

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