ヨーロッパ遠征日記2000

7月18日 タンペレ観光
 朝練はフリーで主練習は午後5時から。それまでは時間がある ので、観光に出かけた。

 先ずはフィンランドのお金を持っていなかったので、ホテルで両替をしようとした。しかし ホテルでは両替できないと言われ、両替できるところを教えてもらった。自分たちより先に タンペレ入りしていた松長(中電工)は、ホテルで両替できたと言っていた。なぜ今回は両替 出来ないのか?よくわからない。昨日電話のことで文句を言ったからか?とりあえず、指示 されたとおりに両替所へ行き、両替した。

 まずはハメ博物館へ行った。よくわからない博物館だが、近くにあったので行ってみたら、 物置みたいになっていて、中に入れない。入り口には張り紙が貼ってあって、もうやっていない ようなことが書いてあった。いきなり観光案内に騙された。

 次はムーミン谷。タンペレ市立図書館の下にあるムーミンの博物館。トゥーベ・ヤンソンの 原画、ムーミンの家、ミニチュア人形などが飾ってあった。ここには日本語の解説書もあった。

 ムーミン谷の隣には宝石と石博物館があり、ここにも入場料は20マルカと日本語で書いて あった。入ってみると受付のおばちゃんは電話に夢中で自分たちが入ったことに気が付いて くれない。仕方ないので見終わったときに払うことにして、中を見て回った。フィンランドは いろいろな鉱物があるみたいだった。水晶の結晶などはかなり大きくきれいだった。全部見 終わって、土産を見ているうちにおばちゃんは受付から席を外してしまった。博物館内にいるのは 自分たちだけ。どうなっているのか?結局そのまま出てきた。

 午前中の最後はレーニン博物館。入場場はやっぱり20マルカだったが、受付のおばちゃんが 勝手に学生にしてくれて半額になった。中身はもちろんレーニンの資料ばかりで、なぜか日本語 版の説明があったが、長ったらしくて読む気にならず、ぐるっと5分くらいで回って出てきた。

 午後はタンペレの町が一望できるサルカンニエミのナシンネウラ・タワーへ行った。タワーの 高さは168メートル。展望台はだいたい110mらしい。ここは360度見渡せて、最高だった。 タワーが倒れたらどうなるんだろう?と松長だけが怖がっていた。

 タワーを降りたところに水族館らしいものがあった。お金がかかりそうだったが、ここでも また、受付をする人がいなかったので勝手に入って楽しんだ。熱帯魚やフィンランドの魚、日本の 錦鯉、なぜかイグアナもいた。

 1日中歩き回って、練習する前にすでに足が張っていた。ホテルに戻ってから練習までは、疲れて 自然と寝ていた。練習は試合会場で行った。フィニッシュラインを越えても直線が続く、ちょっと 変わったトラックだったが、見た目は普通のトラックに見えた。たぶん直線が普通よりは長く、 カーブがきついはずだ。

 ホテルで夕食が出たが、少なすぎたので、外にまた食べに行った。店を探しに行ったが、お酒を 飲むところばかりで、なかなか見つからず、結局ピザ屋に入って、ピザを食べた。試合の前日とは 思えない食事だった。

レーニン(5KB)

レーニン像の前で
展望タワー(9KB)

展望タワー(左から森、和泉、松長)

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