ヨーロッパ遠征日記２０００
| ７月３１日 ムーミン谷へ行く | |
| 昨日届かなかった森のバッゲージは朝の１０時になっても
届かず。夜の便では届くからということで、夜の１０時まで待つことになった。 午前中は走ろうと思っていたが、昨日からまた腰痛になり、どうしようかなぁと迷っていた ところ、大雨が降ってきたのでやっぱり走らないことに決定。 昼頃に雨はやみ、また晴れてきた。こちらの天気は中途半端なことがなく、はっきりしている。 午後からは、ここカーリナから約３０ｋｍくらい離れたナーンタリにあるムーミンワールドへ。 朝のうちにインフォメーションカウンターへ行き、英語のままならないおばちゃんと格闘の末、 カーリナからムーミンワールドへの行き方を聞き出しておいた。自分が小さい頃の白人というと、 誰でもアメリカ人。その白人が英語をあまり話せず、フィンランド語は出来ないのか？と 聞いてきて、こちらが英語しか分からないと答えたときのおばちゃんの困った顔。ちょっと快感。 置いてあるバスの時刻表やパンフレットは全てフィンランド語。自分には全くわからない。 でもおばちゃんはあきらめず、知っている英語で一生懸命教えてくれた。快感なんて思って ごめんよ、おばちゃん。 おばちゃんにもらった時刻表通りバスは来て、先ずはフィンランド第３の都市トゥルクへ 到着。ここからナーンタリ行きのバスに乗り換えなければならないが、どのバスに乗ればいいのか わからない。「地球の歩き方」には１番のバスに乗ればいいと書いてあるが、１番はどう見ても ヘルシンキ行き。絶対違う。森と２人でいろいろさがしてみたが見つからず、たまたま停車していた バスの運転手に聞いた。彼もフィンランド語だったが、彼の身振り手振りで、どうすればいいか なんとかわかった。 ナーンタリ行きのバスが来るといわれたバス停に行くと、兄ちゃんが１人バスを待っていた。 ナーンタリに行くのか？と聞くと、空港に向かうと言う。ナーンタリは行きはどこ？と聞くと わからないと言われた。バスの運ちゃんが間違えたのか？と思ったその時、空港行きと、 ナーンタリ行きのバスが同時にやってきた。これで一安心。 ナーンタリに着き、あとはムーミンワールドへ行くだけ。旧市街などを歩きながら、先ずは ムーミン博物館へ行った。ここは、テレビの録画スタジオのようだった。「おかあさんといっしょ」 とか「ピンポンパン（知っている人は少ないかなぁ）」みたいな番組をフィンランドでも 放送しているのだろう。そういう感じのスタジオだった。まったく博物館ではなくてガッカリした。 タンペレのムーミン博物館の方を本物の博物館と呼びたい。 そしていよいよムーミン谷がまるごとあるという島へ渡った。チケット売場にはミーの格好を したおねぇさんがいて、チケットを売ってくれ、警官の格好をした兄さんがチェック。無理矢理 ムーミンの世界にしている。ムーミン谷へ足を踏みいれるとさっそくスナフキンの格好をした人が いた。このスナフキンもかなり無理がある。 ムーミン谷には約３０の施設というか見るべきところがあり、数字の順に回っていけば一通り 見られた。でもムーミンのことをよく知っていないと、それが何を意味しているのかわからない。 いろいろな登場人物の家などが多かった。スナフキンのキャンプは実にボロかった。 まわっている途中でまた大雨が降ってきて、２０分くらい雨宿りすると、また晴れてきた。 ムーミンも雨で足が汚れないようにカバーを付けていた。ムーミンと握手したが、もちろん人間 の手。でもさわり心地が実にいい。枕にしたい。 その後、ムーミンパパとムーミンママも現れ、まさにムーミンの世界。でも自分としては、 警官の格好をしたおねぇさんが一番よかったかも。周りは子供連れの家族ばかり。自分たちが 子供に交じってムーミンと写真を撮るのは少々恥ずかしかったが、外国だからそんなのお構いなし。 たまに 日本人の老夫婦などがいて、なんか笑えてきた。どこにでも日本人はいるもんだなぁと 思った。 最後にムーミンショップ。売っているものは全てムーミングッツ。値段を日本円に直すのが 面倒だったので考えなかったけど、けっこう高いのではないかと思った。森はここに来るために 大量に両替し、大量にお土産を買っていた。 帰りはバスで来た道をそのまま戻るだけ。今度は問題なくカーリナまで戻れた。 ホテルに帰ってきて夕食後、森は自分の荷物が届くのを待っていたが、夜１０時をまわっても 来ない。また航空会社に問い合わせたところ、届いていないということだった。たぶん ストックホルムにあるだろうと言われたらしい。でも森の話しではロンドンじゃねぇかなぁと いうことだった。結局今日もバッゲージは手元に来なかった。また明日来るのを願うしかない。 明後日は試合。どうなることやら。頑張れ森！！ |
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