昨日はレースが終わり、食事をしてホテルに帰ったときには
日付が変わっていた。出発の準備をして寝たのが2時。起きたのは6時半過ぎ。眠くて仕方ない。
ホテルからタクシーで空港まで行き、すぐにチェックイン。搭乗までに1時間以上あったので
ずっと寝ていた。タンペレ-ストックホルム間はずっと寝ていた。機内食を食べられなかったのが
心残り。
ストックホルムでフランクフルト行きの飛行機に乗り換えのため3時間待ち。お腹が減って
きたが、スウェーデンの通貨を持っていなかったので、何も買えず我慢した。クレジットカード
は持っていたが、後から請求が来て、勝手にお金がひかれるのがいやで、基本は現金に決めて
いる。
ストックホルム-フランクフルト-ブダペスト間はルフトハンザドイツ航空。シートのスペース
は広く、機内食もまともで、さすが世界の翼と自負する会社だと思った。
ブダペストに到着後は迎えの車が来なくて、空港で待ちぼうけ。迎えの車が来たので、車のある
ところへいくと、何と大型バス。自分たちを乗せて出発し、貸し切り状態だと喜んだのもつかの間、
ぐるっと回って、隣の出口のあるところへまた駐車した。ここでまた待たされた。どうやら他の
選手も待つらしい。
30分くらい待つと、続々と選手が出口から出てきた。投擲の選手っぽい人たちばかりで
バスのシートが狭そうだった。そしてみんな乗り込んで出発かと思いきや、まだ待っている。
待ちくたびれて、隣の外人になぜ待っているのかと聞いてみると、いっしょに来た選手が、入国
審査で引っかかってなかなか出られないと教えてくれた。まだ当分かかりそうだ。
入国審査で引っかかったのは、トリニダードトバコの選手達だった。彼らがバスに乗り込むと
バスはホテルへ向かって走り出した。
バスがホテルに到着し降りると、久しぶりに見る顔があった。一昨年までは体育学校で
近代五種の選手をしていた山本くん(通称やまけん)。彼は自衛隊を辞め、今は1人でハンガリー
に来て、フェンシングの修行をしている。彼といっしょに、彼のコーチで昨年は体育学校でも
コーチをしていたカイザーさんもいた。久しぶりに会って思わず抱きあってしまった。
夕食後はやまけんの案内でホテルから歩いて行ける観光スポットへつれていってもらった。
英雄広場ではハンガリーを治めていた歴代の王様の像がズラッと並んで、ライトアップされていた。
夜の11時だというのに、この広場では子供が遊んでいた。どうなっているんだ!!
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